内戦が続くシリアでは、隣国レバノンの停戦合意の直後から反政府勢力が攻勢を強めています。これに対し、アサド大統領は2日、イランのペゼシュキアン大統領と電話会談を行って支援を取りつけ、態勢の立て直しを図りたいものとみられます。 シリアでは、反政府勢力が攻勢を強め、先月30日までに北部の主要都市アレッポの大部分を制圧し、さらに中部の要衝ハマの周辺に迫っていて、これに対し、シリア軍は2日、支援にあたるロシア軍とともにアレッポやハマの周辺で反政府勢力への空爆を行ったとしています。 シリア情勢をめぐっては、これまでアサド政権を支えてきたレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラがイスラエルとの戦闘で弱体化したほか、ロシア軍もウクライナ紛争の影響で支援が難しくなっていると指摘されています。 こうしたなか、シリアのアサド大統領は2日、イランのペゼシュキアン大統領と電話会談を行い、イラン側は「危機を解決するた

イスラエル軍とヒズボラの間では、去年10月からの戦闘でレバノン側の死者が3800人以上にのぼり、イスラエル側でもおよそ6万人が避難を余儀なくされる事態となっていて、アメリカが停戦に向けて働きかけていました。 これについて、イスラエルのネタニヤフ首相は26日、テレビ演説し、ヒズボラとの停戦案について、閣議承認の手続きを行うことを明らかにしました。 停戦に応じる理由について、ネタニヤフ首相はイランの脅威に備えて軍の態勢を立て直すとともに、ガザ地区のイスラム組織ハマスを孤立させるためだとしました。アメリカのバイデン大統領は日本時間の27日午前5時半ごろ、イスラエルとヒズボラの戦闘をめぐり、イスラエル・レバノン両政府がアメリカの停戦案を受け入れたと発表しました。停戦は現地時間の27日午前4時、日本時間の27日午前11時から始まるとしています。バイデン大統領は今後60日間でレバノンの正規軍がイス

イスラエル軍の攻撃で被害を受けた建物のそばに集まる人たち=レバノンの首都ベイルート郊外で2024年11月9日、ロイター レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの戦闘員らが所有するポケベルが9月中旬に一斉に爆発して計3000人以上が死傷した事件で、イスラエルのネタニヤフ首相は10日、自身がこの作戦にゴーサインを出したことを認めた。AFP通信がネタニヤフ氏の報道官の話として伝えた。ポケベルの一斉爆発は当時からイスラエルによる工作が疑われていたが、公式に認めたのは初めて。 一方、台湾の捜査当局は11日、調査の結果、爆発したポケベルは台湾で製造されたものではなかったと発表した。実際に製造したのは、イスラエルのフロント企業だったとされ、少なくとも数年がかりで準備していたとみられている。

イスラエル軍は、隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラへの攻勢を強め、限定的だとしている南部での地上侵攻で新たな部隊が作戦を開始したなどと発表しました。一方、ヒズボラもイスラエル側にロケット弾による攻撃を繰り返し応酬が激しさを増しています。 イスラエル軍は地域と標的を絞るとして踏み切ったレバノン南部への地上侵攻で新たな部隊が作戦を開始したと8日発表しました。 また、レバノン南部の国境沿いで地下トンネルを破壊したほか、イスラエル北部を見渡せるヒズボラの施設を制圧したなどとも主張しました。 レバノンの当局は8日夜、過去24時間に36人が死亡したと発表しました。 ヒズボラも8日未明からイスラエル側に向けて攻撃を続けているとしています。 イスラエル軍は8日、レバノンから、100発以上のロケット弾がイスラエル北部に発射されたとしていて、救急当局によりますと、1人がけがをしたということです。 一

イスラエル軍は24日も隣国レバノンの首都ベイルートを含む各地で、イスラム教シーア派組織ヒズボラへの空爆を続ける一方、ヒズボラもイスラエル北部にロケット弾を発射していて、攻撃の応酬が続いています。レバノンでは23日以降、子どもや女性を含む550人以上が死亡し、多くの市民が避難を余儀なくされていて、混乱が広がっています。 イスラエル軍は24日もレバノン南部でイスラム組織ハマスに連帯するヒズボラの武器庫などへの空爆を続けているほか、首都ベイルートでも空爆を行い、ヒズボラのロケット部隊の司令官を殺害したと発表しました。 レバノンの保健省によりますとこの攻撃で6人が死亡したということです。 23日以降のイスラエル軍の攻撃による死者は子ども50人、女性94人を含むあわせて558人に上ったとしていて、犠牲者が増え続けています。 また、攻撃を逃れようと南部からは多くの市民がベイルートなどへの避難を余儀なく

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