先日勤務先の高校の管理職である副校長からこう言われた。 「○○先生、これからの教員は会計だよ!」と。 私は違うと思った。 そんなことに仕事を分掌されるのではなく、授業準備により時間を使わせてくれと思った。 わかる。どこの仕事でも、集団でも会計は必ずあるしやらなければいけないのはわかる。 だがそれは「教員」の仕事なのだろうか? もちろん校務分掌やら部活やらでわかるのだが、これからの教員は「会計」というのはおかしいのではないか。 会計は嫌いではない。が、やはりそちらに重きが置かれるようであってほしくない。 これからは授業だろ!!!生徒の成長のためにもっとじっくり勤務時間内に研究、用意させてくれよ!! 教員の皆さんは、仮に勤務時間内で仕事を全て行うとした場合にどれほどの時間を授業準備に費やせているのだろう。 私の場合は平均2時間である。ある程度授業内容のパターンを決めればなんとかならないこともな
東京医大以外にも、女性枠はある東京医大では、2011年以降、女性が入学者の3割を超えないように入試の点数を操作していたという。 女子の受験生のペーパーテストの点数を一律に減点し、男子の小論文に加点していたというのだ。 酷い話である。 しかし、女性がテストで優秀な点をとっても入学が許可されないことは、大学入試だけではない。 実は都立高校の入試もそうである。 女子学生は男子の合格者よりも高い点数を取っていても、不合格になっているのである。その理由は、男女別募集定員の存在である。男女別募集定員の緩和措置すら必要でないと答える中学校長が2割男女別定員があることによって割を食っているのは、成績優秀者が多いほうの女子である。 1998年から、この男女別に募集人員を定めている都立高校の「男女間の合格最低点における著しい格差を是正するため」、募集人員の1割だけは男女に関係なく、成績順に合否を決めることで
「役員をやらずに、文句だけ言っては無責任」。そう考えて執行部に入ったある女性の改革案に、思わぬ「NO」が突き付けられました。壁はどこにあるのでしょう。 「役員 PTA 無責任」のキーワードでネットを検索したら、1月に開設されたばかりのブログが見つかりました。 開設した千葉県の40代の女性は昨年、「役員をやらずに、文句だけ言うのは無責任だ」と考えて執行部の役員になりました。小学校教諭の経験もあります。誰もが自由に参加できるPTAに変えるために貢献できれば、と考えていたそうです。 PTA会長も改革に関心が高く、ネットでPTA問題や各地の改革事例を調べたそうです。執行部は何度も週末に集まって議論しました。最終的に①入退会は任意ということを周知し、入会手続きを整備する②学校集金ではなく、PTA会費は現金で集める③組織をスリム化する(役員は子どもの数にかかわらず世帯ごとに1回のみ、役員数を減らす、な
中学校の制服を通し、今の日本の社会が抱える様々な課題を考えてきました。最後に、特に大きな不満が寄せられた「価格」について、各地で実施されている改善への試みを、きょうと明日に分けて見ていきます。まずは、制服を決めてから買うまでの仕組みを変える試みです。一つひとつの学校以外の力が、そこには加わっています。 制服の価格を抑えたり一部業者の独占状態を改善したり。行政主導で仕組みを変えた例があります。 入札で価格を決定 福岡県春日市は2000年度、保護者らの「制服が高い」という声を受け、制服価格を入札して決める方法を始めました。市内の中学6校のうち、独自の制服がある4校の19品目が対象。市内外の7業者が3年ごとに入札で価格を競うそうです。 市教育委員会によると、ある中学校の男子冬服(ブレザー、ズボン、ネクタイのセット)の場合、初年度3万1600円だった落札額は少しずつ下がり、4回目の入札(09年度)
「エスカレーター式」と聞くと、上の学校に進学できるのが当然、と思ってしまいます。ところが先日、エスカレーター式なのに、学力不足で進学が拒まれたというケースが某有名学校で発生し、親が学校を訴えるという事態に発展しているのです。 この裁判を参考に、エスカレーターとはなんなのかについて、弁護士の荘司雅彦さんが考えました。 その切符、本物ですか?「これで息子(娘)は一流大学卒の切符を手に入れた!」 わが子が一流私立大学付属小学校に合格した瞬間、親の喜びは絶頂に達するのではないだろうか。 同時に親子ともども「大変な受験からようやく解放された!」という開放感に浸りながら、「これで私も一流小学校に通う子供を持つセレブの仲間入りができる」(案外、この喜びが一番大きいのかもしれないが)などと思い巡らしては、思わず笑みをこぼしているかもしれない。 しかし、本当にそれで安心していいのだろうか? 私立大の附属小学
朝日新聞がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などを通じて入手した、公立中学校111校の制服の購入価格を調べたところ、3万円台から7万円台まで、同じ公立中でも最大2倍を超す価格差があることが分かった。メーカーや販売店が限られ、地域内で価格競争が起きにくいことが背景にある。 学校ごとの制服価格が分かる国などの統計がないため、今春以降にツイッターやフェイスブックで保護者らに情報提供を呼びかけた。学校説明会の資料や注文票など価格が分かる画像を送ってもらったほか、店や学校のホームページで公開されている制服価格を記者が調べ、計29都道府県から情報を集めた。購入枚数など条件をそろえた上で、税込み価格で比べた。 保護者からの情報提供で最も高かったのは、仙台市の学校の女子ブレザー服で7万7360円(冬服と夏服、シャツ4着の合計)だった。男子は神奈川県横須賀市の学校のブレザー服で6万7403円(
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日常に潜む様々な「ムダ」は人を苛立たせる。デジタル化の波に乗り遅れた「化石」のような幼稚園や学校も、働く保護者に無駄な労力を課す存在のひとつだ。 東京都内のPR会社で働く男性(33)は約2カ月に1度、息子の写真のために仕事を休んでいる。 息子の通う幼稚園では、行事などで撮影した写真が平日の10日間、午前11時まで張り出され、数百枚が長い廊下の両側に広がる。丁寧に見ていかないと見逃すし、首や腰も痛くなるほどだ。 幼稚園までは歩くと30分の距離。体が弱い妻に行かせるわけにもいかず、男性が犠牲になる。おまけに1枚150円で現金をちょうど用意しなければならない。初めてのときは小銭が足りなくて、いらない写真を3枚も買うはめになった。 男性は、仕事の関係でインターネット写真販売サービスの存在を知った。「スナップスナップ」というそのサービスは、スマホで、通勤途中や昼休みなどの隙間時間に写真を見て
子どもを産む、子どもを育てる、子どもを産まない、子どもが産まれない、そして、働く……。 「子ども」と「女性」と「仕事」を巡る問題が、さまざまなカタチで報じられている。 子どもを産まなかった(産めなかった)女性は「捨て石」になれ? 子どもを産まなかった(産めなかった)女性は「寄付」をしろ? 子どもを産むことは、仕事でキャリアを積むこと以上に価値がある? う~ん。なんだかなぁ。子どもを巡る問題って、女性同士の、かなり近い関係でもデリケートな問題で。「子どもが出来た!」とか「産まれた!」とか「いくつになった!」と本人が口にして、初めて扉が開くトークテーマになのに……。 なんでこんなにも、軽く、といったら語弊があるかもしれないけど、うん、やっぱり軽く、「産む」という言葉が使われてしまうのか。 二言目には、「少子化」だの「国が滅びる」だのと正論をかざし、女性が働くという行為についても、国の「労働力」
こんにちは、夏子です。 普段から、休日は引き込もって家事をしたり、まったりしていたので、次男が風邪を引いているのを忘れかけていました(笑) いつも通りの週末です♪ 「しんぺんざい」って一般用語ですか? ある日の夜。もう寝ようとしたところで、長男が、 「あ、そうだ、おかあちゃん、先生が学年だよりを読んで、書いてある持ち物を明日までに持ってきてだって」 と、言い出したことがありました。 学年だよりを確認すると、 「持ち物:しんぺんざい(教科書○ページ)」 と、あります。 しんぺんざいって、何…? 参照しろという教科書を見ても工作内容が書いてあるだけで、具体的に何を持っていけばよいのかまったくわかりません。 長男に聞いても、「学年だよりを見てもらえって言ってた」以上の情報がない。 仕方がないのでGoogle先生にお尋ねしました。 「身辺材」 と、書くようです。教科書の出版社さんのホームページにあ
このコラムの編集担当者から先日、昨年11月11日に配信した「保護者のモラル低下が『給食費未納』の主因」へのアクセスが急増して、コメントも多数寄せられたという連絡があった。関連するニュースの画面にインターネット上でリンクが貼られたため、こういうことになったようである。 小中学校の給食費の徴収状況についての調査を、文部科学省が数年おきに実施している。景気の状態が以前よりは良くなったため、2012年度に未納率は若干低下した。経済状況の良しあしに沿って、こうした数字も上下動することがうかがえる。 未納の主因は保護者の意識 だが、未納の主な原因は何かというと、驚くべきことに、トップは保護者としての責任感や規範意識。経済的な問題を大きく上回った。給食費は払わないのにうちの子にも食べさせろと声高に主張するモンスターペアレントの存在が見え隠れする。経済状況が改善するとしても、国民の資質が劣化しているようで
子供のころの方が、圧倒的につらかった。 教室に閉じ込められて、面白くもない話を延々と聞かされる。 勉強をするだけなら自分で教科書を読んだほうが早いのに、それを許してもらえない。 社会性を身に付けるために学校へ行くんだって言うけど、腕力の弱い人は一方的に虐げられるのが社会っていうものなんだろうか。 殴られたり、持ち物を捨てられたり、ひどい言葉を浴びせられたりしても、大人はもっと大変なんだと思って耐えてた。 きっといつか私のこころに限界が来て、耐えられなくなるから、そのときが来たら幕を閉じてしまえばいいと思っていた。 でも案外、私のこころは早いうちに麻痺してしまって、その程度の痛みには何とも思わないようになった。 高校、大学、大学院と進学するにつれて、私を攻撃する人は誰も居なくなった。 就職後のことはとても不安だったけど、実際就職してみれば何事もなくて拍子抜けした。 「私の考え」を批判する人は
ニフティは4月2日、保育園・幼稚園や小学校、習い事などでもらう毎月の保護者向けのおたよりやお知らせなどのプリントを、スマートフォンで撮影して整理できるiOS向け無料アプリ「おたよりBOX」の提供を開始した。 おたよりBOXは、「小学校のほか塾や習い事もあり、種類が多くて管理しきれていない」「兄と弟のどちらのものか分からなくなる」「忙しくて整理する時間がなく、大事なものがすぐに見つけられない」「家に帰らないと確認できない」といったプリントに関する悩みを解消する目的で開発された、プリントをデジタル化して管理できるアプリ。 プリントをスマートフォンで撮影した際には、プリントの四隅を認識して自動で撮影と台形補正をするという。 また、何のプリントかが分かるように任意の部分を一覧で大きく表示させたり、兄弟姉妹がいる家庭向けに各プリントに目印をつけて子どもごとに管理したり、プリントにメモやアラームを付け
今年はPTAについていくつか書いていくつもりで、このアカウントが存続できていれば4月の初旬に重たいものを投稿する予定です。PTA関連の話題は、12月~2月までの役員引き継ぎシーズンから盛り上がり始めて、4月初旬の総会タイミングで一気にピークを迎える傾向があります。そのピークに合わせるということですね。 それで、今回の記事では、肩慣らしというか、PTA関連のあるあるな相談が発言小町に投稿されていたので簡単に紹介してみます。 ※この本も読みました。4月の記事ではレビューします。 そのトピとはこちらです。PTA役員医師の診断 ピーちゃん 2015年2月24日 20:57PTA役員の役員免除に医師の診断書を出す様に、出せないなら役員をしてもらう、拒否権は無い、決まりですとお達しがありました。 娘は今年六年生。 ひとり親です。 今までPTA役員は引き受けませんでした。 理由は要介護4認定の認知
この話は第一に校長および高校側の対応に問題ある。第二に教育長のコメントはおかしい。最後に高校生の親御さんは「しょうがないんだよ。やっぱり自分の子供はかわいいもの」とポイントを稼ぎつつお子さんをなだめるべきだったと思う。 県西部の県立高校で50代の女性教諭が長男が通う別の高校の入学式に出席するため、担任を務める1年生の入学式(8日)を欠席していたことが分かった。新入生の保護者らは「今の教員は教え子より息子の入学式が大切なのか」と困惑している。 県教育局によると、県内の県立高校では、ほかに男女3人の担任教諭が子息の入学式出席を理由に休暇届を提出し、勤務先の入学式を欠席した。 関根郁夫県教育長は11日に開いた県立高校の校長会で「担任がいないことに気付いた新入生や保護者から心配、不安の声が上がった」と、この事実を報告した上で「生徒が安心して高校生活をスタートできる体制づくりと心配りに努めてほしい」
大津市でのいじめ自殺、大阪市立桜宮高校でバスケットボール部のキャプテンの体罰自殺など、一連の事件は日本の学校教育システムそのものがいま制度疲労の限界に達していることを示している。 機械が壊れるときは、金属部品もプラスチックもICもすべてが同時に劣化する。それに似ている。学校教育にかかわるすべてが一斉に機能不全に陥っている。 これを特定のパーツを取り替えれば済むと考えている人は「どこが悪いのか?」という「患部」を特定する問いを立てようとする。だが、それは無駄なことだ。日本の学校制度はもう局所的な手直しで片付くレベルにはない。 「日本の学校制度のどこが悪いのでしょうか」と訊かれるならば、「全部悪い」と答えるほかない。 けれども、学校教育は「全部悪い」からといって、「全部取り替える」ことができない。自動車なら、新車が納車されるまで、バスで通う、電車で通うという代替手段があるが、学校にはない。新し
大阪市立桜宮高校の生徒が教諭から体罰を受け自殺した問題で、被害者である生徒側が罵声などの嫌がらせを受けています。同校のある都島区のPTA協議会からは「とにかく子どもたちがこれ以上被害を受けないようにしてほしい」との声が上がっています。 同協議会には、桜宮高校の保護者らから、生徒の被害が報告されています。 生徒が街で体罰問題の責任を問われるような罵声を浴びたり、自転車置き場で同校ステッカーを貼った自転車のサドルが抜かれるなどの嫌がらせが相次いでいるといいます。生徒がバスに乗っていて男性から「降りろ」と言われたケースも。 同区にある全く別の市立校である桜宮中学校にも非難の電話がかかっており、生徒が因縁を付けられる事例も出ているといいます。 加えて桜宮高校生徒へのインターネット上の誹謗(ひぼう)中傷はとどまるところを知りません。 橋下徹市長が、一人ひとり違う生徒のおかれた状況や「意識」について丸
Tシャツの話をさせてください 2025/06/20: PROCLUBのリンク先が間違っていたので修正しました / XXLの需要がある話を追加しました こんにちは、バイブです。まあまあ久しぶりの更新です。 今回はTシャツの話です。 Tシャツってライブ/クラブイベントの物販や同人グッズの定番だと思うのですが、Tシ…
都内の公立小学校の入学式で、ある通知が配られた。「保護者間交流に関するお願い」と記され、内容はこうだ。 「学校外での有志による保護者サークル等の開催について自粛をお願いします」 保護者間、特に母親同士の会合を禁止する「ママ友会禁止令」だ。トラブル防止を目的に、特定の親同士で仲良くせず、学校が開く保護者会を通じて幅広くつきあうように求めている。 学校関係者によると、2年前から入学式で配布するようになったという。中学受験を控えた5、6年生の保護者には、友だちの志望校を学校に問い合わせることも自粛するよう呼びかけている。同校では過去に、私立中学校に合格した子の親になりすまし、入学辞退の電話を中学校にかけた親がいたからだ。 通知ではこのほか、ママ友同士のトラブルにつながりがちな学校への子どもの送迎も控えるよう求めている。フェイスブックなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の
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