南アフリカ共和国には、個人経営のコンビニ(日本に昔よくあった「よろずや」に相当)が多く存在し、スパザショップ(spaza shop)と呼ばれている。ヨハネスブルグに次ぐ南ア第2の都市ダーバンのスパザショップで、11月30日の夜、経営者の32歳の女性と賊との間で壮絶な相討ちがあった。 ブッシュに潜んだ息子はまもなく銃声を聞いた。おそるおそる自宅兼店舗に戻ると、母が胸から血を流して倒れていた。揺り起こしても返答はない。すでに息絶えていた。だが、その手にはナイフがしっかりと握られていた。 そして、すぐそばには、あのスールーが倒れていた。肩口に傷があり、こちらもすでに息絶えていた。 警察は、現場の状況からしてルトゥリさんは賊から胸に銃弾を受けた後も果敢にナイフを持って抵抗し、スールーに致命傷を負わせた後まもなく息絶えたと見ている。即死でなくても助からぬ傷を負いながら、残りわずかな時間の中でまさに死
スカーフを頭にかぶっている美しい18歳の少女の写真がある。しかし彼女には鼻がない。見えないが両耳も切られているのだ。この写真は南アフリカの女性フォトグラファーが撮ったもので、2010年度世界報道写真(World Press Photo)に選ばれた。 少女の鼻の部分は削られたようになっており、鼻があるべき場所にはぽっかりと黒い穴が開いている。この写真の少女(18)はアフガニスタンのある村に住んでいたが、タリバンに属している夫の両親による虐待に耐えかねて逃げ出した。その後少女は捕まり、夫の弟が彼女を地面に押さえつけ、村の女性への見せしめとして彼女の夫が両耳と鼻をそぎ落としたのだ。 南アフリカ女性カメラマンのジョディ・ビーバーさん(44)は、少女の写真を撮影、昨年8月のTIME誌の表紙を飾った。その写真は今年2月に発表された2010年度の世界報道写真(World Press Photo)コンテス
11日にW杯が終了すると、国のお祭りムードもおしまい、”通常の生活”へと戻っていくことになるであろう南アフリカ。ゼノフォビア(外国人排斥)の過激化を恐れたジンバブエ人数百名は、W杯が終わる前に南アフリカを脱出することにした。 ケープタウンから出るトラックに家財道具を詰め込み、数十名が乗り込んだ。小さい少女は人形を抱きしめ、寒い中、出発を待っている。彼らはワールドカップが終わった後、ゼノフォビアが激化するのを恐れて南アフリカを脱出する決意をした。ワールドカップ関連の仕事にありつけた南アフリカ人が再び無職となったとき、その矛先は明らかに「仕事のある外国人」に向けられるからだ。2008年にジンバブエ人をはじめとする黒人外国人を対象にしたゼノフォビアがケープタウンで勃発、家を焼かれて命からがら逃げ出した人や、家財道具全てを盗られた人、殺された人などを合わせると、数百名にも上る。 ここ最近では、男
人は銀行員、ジャーナリスト、政治家のいずれも信用していないという統計が発表された。それだけではない。タクシー運転手、ホテルマン、果ては警察まで。誰もかれも信用できない国。それがという国の悲しい現実のようだ。 統計はファイナンシャル比較サイト『Justmoney.co.za』がユーザーに対して行ったもの。 「最も信用しているのは、銀行マン、ジャーナリスト、政治家のどれか?」というアンケートに対して、「No one(誰でもない)」という回答が64%であった。ちなみに、この3択の中では銀行マンが20%で最も多い回答だった。このサイトの社長であるAndy Gilder氏は「この結果は今の不景気な時代には妥当であると思われる。誰も政治家を信用しないと言うのも、どこの国でも同じ結果になるだろう。」とコメントしている。 タクシーの運転手が、ナイフで脅して客から金を奪うという事件も発生している。コロンビア
そろそろ南アでワールドカップが開催されようとしているところだが、かの国ならではの珍しい性犯罪事案が報告されているのでお伝えしたい。ケープタウン地域裁判所で、2人の原告が1人の被告に対して訴えを起こした。罪状はレイプ。当然のことながら被告は男性(かの国では女性が男性をレイプすることさえあるので、“当然”とは言い切れないかもしれないが)。 男性の原告は、飲み会で酔いつぶれてしまった。しばらくして目が覚めると、身体的不快感を覚えた。その不快感は下半身の特定部位を中心とするものであったと推察されるが、男性はまさかその特定部分に辱めを受けたとは想像だにしなかった。 しかし、飲み会から数日後、職場に出勤すると、同僚たちがあの夜に起きた“事件”のことを話しているではないか。そして、男性原告は、紛れもなく自分自身がレイプされたのだと知った。 男性原告は警察に足を運び、メディカルチェックを受けた。すると、彼
このアンチレイプコンドーム「Rape-aXe」はいわゆるタンポンのようになっており、女性があらかじめこれを膣内に挿入しておくことによって、万が一レイプ犯に襲われてペニスを無理矢理挿入されても、「Rape-aXe」がレイプ犯のペニスにがっちりと突き刺さり、ジッパーで挟まれたかのような激痛をレイプ犯の男性に与え、犯人が痛みでもがき苦しんでいる間に逃げることができるという画期的な新製品となっています。 実際にどのような仕組みになっているかというムービーや実物の写真は以下から。 Rape-aXe : Welcome to offical website of Sonette Ehlers http://www.antirape.co.za/ Rape Axe | South Africa これが実物 この製品の画期的な点は、「Rape-aXe」自体はラテックス製だが、内部に鋭いトゲがあるという点。
【ナイロビ=古谷祐伸】南アフリカからの報道によると、白人至上主義を唱える団体「アフリカーナー抵抗運動(AWB)」の指導者ユージン・テレブランシュ氏(69)が3日、北西州ベンタースドープの自宅で殺されているのが見つかった。人種間の緊張が高まっているとして、ズマ大統領は4日、「挑発者が民族間の憎しみをあおることを許してはならない」と国民に冷静な対応を求めた。 警察当局はテレブランシュ氏の農場で働く黒人2人が給料未払いを理由に殺したことを認めたとして逮捕した。 テレブランシュ氏はオランダ移民系白人のアフリカーナー。元警察官で1973年にAWBを結成、アフリカーナーの国を守ることを目的に活動した。94年の全人種参加の選挙で南アが民主化した後、活動は停滞した。97年にガソリンスタンドの黒人店員を殺そうとして有罪になり、04年まで服役。08年にはAWBの活動再開を宣言した。
南アフリカ共和国のダーバンで、3月6日の早朝、1人で町中を歩いていた男性が2人の男に襲われた。かの国では、ありふれた光景であり、筆者もまたヨハネスブルグで強盗に襲われたことがあるのだが、まあ話を続けよう。 男性が懐から取り出したのは拳銃だった。男性は躊躇することなく、男2人に向けて発砲する。2人組のうち1人は頭部に被弾。この男はおそらく即死に近い状態だっただろう。そしてもう1人は肩に被弾。 救急車が現場に到着したときには、2人ともすでに息絶えていた。これ以上の詳細は不明である。この男性の正当防衛が認められたのかどうかも現時点では不明だが、おそらく認められるのだろう。 筆者がヨハネスブルグで数人組の賊に襲われて金品を奪われたときは、車内でその様子を目撃していた中年女性のドライバーが車から出てきて、「奴らを殺しに行こう」と声をかけてきた(この話は過去にも書いたことがあるが)。銃ならあるわよ。撃
父の敵を討つために妹と弟をレイプした18歳の少年もいれば、3歳の女児にいたずらをした15歳の息子を速攻で射殺した父親もいる 南アフリカ共和国クワズール・ナタール州のウムジントという町で、前代未聞の復讐劇が展開された。復讐を企てたのは、強姦罪で投獄された男の息子(18歳)である。父親が逮捕され、投獄されることになったのは、2人の妹が父親にレイプされたとして被害届を出したからだった。 さらに少年は12歳の妹をレイプした。少年が父の敵として憎んでいたのは2人の妹だけのはずだったが、なぜか9歳の弟まで巻き添えを食ってしまった。彼もまた兄にレイプされたのである。 南アでは本来、18歳という年齢であれば容疑者の氏名が明らかにされるが、被害者保護のため、少年の氏名は明かされていない(加害者と被害者に血縁関係があるため、少年の氏名を明かすと被害者の身元も明らかになってしまう)。 少年たちの母親とソーシャル
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