航空機の安全に影響を及ぼしかねない状況が明らかになりました。ことし、成田空港の滑走路がカメの影響で一時閉鎖された問題で、NHKが滑走路脇にある池を取材したところ、外来種とみられるカメが多数繁殖していることがわかり、専門家は「侵入防止の対策を早急にとる必要がある」と指摘しています。 外来種「ミドリガメ」が滑走路脇の池で多数繁殖 ことし9月、成田空港の滑走路でカメが歩いているのが見つかり、安全な運航に支障が出るおそれがあるとして、一時、滑走路が閉鎖されました。 成田空港会社によりますと、このカメは繁殖力の強い外来種のミシシッピアカミミガメ通称「ミドリガメ」とみられ、滑走路脇にある調整池で生息していた可能性があるということです。 今回、NHKが許可を得てこの池を取材したところ、同じ外来種とみられるカメが多数、甲羅干しをしていて、繁殖していることが確認されました。 池と滑走路の間にフェンスなどはな

野生のシカとイノシシが、人にも感染する寄生虫に高い割合で感染しているとの調査結果を岐阜大学などのグループがまとめた。 ジビエ(野生鳥獣肉)料理として全国的に利用が広がる中、加熱の徹底など取り扱いに注意を呼びかけている。 調査は、2013年から今年にかけ岐阜県の長良川と揖斐川水系で捕獲されたシカとイノシシを調べた。 人が体内に取り込むと食中毒症状を起こす恐れがある住肉胞子虫は、シカで食用部位の背ロースとモモからそれぞれ90%(60頭中54頭)と88%(59頭中52頭)の高い割合で検出された。イノシシではそれぞれ46%(26頭中12頭)と43%(21頭中9頭)だった。住肉胞子虫が原因とみられる健康被害は、11年に滋賀県でシカ肉のステーキを食べたグループが下痢や嘔吐(おうと)を訴えた事例がある。 また、シカの肝臓の65%で、人に感染すると肝炎や胆管炎を引き起こす槍(やり)形吸虫が検出され
1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く