EclipseでのGUIアプリ開発事情Javaは標準でSwingというGUIアプリケーションのためのAPIが提供されている。しかし、Javaの標準的な統合開発環境であるEclipseにはSwing向けのGUIデザイナが搭載されておらず、サードパーティ製のプラグイン(本連載第15回を参照)にもこれまではオープンソースのものは存在しなかった。これに対し、Eclipseと並ぶオープンソースのJava IDEであるNetBeansにはMatisseと呼ばれる強力なGUIデザイナが搭載されており、Swingアプリケーションの開発はEclipseの大きな弱点の1つとなっていた。 今回紹介するVisual Swing for EclipseはSwing向けのGUIデザイナを提供するオープンソースのEclipseプラグインだ。 Visual Swing for Eclipseのインストール Visual
コードを変更することなく、起動中のJavaアプリケーションに関するさまざまなトレース情報を取得できる「BTrace」が、Sun Micro-sys-temsのA. Sundararajan氏らによって開発されています。 Solaris 10やMac OS X 10.5にて利用でき、起動プログラムのシステムコールなどを取得できる「DTrace」という技術があります。BTraceは、DTraceのJavaアプリケーションに特化したバージョンといったところでしょう。 BTraceの「B」はBytecodeのことで、Bytecode Instrumentation(バイトコード操作)を使って動的にプローブ(計測ポイント)を仕込みます。ちなみに、バイトコード操作にはASMを使っています。 BTraceはJava 6以上の環境で動作します。jpsコマンドにて起動中のJavaアプリケーションのプロセスI
オープンソースプロジェクトのサポートを事業とする米OpenLogicは12月22日(米国時間)、オープンソースのアプリケーションサーバーに関する調査を発表した。アプリケーションサーバー分野においてオープンソースへの移行は進んでいるが、堅牢性やパフォーマンス、サポートへの懸念が挙がったという。 OpenLogicが12月11日に行ったオープンソースのアプリケーションサーバーに関するWebセミナーでのアンケート調査を集計したもの。それによると、「オープンソースのアプリケーションサーバーに移行済み」と回答した企業は33%、「検討中」は19%、「計画中」は11%だった。現在利用中・利用を検討中のオープンソースアプリケーションサーバーは、「Tomcat」が37%で最多、次いで、「JBoss」(26%)、「GlassFish」(18%)、「Geronimo」(4%)となった。 オープンソースを選択する

ここ数日「MySQL + Connector/J(JDBCドライバ) + プリペアードステートメント」の話題がちらほら出ています。正確に把握はしていないですがSQLインジェクション対策→PreparedStatementという流れできた話のようです。 徳丸浩の日記 -JavaとMySQLの組み合わせでUnicodeのU+00A5を用いたSQLインジェクションの可能性 へぼへぼCTO日記 - useServerPrepStmtsを使うのが根本解決だとはおもう。けど…? id:kazuhookuのメモ置き場 -MySQL+Java でサーバサイドプリペアードステートメントを使うべきで「ない」理由 自分は元Connector/J開発メンバ(※インターン生として)でもありとても気になる話題なので、Connector/Jのソース解析も含めた説明をここで行いたいと思う。 プリペアードステートメント

JavaFXが米国時間12月4日にリリースされた。米ZDNet.comはこの日、Sun Microsystemsの最高経営責任者(CEO)であるJonathan Schwartz氏にインタビューを行い、JavaFXやFlash、Javaの将来に関する同氏の思いを語ってもらった。 ――SunがJavaFXを開発した理由を教えてください。 大局的に見ると、われわれがFXプラットフォームを開発することになった本当の理由は3つあると考えています。まず第1に、私が話をしたことのある企業にとっては明白なことなのですが、ブラウザというものが敵対的な環境になっているという点を挙げることができます。MicrosoftがWindowsのデフォルトブラウザ設定をコントロールすることでInternet Explorerの普及を推し進めていることは明らかですし、GoogleはChromeの提供に加えて、Firefo

はてなダイアリーに移動Java屋さんとC#屋さんの両方向け。Java屋さんは「へー、LINQってこういうことなのね」と思ってくれれば。C#屋さんは「へー、ORMっていろいろあるんだね」と思ってくれれば。 (追記)CayenneとActiveObjectsを入れておけばよかったかな。 Criteriaクラスを使う (Torque) Torqueの場合、問い合わせは各エンティティのPeerクラスに対して行う。Criteriaクラスで条件指定。Criteria.CUSTOMを使えば条件部を文字列で書ける。あと、Criteriaを使ってJOINもできる。 ただ、いわゆる「流れるようなインターフェース」ではないので、コードが少々めんどくさい。 Criteria criteria = new Criteria(); criteria.add(EmpPeer.EMPNO, (Object)"9
サンフランシスコで開催されたJavaOne 2008が終わってから半年、この間、Sun Microsystemsから聞こえてくるニュースは、正直、さびしいものが多かった。「Don't be shy!」の名セリフでJavaOneを盛り上げてきたJohn Gage氏が同社を去り、そしてJavaをはじめとする同社のソフトウェアビジネスを統括していたRichGreen氏までもが同社を後にした。金融機関に多くの大口顧客をもつSunは、世界的金融不況の影響をもろに受け、全世界規模での人員削減を発表している。決算の数字も正直、痛々しい。 そんな厳しい状況にある中、12月2日 - 3日、東京・六本木ミッドタウンにて開催されたユーザカンファレンス「SunTech Days 2008 in Tokyo」(主催: サン・マイクロシステムズ)では、"Javaの父"としてその名をはせるJamesGosling
スレッドダンプの森で覚えた死のロックへの違和感:現場から学ぶWebアプリ開発のトラブルハック(11)(1/3 ページ)本連載は、現場でのエンジニアの経験から得られた、APサーバをベースとしたWebアプリ開発における注意点やノウハウについて解説するハック集である。現在起きているトラブルの解決や、今後の開発の参考として大いに活用していただきたい。(編集部) スレッドダンプはトラブルハックに非常に有効Javaを用いたシステムで発生したトラブルを解析する際、スレッドダンプは非常に有効な手掛かりを指し示してくれる。 例えば、連載第3回の「【実録ドキュメント】そのログ本当に必要ですか?」ではログ出力がボトルネックとなったトラブルを、解析ツールを用いたスレッドダンプ解析により発見している。また、連載第10回の「ThreadとHashMapに潜む無限回廊は実に面白い?」では、レースコンディション(競合

MapReduceのJava実装Apache Hadoopを使ってみた:いま再注目の分散処理技術(後編)(1/3 ページ) 最近注目を浴びている分散処理技術「MapReduce」の利点をサンプルからアルゴリズムレベルで理解し、昔からあるJava関連の分散処理技術を見直す特集企画(編集部) Apache Hadoopプロジェクトとは何か?本特集では、いま再注目の分散処理技術についていろいろと紹介してきました。前編の「GoogleのMapReduceアルゴリズムをJavaで理解する」では、分散処理技術で最近注目を浴びているものとして、グーグルのMapReduceアルゴリズムを紹介し、中編の「イロイロな分散処理技術とイマドキのWebサービス」では、MapReduceに至るまでのさまざまな分散処理技術やWebサービスについて紹介しました。 そのMapReduceアルゴリズムをJavaで実装したも

Google Web Toolkit - Faster AJAX than you'd write by hand The GWT TeamからGWT (Google Web Toolkit)の最新版となるGWT 1.5が公開された。ひとつ前のバージョンとなるGWT 1.4がリリースされたのが2007年8月28日(米国時間)であることから、丸一年経ってのアップグレードとなった。1.4から1.5へのアップグレードだが、GWTを採用しているデベロッパにとってきわめて重要なリリース。GWTを採用している場合にはアップグレードの検討を、Javaを使ったAjaxアプリケーション開発を実施したい場合には採用を検討したいバージョンだ。 GWT 1.5の主な特徴は次のとおり。Java 5機能のサポート - Generic、アノテーション、foreach繰り返し構文、複数引数、列挙型、オートボクシング、s
Hadoop + Luceneで分散インデクシング 2008-08-27 (Wed) 1:07 Hadoop Hadoop (0.17系) + Lucene (2.3系) で検索用インデックスを分散インデクシングするコードを公開してみます。HDDに眠らせてるのはちょっともったいない。 いきなりソースコード。 packagenet.kzk9; importjava.io.*; importjava.util.*; import org.apache.hadoop.conf.*; import org.apache.hadoop.fs.*; import org.apache.hadoop.io.*; import org.apache.hadoop.mapred.*; import org.apache.hadoop.util.*; import org.apache.lucene.i
Sun,Solaris/Linux向けAMPスタックを公開,Java System Web Server/ProxyをOSS化 米Sun Microsystemsは,SolarisおよびLinux向けオープンソースWebアプリケーション基盤ソフトウエア・スタック「Sun Web Stack」の無償ダウンロード提供をWebサイトで開始した。また,Webサーバー「SunJava System Web Server 7.0」とプロキシ・サーバー「SunJava System Web Proxy」の中核コンポーネントをオープンソース・ソフトウエア(OSS)化すると発表した。 Sun Web Stackは,「AMP」と総称されるWebサーバー「Apache」,データベース「MySQL」,スクリプト言語環境「PHP」「Perl」に加え,Javaアプレット用エンジン「Apache Tomcat Se



概要 jconsoleでWindowsPC からLinux サーバ上で稼動している Tomcat サーバに対して接続し、リソース使用状態を監視する方法についてまとめた。 このjconsole、「接続しようとしても接続できない」という問題に結構出会う。 しかも「何が問題か」を教えてくれない。 以前にもこの現象に出会って時間を取られてしまったにもかかわらず、メモを残していなかったので、また調査するはめに...orz 無駄な時間を今後費やすことがないよう、自分が出会ったトラブルについてまとめた。 jconsoleとは Sun JDK 6 の中には、コンパイラjavac の他にも、いくつか役に立つツールが含まれている。 jconsole は、Java プログラムに対し、次のような情報を得ることができる。 パフォーマンス情報 メモリの使用状態 稼働中のスレッドに関する情報 JMX
Javaアプリケーションを実行するために必要なランタイム。最近ではぼぼ全てのマシンにインストールされているだろう。JavaRaは、普通にバージョンアップなどを繰り返しているとマシン内に残る、Javaランタイムのゴミを消す小粒ツールだ。Javaのランタイムをインストールして普通にバージョンアップを行っている場合、マシン内には、既に使わなくなった古いバージョンのランタイムが残されている。旧バージョンランタイムのファイルやレジストリ値など、ランタイム周りの不要ファイル/レジストリを消すための小粒ツールが「JavaRa」。いわゆる汎用的なお掃除ツールを使っていても残っている可能性が高いゴミなので、キレイ好きな人やHDD容量にあまり余裕がない人は試してみよう。100MB程度の空き容量を確保できる、場合もあるぞ。 「C:\Program Files\Java」がJavaランタイム周りのファイル。編集
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