米ニューヨークの国連本部で開かれた気候行動サミットで演説するグレタ・トゥンベリさん(2019年9月23日撮影)。(c)Johannes EISELE / AFP 【9月24日 AFP】スウェーデンの高校生環境活動家グレタ・トゥンベリ(Greta Thunberg)さん(16)は23日、米ニューヨークで開幕した国連気候行動サミット(UN Climate Action Summit 2019)で演説した。トゥンベリさんは、世界の首脳らが温室効果ガス排出問題に取り組まず、自分たちの世代を裏切ったと非難し、「よくもそんなことを」と怒りをぶつけた。 アントニオ・グテレス(Antonio Guterres)国連事務総長が開催した同サミットは、実現が危ぶまれる地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定(Paris Agreement)」を再び勢いづかせる狙いがある。熱のこもったトゥンベリさんの演説は、サミッ

世界各地で広がる砂漠化について、国連でこの問題を担当するバルビュー事務局長は、9日、都内でNHKのインタビューに答え、砂漠化は移民の増加やテロにつながる深刻な問題だとして、日本に対して一層の取り組みを求めました。 日本を訪れている国連砂漠化対処条約のバルビュー事務局長はNHKのインタビューで、「世界では7億人の貧しい人が土壌が完全に痩せた農村の土地に住んでおり、別の場所に移り住むかそれとも過激思想に染まるか選択肢は2つしかない」と述べ、砂漠化は移民の増加やテロにつながっていて、今後さらに重大な問題になると指摘しました。 そのうえで、「貧困対策や国際社会の安全保障にとって重要な問題だ。日本政府や日本人には問題意識が不足しているが重く受け止めて取り組んでほしい」と述べ、日本に対して砂漠化についての理解と一層の取り組みを求めました。

地球温暖化対策の新たな枠組みを目指して、世界のおよそ150か国が提出した温室効果ガスの排出量の削減目標について、国連の事務局は、試算の結果、世界の平均気温の上昇を2度未満に抑えるという目標を実現できないとする報告書をまとめました。 具体的には、目標で示された水準よりも、排出量が2025年の時点でおよそ90億トン、2030年の時点で、およそ150億トン上回るとしています。ただ、各国が温室効果ガスの排出の削減目標を掲げたことで、何も対策をとらない場合に比べると、2030年の時点で40億トンの削減となり、遅くとも2030年をピークに世界の排出が減少に転じるとしています。ドイツのベルリンで記者会見した国連の気候変動枠組条約のフィゲレス事務局長は「各国が削減目標を達成すれば2度7分の上昇に抑えられる。最初のすばらしい一歩だが、十分ではない」と述べています。 COP21で合意を目指す新たな枠組みでは
昼食会でのメニューを考案した料理人のダン・バーバー氏。スペイン・マドリードでの料理に関する会議で(2015年1月16日撮影、資料写真)。(c)AFP/JAVIER SORIANO 【9月28日 AFP】高級料理に慣れている世界の指導者たちは27日、国連本部での昼食で驚くべき料理を提供された──ごみだ。世界の首脳らはこの日、仏パリ(Paris)で12月に開催が予定されている国連気候変動枠組み条約(UN Framework Convention on Climate Change、UNFCCC)の第21回締約国会議(COP21)に向けた話し合いを行っていた。 昼食を担当した料理人たちは、現代人の食生活にみられる多大なる無駄が、世界的な気候変動に影響を与えていることの再確認につながることを願い、本来なら廃棄処分されるはずだった材料のみを使って料理を完成させた。 国連本部で提供されたのは、野菜類の

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