有名だけど退屈な小説の代表格は、『一九八四年』だ。全体主義による監視社会を描いたディストピア小説として有名なやつ。 2017年、ドナルド・トランプが大統領に就任した際にベストセラーになったので、ご存知の方も多いだろう。「党」が全てを独裁し、嘘と憎しみとプロパガンダをふりまく国家が、現実と異なる発表を「もう一つの事実(alternative facts)」と強弁した大統領側近と重なったからかもしれぬ。 『一九八四年』は、学生の頃にハヤカワ文庫で読んだことがある。「ディストピア小説の傑作」という文句に惹かれたのだが、面白いという印象はなかった。 主人公のウィンストンは優柔不断で、あれこれグルグル考えているだけで、自ら行動を起こすというよりも、周囲の状況に流され、成り行きで選んでゆく。高尚な信念というより下半身の欲求に従っているように見える。 「党」を体現する人物との対話も、やたら小難しく何を言

小太刀右京/Ukyou Kodachi @u_kodachi 『スレイヤーズ!』を英語で読んだら口語のニュアンスが(翻訳過程で消えるのと読者の英語力の問題で)なくなってえらく高尚な幻想文学に読めた、という話を伺い、そういうことは我々の読んでいる外国語作品でもよくあるんだろうなあ、と思う夕べ。 2021-02-22 18:49:39 あずま あきら @azumaakira123 @u_kodachi 聖書にあるイエスの言葉、例えば神へ呼びかける「アッバ」はアラム語から強いて訳せば「おとうちゃん、ととさま」ともなるらしいですが、歴代どの訳者もそのままを重んじて今に至りました。 訳から訳を経た日本語文と、元のアラム語会話と、実はどれぐらい差があるのだろうかと想像の膨らむ一語です。 pic.twitter.com/6CUZ4Ghi6b 2021-02-23 07:36:01

マーク・トゥエインが『アーサー王宮廷のヤンキー』の元ネタとしてパクった、(多分)世界で最初に書かれた「中世で現代文明を駆使して無双する」小説『幸福の島』の日本語訳を、KDPで販売開始しました。 https://t.co/8LTJB0SPPe via @amazonJP— カスガ (@kasuga391) 2017年6月11日 この短篇については以前から何度かツイートしてましたが、本国アメリカでもほぼ忘れられた作品になってますし、今後日本で翻訳出版される見込みはまずないだろうと思ったので、自力で翻訳してみました。— カスガ (@kasuga391) 2017年6月11日 幸福の島 作者: マックス・アデラー発売日: 2017/06/09メディア:Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 4月にもこの話題があり、こう語っている、。 冒頭以降はコピペで そういや以前もちょっと書いた

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