第2次トランプ政権下で芸術界が混乱に陥り、指導者が不安定な状況に対処する中、美術館や博物館には沈黙が漂っている/Jason Lancaster/CNN/Getty Images (CNN) 米国有数の現代画家エイミー・シェラルド氏が7月にスミソニアン国立肖像画美術館での大型展を中止した時、美術界には衝撃が走った。 シェラルド氏は、自由の女神像を黒人のトランスジェンダー女性として描いた絵画の展示方法をめぐり、キュレーター側と対立したことを受けて中止を決めた。同氏は検閲を理由に挙げ、後日の論評でも、連邦予算の補助を受けて博物館群を運営するスミソニアン協会(本部・首都ワシントン)が検閲に「屈服」させられたと主張。政府が文化機関に服従を求めればどういうことになるか、「歴史が示している」と警告した。トランプ政権はスミソニアンの博物館群に対する締め付けを強化しようと、前代未聞の措置を講じている。シェ

日本でも知られている香港の民主活動家の周庭氏が、滞在先のカナダから、香港に戻らないと明らかにしたことについて、香港政府トップの李家超行政長官は「一生、逃亡者として追われることになる」と述べ、警告しました。 香港の民主活動家で、流ちょうな日本語を使ったSNSでの発信などで知られる周庭氏は、3日、およそ2年ぶりに投稿したSNSでカナダのトロントに滞在しているとしたうえで「香港の情勢や自分自身の身の安全などを考慮した結果、香港には戻らないと決めた」と明らかにしました。 周氏は、2020年8月、外国の勢力と結託して国家の安全に危害を加えたなどとして香港国家安全維持法に違反した疑いで逮捕され、その後、保釈されましたが、今も当局による捜査が続いています。 香港政府トップの李家超行政長官は5日の記者会見で、周氏について「香港政府は、国家の安全を危険にさらす逃亡者を徹底的に追跡する」と強調しました。 その

「アラブの春」以降,中東地域は流動化・不安定化の度合いを一層強めている。我が国は,包括的中東和平交渉の前進は,中東地域に存在する緊張を大きく緩和し,地域的繁栄に向けて中東地域がもつ潜在力を最大限引き出すものと確信し,早期に,公正で永続的且つ包括的な和平が実現することを期待する。 我が国は,イスラエルと将来の独立したパレスチナ国家が平和かつ安全に共存する二国家解決を支持している。我が国は,イスラエル及びパレスチナ自治政府双方に対して,二国家解決を可能な限り早期に実現するため,互いの信頼関係の構築に努め,交渉再開に資さない一方的行為を最大限自制し,直接交渉の前進を図るべく一層努力するよう呼びかけている。 イスラエル・パレスチナ間の紛争は,関連する安保理諸決議,マドリード会議での諸原則,ロードマップ,当事者による過去の合意及びアラブ和平イニシアティブに基づいて,交渉によってのみ解決されるべきもの

中国・北京の人民大会堂で行われた中国共産党第20回大会閉幕式で、習近平国家主席(右)と李克強首相(左)が席に着く中、介添えを受けて席に向かう胡錦濤前国家主席(中央、2022年10月22日撮影)。(c)Noel CELIS / AFP 【10月22日 AFP】(更新)中国の胡錦濤(Hu Jintao)前国家主席(79)が22日、北京の人民大会堂(Great Hall of the People)で行われていた共産党大会の閉幕式を突然退席させられた。AFP取材班が確認した。 胡氏は最前列の習近平(Xi Jinping)国家主席の隣に座っていた。職員に腕をつかまれそうになると振り払い、その後、脇の下に両手を入れられて立たされた。 映像には、習氏の机にある書類を胡氏が取ろうとするのを習氏が押さえて防ぐ場面も映っていた。 胡氏は習氏および李克強(Li Keqiang)首相と1分ほど言葉を交わし、ほと

香港の民主活動家・周庭(アグネス・チョウ)さんが6月12日に出所すると、香港有力紙・明報(電子版)が報道した。 周さんは2019年6月に、当時の「逃亡犯条例」改正案に反対するために実施された湾仔の警察本部を包囲するデモに参加し、デモ参加者を扇動した罪などに問われ、2020年12月に禁錮10カ月の有罪判決を言い渡されていた。

村上春樹のエルサレム賞受賞(受諾)とその講演のことが話題になっている*1けれども、国際的な文学賞の舞台にこの作家がはじめて登場したのは、06年のフランツ・カフカ賞だろう*2。 村上は、『海辺のカフカ』という題の小説も書いてることだし、このあまりに有名なユダヤ人文学者の名が付いた賞を受けるということは、意外に思わない人もいるかもしれないが、ぼくはカフカの母国といってよい、というか最もカフカ文学への思い入れが強いはずのチェコのこの文学賞を村上が受賞したと聞いた時には、いささか驚いたものだ。 この時の記事を探してみたら、以下のものが目についた。 http://blog.livedoor.jp/wien2006/archives/50351600.html カフカが村上にとって「最も好きな作家だ」というのも、ぼくにはやや意外だったが、それはよいとして、次の文章。 ところで、プラハ生まれのユダヤ人作
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