アメリカ西部ロサンゼルスでは、トランプ政権による移民の一斉摘発を発端とする抗議デモに乗じて一部が暴徒化したことを踏まえ、市の中心部に夜間の外出禁止令が出されましたが、夜になっても複数のグループが集まり、警察が身柄の拘束に乗りだしています。 ロサンゼルス周辺で行われた滞在資格のない移民の一斉摘発を発端とする抗議デモは、5日目となった10日も連邦政府の建物のまわりなどで行われ、アメリカメディアは警察が197人を新たに逮捕したと伝えています。 現地では前日、商店が集まる地域などで略奪が相次ぎ、特に夜の間は混乱に乗じて一部が暴徒化することが懸念されることから、ロサンゼルス市長は10日、市の中心部のダウンタウン地区を対象に午後8時から翌朝6時までの外出禁止令を出しました。 しかし地元の警察は、夜になっても複数のグループが対象地域の一部に集まっているとして、大規模な身柄の拘束に乗りだしたと明らかにしま

アメリカでは6日、暴徒化した一部のトランプ支持者が連邦議会議事堂を占拠し、銃撃で1人を含む4人の死者を出すなど、前代未聞の大惨事が起こった。 夜には沈静化し、止むを得ず中断した上下両院会議は午後8時以降に再開。翌7日、バイデン次期大統領の当選が正式に確定した。 一方トランプ氏に対しては暴動を煽ったと非難が集中し、即時罷免を求める声も上がっている。事件後、ツイッターなどは一時使えなくなった。トランプ支持者や共和党支持者の大多数は、平和的に抗議したかったはずだ(実際に筆者の知る支持者も皆、平和で良識があり友好的な人々だ)。しかし、群衆のうちいったい「誰が」、そして厳重警備体制が敷かれているはずの議事堂内に「どのようにして、いとも簡単に侵入」できたのか? ──事件から一夜明け、現地の人々は首を傾げている。 建物に乱入した者とは?コロンビア特別区首都警察は、容疑者の写真をオンライン上で公開した

アメリカ大統領選挙の結果を確定する連邦議会の会議が開かれましたが、バイデン氏の当選に反発するトランプ大統領の支持者が一時、議事堂に侵入して審議が中断する事態となり、混乱の中、女性1人が銃で撃たれて死亡しました。その後、デモ隊は議事堂から排除され、ペロシ下院議長は6日夜にも審議を再開する見通しを示しました。アメリカでは6日、去年11月の大統領選挙の結果を確定する連邦議会上下両院の合同会議が開かれました。 会議では各州の選挙人による投票結果の集計が行われましたが、一部の共和党議員が選挙での不正を訴えるトランプ大統領に同調して、西部アリゾナ州のバイデン氏勝利の結果に異議を申し立てました。 さらに、議会の周辺で抗議活動をしていたトランプ大統領の支持者が議事堂を包囲し、一部が建物の窓ガラスを割るなどして内部に侵入して一時的に議事堂を占拠し、議員らは避難を余儀なくされて審議は中断しました。 首都ワシ

米ミズーリ州セントルイスで、反人種差別運動「Black Lives Matter(黒人の命は大切)」のデモ隊に銃を向けるマーク・マクロスキーさん(2020年6月28日撮影)。(c)AFP PHOTO / Avery via Eurovision 【6月30日 AFP】米ミズーリ州セントルイス(St Louis)で28日、白人夫婦が自宅前を通った黒人主体のデモ隊を銃で威嚇する騒ぎが起きた。さらに、インターネット上で拡散したこの動画をドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領がリツイートし、物議を醸している。 28日夕方、セントルイス市長の辞任を要求するデモが市長の自宅前で行われていた際、沿道の住民マーク・マクロスキー(Mark McCloskey)さん(63)とパトリシア(Patricia McCloskey)さん(61)夫婦が庭に出て、それぞれアサルトライフルと拳銃を振りかざしデ

アメリカでは、白人の警察官に取り押さえられた黒人男性が死亡した事件を受けて、抗議デモが各地に広がり一部で略奪も起きていることから、10以上の州で州兵が出動する事態となっています。 新型コロナウイルスの感染拡大で失業者が急増するなか、事件が人々の不満を増幅させたという見方も出ていて、収束の見通しは立っていません。アメリカ中西部ミネソタ州のミネアポリスで、白人の警察官に取り押さえられた黒人男性が死亡した事件から6日目となる5月30日から31日にかけて、抗議デモはさらに拡大し、ニューヨーク・タイムズによりますと、これまでに全米の少なくとも75の都市でデモが行われたということです。 このうち、西部カリフォルニア州のロサンゼルスでは連日、店舗での略奪が起きているほか、首都ワシントンのホワイトハウスの近くでは、デモ隊と警察が衝突し、警察が警告弾を使用しました。 また、ニューヨークでは、マンハッタン中

画像説明, 「息ができない」「私たちを殺すのをやめろ」とホワイトハウスの前で繰り返す人たち(29日、ワシントン) 黒人男性が白人警官に殺害された事件を受けて、ホワイトハウス前でも抗議する人たちがシークレットサービスともみ合うなど、抗議と騒乱が全米各地で相次いでいる。そうした中で事件の起きたミネソタ州の州知事は30日、州内の騒乱がもはや男性殺害と「何も関係ないものになっている」と述べ、州兵全員を動員するという異例の措置をとると発表した。 ミネソタ州ミネアポリスで25日、武器を持たない黒人男性ジョージ・フロイドさん(46)を取り押さえたデレック・チョーヴィン警官(44、29日に殺人罪で起訴)が膝でフロイドさんの首を9分近く押さえつけ、死亡させた。フロイドさんが「息ができない!」などと悲鳴を上げる様子を近くにいた人が撮影し、ソーシャルメディアで拡散した。チョーヴィン警官と、現場にいた他の警官3人

【ワシントン國枝すみれ、長野宏美】トランプ米新大統領が就任した20日、有力シンクタンクや大企業の事務所が集中し「米国エスタブリッシュメント(支配層)の象徴」として知られる首都ワシントン中心部の一角は、黒煙と炎に包まれた。反トランプデモ参加者の一部が車やゴミ箱に火をつけ、警官隊と衝突したのだ。 現場では、警察官多数が道路に横一線に並んでデモ隊の通過を阻止。催涙スプレーを噴射して威嚇すると、一部にガスマスク姿も見られるデモ参加者らは抗議の声を上げた。 写真を撮ろうとカメラを手に警官隊ににじり寄る記者に、デモ隊が「気をつけろ。警察はスティングボール(ゴム弾)を使うぞ」と警告する。一部のデモ参加者は警官に投石したうえ、銀行やコーヒー店のガラス戸をたたき割るなどした。

トランプ大統領当選のニュースが流れた直後から、アメリカの各地でトランプ大統領を認めない人々が大挙して集まり、あちこちで同時多発的に抗議の声を上げながら行進しまくるというとんでもないことになっています。 まずはトランプ陣営勝利の瞬間から。 Trump comes out pic.twitter.com/ZbwYffWhzm— James O'Keefe (@JamesOKeefeIII) 2016年11月9日 「私はこの国を愛している。ありがとう、本当にありがとう」とトランプ氏。 Trump closes speech: “I love this country. Thank you. Thank you very much.” https://t.co/4VNXs6hHiT— NBC News (@NBCNews) 2016年11月9日 エンパイアステートビルには「トランプ当選おめでとう」

米国で、黒人コミュニティーと警察の間の対立が再び懸念されている。黒人男性が警察によって射殺される事件が相次ぎ、構造的な差別に注目が集まっている。テキサス州ダラスで黒人の男が警察官を狙撃して5人を殺害した事件の影響も影を落としている。 黒人男性が警察官に射殺されたルイジアナ州バトンルージュでは、事件が起きた今月5日から抗議デモが続く。10日には中心部で数百人が行進し、「ブラック・ライブズ・マター(BLM)」と声を上げた。「黒人の命も大切だ」という意味のスローガンだ。 当初は平穏だったが、「路上を占拠している」との理由で警察との対立が始まった。装甲車や重装備した警察官も登場し、立ち退きを拒んだ人を逮捕した。警察の担当者は「近所からの苦情や、投石などがあった」と説明したが、参加者のアレクサス・スプラグさん(22)は「警察が一方的に挑発しただけ。幼い子供もいたのに、警察への信頼感が余計に損なわれる

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