「低所得層の政府やメディアへの信頼感が低下している」「富裕層は不公平に富を得ていると考える人の増加」「変化を起こすためには暴力や脅迫も容認する人が一定数いる」といった衝撃的な調査結果をまとめたレポート「Edelman Trust Barometer」を大手PR企業のエデルマンが発表しました。調査には日本やアメリカ、イギリス、韓国、フランスなどを含む28カ国の人々が回答しており、日本人の回答をピックアップしたレポートも公開されています。 2025 Edelman Trust Barometer | Edelman https://www.edelman.com/jp/ja/trust/2025/trust-barometer 2025 Edelman Trust Barometer - 和訳2025 Edelman Trust Barometer_JapanReport.pdf (PDFフ

Black Lives Matter運動のなかで、人種主義を唱えた歴史上の人物の銅像や記念碑などが破壊されることがあった。これに対して、日本でもSNSなどで「現代の価値観で過去を裁くな」という発言が見られたが、こうした主張をどう考えればいいのか。東京外国語大学教授の岩崎稔氏が解説する。 銅像や記念碑に向けられた抗議Black Lives Matter. 黒人の命も大切だ。こんな当たり前に見える要求が、コロナ禍で揺れる世界のなかで一大焦点となっている。しかしそれは「当たり前」などではなかった。ミネソタ州ミネアポリスでジョージ・フロイドさんが警官に首を8分間も押さえこまれて殺された事件は、いまも厳然と存在する人種差別の深い闇を照らしだした。 法や制度では形式的な平等を承認されているはずであるのに、実際には肌の色による差別が暮らしのさまざまな局面に根を張り、人生の可能性を執拗に塞(ふさ)ぎ続けて

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