天体写真家のアンドリュー・マッカーシーさんの撮影した写真「The Fall Of Icarus(イカロスの墜落)」が「これまで見たことのない作品だ」と話題になっています。 “The Fall Of Icarus”: Astrophotographer Snaps Skydiver Falling In Front Of The Sun In Spectacular Photo | IFLScience https://www.iflscience.com/the-fall-of-icarus-you-have-never-seen-an-astrophotography-picture-like-this-81570 マッカーシーさんが撮影した写真が以下。紅炎がうずまく太陽に人のシルエットが重なっています。この人影は、スカイダイバーのガブリエル・C・ブラウンさんのもの。 Here's th

7年後の2032年に地球に衝突する可能性が指摘されていた小惑星について、NASA=アメリカ航空宇宙局は、詳しい観測の結果、衝突する確率が0.28%まで大幅に下がったと明らかにしました。NASAによりますと、去年12月に発見されたこの小惑星は、大きさがおよそ40メートルから90メートルと推定され、2032年12月22日に地球に最も近づく軌道を移動しています。 この小惑星が地球に衝突する確率について、NASAは一時、この規模の天体の中ではこれまでで最も高い3.1%と推定していました。 これについてNASAは20日、詳しい観測で得られたデータを反映させた結果、地球に衝突する確率が0.28%まで大幅に下がったと明らかにしました。 また、現時点でのこの小惑星の危険性は、「トリノスケール」と呼ばれる国際的な尺度で、11段階中、下から2番目に相当するとして、衝突の確率は極めて低く一般の人々が心配するよ

みなさんこんにちは! サイエンスライターな妖精の彩恵りりだよ! 今回の解説は、宇宙の全ての物質を網羅したチャートについて詳しく解説するよ! 普段解説しているニュースと違って、この論文は何か新しい科学的発見とかそういう話じゃないけど、全てを網羅した結果、宇宙そのものに関して中々面白い事実が分かってきた、というユニークな研究でもあるよ! 宇宙の全ての物質を語れる理論は存在しない 私たちの宇宙には素粒子、原子、ウイルス、生物、惑星、恒星、銀河、ブラックホールなど、実に多種多様な物質が存在するよね?物質はどのように誕生したのか?というのは物理学の究極の課題の1つだよ。 また、それと関連する話題として、宇宙を正確に記述する物理学の理論が未完成だという問題もあるよ。現在の物理学は、「一般相対性理論」と「量子力学」の2本柱で構築されているけど、課題も存在するよ。 例えば、一般相対性理論は宇宙や銀河くらい

Godzilla is a variable star in the Sunburst galaxy at redshift z = 2.37 (or 10.9 billion light years from Earth),observed through the gravitational lens PSZ1 G311.65-18.48.[1]It was originally identified in the NW arc as a possible transient event in images taken with the Hubble Space Telescope (HST).[2] As of October2022,it is the most luminous star that can be currentlyobserved.[1][3] This
Published2023/01/26 16:56 (JST) Updated2023/01/26 18:12 (JST) 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は25日、マイクロバスほどの大きさの小惑星が26日午後(日本時間27日午前)に南米大陸の南端の上空約3600キロをかすめると明らかにした。地表から静止衛星までの距離の約10分の1という近さで、記録に残る中では最も地球の近くを通り過ぎる小惑星の一つという。衝突の危険はない。 幅は推定3.5~8.5メートル。円を描くように太陽の周りを一周していたが、接近した地球の重力で軌道が変形し、周期が359日から425日になる見通し。 クリミアのアマチュア天文家ボリソフ氏が21日に発見、各地の観測で軌道が分かった。

宇宙ゴミ(スペースデブリ)は、正確な事実を元に役割の別を明確に認識された上で意見貰いたい。実は役割としては助ける側なのに、全く理解なく雰囲気で批判されるので困っている。本当に困っている。 口頭で説明すると簡単にでも10分ぐらい早口で話すのだが、ここでは端的に書く

まとめ 幸村誠先生、「『プラネテス』はフィクションなんですー!わかってー!」と表明。野田篤司氏からお詫びの言葉も エンタメにおける考証の目的は「作品のクオリティ」の向上を目指すもの。 ※2022/01/27更新 幸村誠先生の追加表明。 野田篤司氏の謝罪。 158767 pv 324 443 386 users 221 大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi 「世界」を宇宙に拡げることを仕事にしたいと考える自営業者。主な仕事は科学ライター。主な趣味はパラグライダー。フォローしていない方のmention通知は切っているので気付かないことがあります。お仕事に関する依頼・お問い合わせは contact@下記URLのドメイン のメールへお願いします。アイコンはSLIM。 space-opinion.info 大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnu

映画ゼロ・グラビティは米国時間2014年3月2日に、監督賞や視覚効果賞、撮影賞などアカデミー賞の7部門を受賞しました。 この映画は宇宙の描写をリアルに表現し、高い評価を得ました。宇宙業界内でも高い評価が得られていますが、一部誤解を招く箇所もあります。 宇宙業界の一員としては、どこまでが真実で、どこを映画用に脚色したかを理解して見ると、この映画をより楽しむことができると感じました。今後この映画はDVD等のメディアで販売されたり、テレビで放送されることで長く話題を集めていくと思います。 なお、映画を見ていない方にはネタバレになってしまう個所もあるので、映画を見た後で以下を読むことをお勧めします。 ちなみに、タイトルも邦題は「ゼロ・グラビティ」(無重力)ですが、原作はGravity(グラビティ:重力)と違っています。 以下にこの映画を見ながら疑問に思ったことをいろいろ解説しますが、宇宙空間での描

■地上の望遠鏡による観測を支える強力なツール「補償光学」【▲ ヨーロッパ南天天文台の超大型望遠鏡(VLT)によって撮影された海王星(Credit: ESO/P. Weilbacher (AIP))】冥王星の準惑星への分類変更により、2006年から太陽系最外縁の惑星となった海王星。これまでに訪れたことがあるのは1989年8月に接近観測を行ったNASAの無人探査機「ボイジャー2号」が唯一で、今のところは地上や宇宙の望遠鏡から観測することしかできません。 地球のおよそ4倍の直径があるとはいえ、太陽から30天文単位(太陽から地球までの距離の30倍)も離れたところを周回する海王星を詳細に観測するには、高度な技術が必要です。ヨーロッパ南天天文台(ESO)のパラナル天文台にある「超大型望遠鏡(VLT)」では、地球の大気によるゆらぎの影響を打ち消す「補償光学(Adaptive Optics)」と呼ばれる技

銀河団 Abell 520 中心部のダークマター(青)、銀河、高温ガス(緑)の分布を示した合成イメージ。ダークエネルギーは本当に存在するのだろうか。Credit:NASA, ESA, CFHT, CXO, M.J. Jee (University of California, Davis), and A. Mahdavi (San Francisco State University) (小谷太郎:大学教員・サイエンスライター) 2020年1月5日(ハワイ時間)、ホノルルで開かれていたアメリカ天文学会で、韓国・延世大学校のYijung Kang博士、Young-Wook Lee(李榮旭)教授らのグループが、超新星の明るさの推定を見直す研究結果を発表しました*1。(李教授の漢字表記は御本人に教えていただきました。) また、論文がアストロフィジカル・ジャーナルに掲載されました*2。 超新星

2010年代、物理学を永遠に変えた出来事まとめ2019.11.25 22:00123,146 Ryan F. Mandelbaum - Gizmodo US [原文] ( satomi ) ターニングポイントが一度に訪れた10年。 2010年代は宇宙、物理の考え方が根底から変わる「パラダイムシフトの通過点」だったと、スタンフォード大学のNatalia Toro素粒子物理学・天体物理学准教授は語り、「行く末はわからないけど、50年後に振り返って、あれが幕開けだったと思うかもしれない」と言っています。 10年の主な出来事を振り返ってみましょう。 神の素粒子2010年代はマクロもミクロも研究が大きく進化した10年でした。中でも大きかったのは、スイスのジュネーブにある全長約27kmの大型ハドロン衝突型加速器(LHC)で見つかったヒッグス粒子発見のニュースです。素粒子物理学の理論的枠組み「標準模型」

SpaceNewsによると、ワシントンで開催された第70回国際宇宙会議で三菱重工は現在開発中のH3ロケットをアップグーレドすることでNASAが進めている月ミッション『アルテミス』計画に参加することができると話したと報じています。 Mitsubishi Heavy Industries mulls upgraded H3 rocket variants for lunar missions - SpaceNews.com 記事によると、H3ロケットは2020年のはじめに初打ち上げを予定してるとし、現在運用されているH-2シリーズのロケットよりも安価な機体として開発が進められているとのこと。 その上で、H3は2021年に打ち上げ予定の国際宇宙ステーション補給線であるHTVの発展型『HTV-X』を国際宇宙ステーションに向けて打ち上げる予定があると明らかにしました。そしてH3およびHTV-Xを段階

日本が開発を進める新たな無人宇宙輸送船、「HTVーX」について、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、輸送船が月に向かう際には2回にわけて打ち上げて宇宙空間でドッキングさせ、輸送船として使用する方法を検討していることを明らかにしました。 「HTV-X」は、国際宇宙ステーションに物資を届ける日本の無人の宇宙輸送船「こうのとり」の後継機として、2021年度の運用開始を目指してJAXAが開発していて、今後、建設が計画されている月を周回する宇宙ステーション「ゲートウェイ」にも物資を運ぶ予定です。 JAXAは、「HTV-X」が月を周回する新たな宇宙ステーションに物資を届ける際には、開発中のH3ロケットの打ち上げ能力の関係で、物資を積み込む部分と、電力の供給や移動のための機器が搭載されている部分を別々に打ち上げ、宇宙空間でドッキングさせて宇宙輸送船として使用する方法を検討していると明らかにしました。 しか

太陽系には地球や火星をはじめとする惑星の他に、数多くの小惑星が存在しています。そんな太陽系の惑星と1万8000個にも及ぶ小惑星を、その軌道とともにマッピングした図が公開されています。 An OrbitMap of the Solar System http://tabletopwhale.com/2019/06/10/the-solar-system.html 太陽系の惑星と大小あわせて1万8000個もの小惑星を地図にしたのは、ワシントン大学の博士課程に在籍するエレノア・リッツさんです。リッツさんの専攻は蚊を対象とした神経生物学ですが、「たまにサイエンスデザイナーとデータオタクにもなります」とのこと。 そんなリッツさんは、NASAが一般公開している惑星や、直径10km以上の小惑星約1万個、さらにはサイズが確認されていない8000個近くの天体のデータをすべて収集。それぞれの軌道とともにマッ

太陽系の最も外を回る惑星、海王星のさらに外側に存在すると考えられている、直径が20キロより小さい無数の小天体の一つを、国立天文台などのグループが見つけることに成功しました。こうした小天体は惑星がつくられる材料と考えられ、太陽系の成り立ちの解明につながる成果として注目されています。 こうした小天体について国立天文台や京都大学などのグループが独自に改良した小型の望遠鏡を使って観測を行った結果、直径およそ2.6キロの小天体1つを見つけることに成功しました。 国立天文台によりますと、海王星より外にあるこの大きさの小天体を実際に確認したのは世界で初めてだということです。 小天体は惑星の材料になったと考えられ、衝突と合体を繰り返して地球などの惑星ができたとされています。 しかし海王星の外側では衝突の確率が低く、惑星にまで大きくならないまま残ったとみられています。 研究グループは観測を基に小天体の数につ

地球は太陽系の中で4番目に大きい惑星で、水星・火星・金星よりも大きく、海王星・天王星・土星・木星よりも小さいというサイズです。数字や言葉で説明されても惑星同士の大きさを感じることはなかなか難しいものですが、特撮映画やドラマで用いられるVFXを使って、地球と宇宙に存在する他の星々を比較したムービーがYouTubeで公開されています。 VFX Artist Reveals the True Scale of the Universe 宇宙の星の大きさを一覧で示した画像を見たことがある人は多いはず。 そういった画像は惑星の大きさを正確に表しており、太陽よりも大きな星が宇宙にはたくさんあるということも理解できます。しかし、あまりにも数字が大きくなりすぎた結果、太陽系の星々と比べてどれほど他の星が大きいのか、感覚的にわかりにくいこともあります。 「太陽が宇宙規模で見ればちっぽけなものだということはわ

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