韓国では去年、国民食のキムチの輸入が輸出を大きく上回り、貿易赤字が日本円で52億円と過去最大となり、韓国メディアは「キムチ宗主国の恥辱」などと報じ、危機感をあらわにしています。 その結果、貿易赤字は503億ウォン、日本円にして53億円と、前の年より11%増え、統計を取り始めた2000年以降で最大となりました。 貿易赤字が拡大した理由について関税庁は、輸入の99%をしめる安価な中国産のキムチの輸入が増えたことを挙げています。韓国の調査機関などによりますと、中国産のキムチの単価は、韓国産の6分の1以下で、韓国でも飲食店の多くで中国産のキムチが提供されているということです。韓国では2006年以降、キムチの輸入が輸出を上回る状態が続いています。キムチの貿易赤字が過去最大となったことについて韓国の通信社、連合ニュースは「キムチ宗主国の恥辱」と報じたほか、韓国営農新聞も政府によるキムチの輸出支援の

韓国ソウルで開かれたキムチ作りイベントに参加する女性たち(2017年11月3日撮影、資料写真)。(c) AFP / Ed JONES 【1月17日 AFP】韓国の食文化を代表する「キムチ」――だが昨年の輸出入額が記録的な赤字に陥ったことが韓国関税庁(KCS)が17日に公表した統計で明らかになった。市場に出回る低価格の中国産キムチに押されたためだという。 キムチは韓国料理の象徴であり、毎食付け合わせとして食卓にのぼるほど。起源がどうであろうと毎年のキムチづくりは現在も多くの家庭で恒例行事となっている。 だが近年、市場には中国産キムチがあふれ、キムチの輸出より輸入が上回る「キムチ赤字」現象が起きている。世界キムチ研究所(World Institute of Kimchi)によると、2016年に韓国国内の飲食店が購入したキムチは89.9%は中国産だ。韓国関税庁によると、2017年のキムチ輸入量

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