宮城県の村井嘉浩知事は27日の定例記者会見で「県として第三者的な立場で選挙のファクトチェックができるかを検討するよう(幹部会で)指示した」と述べた。26日投開票され6選を果たした知事選でも交流サイト(SNS)上で村井氏らのデマや真偽不明の情報が拡散され「個人の事務所では対応できない」と実感したという。 村井氏は「候補者から訴えがあった時に県が中立的な立場でしっかり調べる。その上で問題があれば警察に伝える。これをできるかどうかを考えていきたい」と語った。県内の国政選挙、地方選挙での適用を念頭に、県警や弁護士も交えて検討を進める。 知事選期間中、X(ツイッター)では村井氏の写真に「悪行14選」として「メガソーラー大歓迎」や「水道事業の運営は外資にお任せ」といった事実と異なる記述を重ねた画像などが複数見られた。街頭演説でもこうしたデマに対する説明に時間を取られ、村井氏がSNSで法的措置の可能性を

26日投開票の宮城県知事選で、高市早苗首相(自民党総裁)が自民県議出身で現職の村井嘉浩氏(65)を応援するメッセージ動画を作成した。一方、故安倍晋三元首相の妻昭恵さんは、参政党と連携する元自民参院議員の新人、和田政宗氏(51)を応援しており、「保守分裂」の様相が強まる異例の展開となっている。 9日に告示された知事選で、立候補を届け出たのはいずれも無所属で、村井氏と和田氏のほか、自然塾代表の新人、金山屯(じゅん)氏(85)▽元立憲民主党県議の新人、遊佐美由紀氏(62)▽元角田市職員の新人、伊藤修人氏(33)。参政党は、和田氏と移民推進政策への反対などの「政策覚書」を交わすという形で関わっている。

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