ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ kawango.hatenablog.com これを読んで思ったことなど。 僕は川上さんのことがずっと気になっていて、著書も読んできたし、けっこうファンでもあるのです。 fujipon.hatenablog.com 冒頭のエントリも、川上さんは川上さんの目で見てきた世界のことを書かれていて、その率直さには頭が下がります。 「あなたには弱者の気持ちがわからない」っていう言葉は、僕もネットでよく浴びせられて、考え込んでしまっていました。 「なんだ医者か、勝ち組じゃん」 「親ガチャ勝ってるだろ」 「お前みたいな恵まれた立場にいるやつに、俺たちの気持ちはわからないよ」 もう10年近く前、ほとんど一睡もできずに働いていた当直の夜に、急性アルコール中毒で救急搬送されてきた若者がいました。 ぐったりしながらも必要な処置をしていたら、その若者は少し酔いが醒

Executive Summary 2021年10月に、ナオミ・ウルフのツイッターアカウントが垢バンをくらった。コロナ陰謀論とワクチン否定論の最も低級な代物をバラマキ続けたせいだが、それ以前からナオミ・ウルフはどんどんおかしくなっていた。 もともと主著『美の陰謀』でも、ルッキズムからくる拒食症による死者数を、累計を毎年の数字だと思って数百倍にしてしまっており、いい加減さは有名だった。博士論文をもとにした近著Outrages!では、その中心にあった基本概念である death recordedが、単なる形式上の記述なのを知らず本当に死刑だと思って論を構築していたことが判明し、面目が丸つぶれ。その後、5G陰謀論、コロナ陰謀論、コロナワクチン陰謀論に次々にはまっていき、もはや信用を完全に失ってしまった。 2021年6月に、ナオミ・ウルフのツイッターアカウントが停止をくらった。 いやー、ついにそこま

それなら優生思想って感じでもないじゃん もちろんカウンセリングと何重もの意思確認をしたうえで、直前にやっぱやめるつったらやめられるようにもしてさ つか、「なにか嫌なことがあるから死にたがってるに違いない」ってのが浅いんだよな おれはあらゆる努力が嫌いで、努力を放棄することがすごく好きなんだよ 努力っていうのは勉強とかスキルアップみたいなザ・努力的なやつから毎日の歯磨きとか掃除とかゴミ出しみたいな細かいやつまですべてを指す つまり、「やると何かが改善するけどやらなくていいならやりたくないこと」くらいの意味合いだ 努力からは逃げられない 仕事だって努力だし、生活の大半は努力だし、趣味をやる中にすら努力がある おれはもう疲れたぜ 学生時代は帰宅部だったんだけど、ほかのやつらがみんな部活で居残るなかさっさと教室を出て帰途につくときすげえ楽しかったし嬉しかったんだよ おれはなんの努力もしないで帰れる

「雑」の思想: 世界の複雑さを愛するために 作者:高橋 源一郎,辻 信一 出版社/メーカー: 大月書店 発売日: 2019/01/22 メディア:Kindle版 「雑」の思想 : 世界の複雑さを愛するために 作者:高橋 源一郎,辻 信一 出版社/メーカー: 大月書店 発売日: 2018/11/19 メディア: 単行本(ソフトカバー) おれがどれだけ高橋源一郎に影響を受けてきたかは、今までたくさん書いてきたのでいちいちリンクを貼らない。お前が調べろ。辻信一という人は知らない。 で、いくつかチェックすべきところもあったが、読み終えて数日経ってしまって、「べつにいいか」と思ってしまった。 なんというのだろうか、とくに「スローライフ」だかを唱えている辻さんの方に言えることなんだけれれども、もう「弱さ」も「雑」もねえぜって思ったのだ。そりゃあねえ、資本主義を煮詰めたような世界で、逆に「弱さ」や「雑

渡邊崇 @WatanabeTakashi 昨日、中学生から助言を求められたので「今、12歳?13歳?今からやれば何にだってなれるよ。夢は全て叶うよ。俺なんて、27歳から音楽勉強したんだ」って答えると、それは天性の才能があったからであって、私達はもう無理だ、すでに手遅れだってその子達が言ったんですよ。 2018-04-15 22:11:10 渡邊崇 @WatanabeTakashi本気でそう思っているのか、何かに対して言い訳をしているのか分からなかったけど、10代前半でそういう答えが出てくる要因は一つしかない。普段接している、大人が、彼らにそう言っている。それしかない。 僕は中学の時に進路相談で夢を語った。先生は呆れた顔で「バカか。現実をみろ」と言った。 2018-04-15 22:11:10 渡邊崇 @WatanabeTakashi その時の彼(先生)の顔はよく覚えている。親も先生も、子

煽りではなくマジな話。 ちょいとばかし利口で自立心を養える環境で育った女性の多くは10代後半~20代前半くらいに一度はフェミニズムにはまるんだよね。 女性だからああしろ、ああ生きろっていう世間ほとんどの人が信じてる空気の枷を察知できる感受性があるので「こんなの間違ってる!」と女性の権利獲得をしたいという意識が芽生える。 そんでその枷を外すべく勉強とか仕事とか頑張って、それみろ!女が学力や仕事で劣ってるなんて間違いだったろうが!と一人レジスタンスをしたりする。 しかし大学を卒業し、そこそこ安定した職種に就いて頑張っていると、抑圧していたはずの男性が思っていたよりもフニャちんであることに気づき始める。 そして逆に自分ほどの努力もしていないくせに、女の武器を使うなり、媚を上手に売るなり、または人権ガー差別ガーとギャンギャン吠え立てて自分と似たような地位にいる女の存在を知る。 そこで思う。「私が守

1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く