テレ朝女性記者 セクハラ防止で1年間夜の会食控えていた 拡大テレビ朝日が24日、都内の同局で定例の社長会見を開いた。財務省の福田淳一事務次官から同局の女性記者がセクハラを受けたと公表したことについての質問が集中した。角南源五社長は女性記者が約1年間、セクハラを回避するため、福田氏との夜の会食を控えていたが、NHKが報じた別のニュースの裏付け取材をするために女性記者が行ったと説明した。 担当デスクは「福田氏」と限定しない形で女性記者に裏付け取材を指示。同じタイミングで福田氏から電話がかかってきたため、女性記者は福田氏と会食することをデスクに伝えた上で取材に赴いたという。 角南源五社長は「今月4日、NHKが夜7時のニュースで森友問題での財務省口裏合わせについての独自のニュースを報じ、女性社員はデスクからの指示もあり、裏付け取材をすることになりました。その時に福田次官から電話があったため、裏付

財務省の福田淳一事務次官が女性記者へのセクハラ発言の報道で辞任を表明したことに関連してテレビ朝日が記者会見し、「セクハラを受けたとされる記者の中に当社の社員が含まれ、調査の結果、セクハラ被害があったと判断した」と発表しました。

小池晃・共産党書記局長(発言録) (福田淳一・財務事務次官がセクハラ発言を繰り返したとされる問題をめぐる財務省の対応について)信じられないの一言だ。当然、罷免(ひめん)するものだと思っていたが、今日、財務省が発表した文書は驚きあきれる説明だ。 財務省は女性記者に名乗り出るように求めている。結局、(女性記者が)出て来られないだろうと思ってやっているとしか思えない。セクハラ対応の大原則は被害者保護だ。政府がやったこと自体がセカンドレイプになると思うし、はっきり言って恫喝(どうかつ)だ。 政府がこんなことを始めたらどうなるか。セクハラ問題が起こった時に、被害を受けた人は名乗り出ろと。企業も(政府にならって)セクハラ問題でこんな対応を始めたら、セクハラ根絶どころか、セクハラがまかり通る国になってしまう。そういう点でも、これは異常な対応だと言わざるを得ない。 この問題は日本中の女性も心ある男性も、全

安倍晋三首相は15日、女性記者へのセクハラ疑惑を週刊誌で報じられた財務省の福田淳一事務次官の更迭は不可避だと判断した。財務省が森友学園への国有地払い下げをめぐる文書改竄問題の対応に追われる中、事務方トップとして指揮を執るのは不適切だとの考えを示した。麻生太郎財務相の同意が得られれば、後任の次官人事に着手する方針だ。 12日発売の週刊新潮は、福田氏が複数の女性記者にセクハラ発言をしていたと報じた。報道を受け、麻生氏は福田氏を口頭で注意したが、処分は必要ないとの認識を示していた。 ただ、週刊新潮は13日にニュースサイトで「胸触っていい?」「手縛っていい?」といった福田氏のセクハラ発言とされる音声データを公開。麻生氏は13日の記者会見で「事実ならアウトだ」と述べていた。

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