2014年11月13日20:42 カテゴリPhilosophy なぜ「金太郎」の話を知らないのか 昔話「金太郎」を正確に知っている人が少ない。 「桃太郎」「浦島太郎」などのメジャー級の昔話に比べると、「金太郎」はいまいち影が薄い。 まさかりをかついで赤い前掛けをしたおかっぱの男の子を思い浮かべることはできるが、いざ「金太郎」の話をしてください、と言われたら詰まってしまう人が多いのではなかろうか。 フジテレビ系列で放映されていた「トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜」では、番組内コーナーの「トリビアの種No.063」で、日本人が昔話「金太郎」を話せる確率を検証したことがある。 番組では、金太郎の話のポイントとして以下の4点を定め、それを含む話ができるかどうかを4700人に調査した。 1. 足柄山に住んでいる 2. クマに相撲で勝つ 3.武士の家来になる 4.武士になり鬼退治 調査の結果、

日本の子育てが大変なのはなぜ? 母親がだらしないのか?育児不安をもたらすものは何か? 家族社会学が専門の落合恵美子・京都大学教授が、この半世紀に起きた変化を指摘する。 子育てが大変なのは日本だけ?子育ては大変だ。 その責任と負担の重さに、育児不安や育児ノイローゼと呼ばれる精神状態に陥る母親も少なくない。しかし子育てという重要任務を担う以上、それはある程度やむをえないことだ、逃れえないことだ――という「常識」を信じ込まされてはいないだろうか。 わたしもかつてはそう思っていた。 そこで、海外調査を始めた。他の国の母親たちはどのようにしてこの問題に対処しているのか、と。 しかし、「育児不安ってありますよね?」と質問を始めようとしたとたん、つまずいてしまった。育児不安とか育児ノイローゼという状態を理解してもらえない。 日本では子育てに専念している母親が孤立感と重圧で苦しんでいると説明しても、育

先日、シンガポールで開催されたアジア地域最大級のスタートアップイベント、Tech in Asiaでのセッションに登壇させて頂いた。来場者の75%以上がシンガポール外からの参加で日本から来られた方々も多くいた。オーディエンス数は3,000人以上と、スタートアップ関連のものとしてはかなりのスケール。 今回の滞在を通してアジア市場及び同地域のスタートアップの勢いの凄さを感じた。しかしそれ以上に強く印象に残っているのは、これからの日本の危うさである。 東南アジアの状況と将来への展望を見てみると、現在日本が置かれている状況とこれからの日本国内の人たちの未来はかなり厳しいものになるだろうと感じてしまった。 普段は両国ともに”母国”と呼べる日本とアメリカとを行き来する事が多いが、今回は日本とアメリカ以外の第三の”外側”から全体を見る事で、見えて来た事は非常に多かった。 東南アジアの優位性 まだまだ発展途

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