北京五輪開会式で流れた歌声の主、7歳の楊沛宜ちゃん(写真)。ところが実際の開会式に姿を現したのは9歳の林妙可ちゃんだった=中国中央電視台テレビ番組より(AP) 【ニューヨーク=長戸雅子】北京五輪開会式で中国国旗が五輪メーン会場の国家体育場(愛称・鳥の巣)に入る際、9歳の少女が革命歌曲を歌う場面が7歳の少女が歌った“口パク”だったことが分かり、12日の米メディアは「五輪開会式の制作スタッフが式典を完璧(かんぺき)なものにしようとする中国共産党上層部の圧力に屈した」などと批判する報道を展開した。 AP通信は、実際に歌った楊沛宜さんがぽちゃっとした顔立ちで歯並びもよくなかったことから「開会式にふさわしいほどの容姿ではない」と判断され、歌う様子を演じた林妙可さんは逆に声が完璧でないとされた。このため、共産党の最高レベルの幹部がリハーサルの最終段階で「口パク」を決めたと報じ、「見た目を気にする中国が
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