ローマ・カトリック教会のフランシスコ前教皇が4月、亡くなったことを受け、バチカンでは7日から次の教皇を決める選挙、コンクラーベが133人の枢機卿が参加して行われました。 8日午後に行われた4回目の投票の結果、日本時間の9日午前1時すぎ、会場のシスティーナ礼拝堂の煙突から白い煙があがり、教皇が決まったことが明らかにされました。 その1時間あまりあと、アメリカ出身のロバート・フランシス・プレボスト枢機卿が第267代のローマ教皇に選ばれ、レオ14世と名乗ることが発表されました。アメリカ出身の教皇が誕生するのは初めてです。 新しい教皇レオ14世がサンピエトロ大聖堂のバルコニーに姿を見せると、広場に集まった多くの信者や観光客からは大きな歓声や拍手が沸き起こりました。 レオ14世は集まった人たちに対し、「平和がすべてのみなさんとともにありますように」と呼びかけました。 新しいローマ教皇に選ばれたロバー

アルゼンチン出身のフランシスコ教皇は、2013年に中南米出身者として初めて教皇に選ばれ、2019年には、日本を訪れ、被爆地の広島や長崎でスピーチを行い、核兵器の廃絶を訴えました。 ことし2月から1か月余りにわたり入院するなど、健康への懸念も広がっていましたが、20日には、キリストの復活を祝うイースターにあわせて姿をみせていました。 ローマ教皇庁は、教皇が21日午前7時半すぎに亡くなったと発表し、その後、死因について、脳卒中と心不全だったと明らかにしました。88歳でした。 バチカンにあるサンピエトロ広場では、21日夜、信者など大勢の人々が集まり、追悼の祈りをささげました。 また、フランス・パリにあるノートルダム大聖堂や、イギリス・ロンドンのウェストミンスター大聖堂などでも祈りがささげられ、世界各地でその死を悼む動きが広がっています。 新しい教皇は、枢機卿たちによるコンクラーベと呼ばれる選挙で

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