2025年大阪・関西万博のシンボルとして建設が進む大屋根(リング)について、閉幕後の再利用は、当初想定していた全体の「4分の1」から「8分の1」程度に半減する見通しであることが、関係者への取材でわかった。木材価格の下落などで引き取り手が減ったという。 日本国際博覧会協会は2月、閉幕後の活用案を公募。自治体や学校法人など20団体が手を挙げ、このうち5団体程度に約6000立方メートルを入札を経て引き渡す方向で調整していた。しかし、木材価格の下落でニーズが低下。引き渡し時期が合わない団体もあり、再利用は約3500立方メートルにとどまる見通しだという。農林水産省によると、リングに使用されているスギやヒノキの価格は、対前年比で5%前後下落している。

1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く