「グエー死んだンゴ」ニキ 少しまえに「グエー死んだンゴ」ニキが話題になった。末期がんで闘病を続けていた人が亡くなったあと、Xに予約投稿であろう「グエー死んだンゴ」という一文がポストされたのだ。 それに対して、ネット民たちは「成仏してクレメンス」と応えた。自分の本当の死をネットスラングにしてみせる姿は、まさしくインターネットの人だった。 話はそれだけでは終わらなかった。新聞の訃報欄で事実が確認され、亡くなった人がまだ22歳の大学生であったこと、希少がんであったことなどがわかったのだ。 だれかのポストをきっかけに、「香典」として国立がん研究センターなど、がん対策の研究機関などに寄付が相次いだ。 そこには、なにかインターネットのよいところが現れているようにも見えた。 誹謗中傷や分断煽り、儲け主義がはびこる中で、ひさびさに見たヌクモリティだ、泣き笑いのある話だ。AIにはできないことだ。人の死は人に

希少がんらしいです 「たいしたことないだろう」と思いながら、お気楽に大腸内視鏡検査を受けたら、がん疑いの結果が出た。 お気軽に大腸内視鏡検査受けたら癌疑いの診断が出た話 上の記事は、市大病院に行くことになった、というところで終わっている。 つづきを書きたい。 なお、最初に断っておくが、おれは自分のがん(今回の記事から「癌」ではなく、より広い範囲を示す「がん」という言葉を使う)についていろいろと調べたが、そのソースへのリンクは貼らない。 用語などについても自分の言葉でいちいち説明することはできるだけしない。 あくまで自分は一患者の素人であり、下手に書いて誤解が広がるのはよくない。いや、おおいに誤解しているのに違いないし、間違った思い込みを書くのだから、あえてリンク先を巻き込むようなことはしたくない。 あくまで、がんに巻き込まれた一人の患者の気持ちを書く。それ以上の情報は、自分で検索して、調べ

承前。(中年の異常な執念、あるいは私は如何にして大腸内視鏡検査を受けるようになったか) おれは2か月前に、「こんど大腸内視鏡検査を受けるよー!」という記事を書いた。「―!」というくらいにお気軽な雰囲気だ。 検査そのものや、検査前の食事制限について興味津々という感じ。ぜったいに大きな病気にかかっていないという気持ちで書いているのが自分でもわかる。それが、どうなったのか?食事制限4日間 木曜日からの4日間の食事制限。きちんとカレンダーに書き込んでおいた。 なにを食べていいのか、食べてはいけないのか。医者でもらった案内以外にも、ネットでいろいろ読んでみた。 いろいろなクリニックが、それぞれに情報発信をしている。情報量は多い。基本的には消化に良いものを食べろ。ただし、食物繊維は禁忌だ。野菜はダメだ。 いろいろ考えて、おれが選んだのは冷凍うどん、コンビニのサラダチキン、たまご、豆腐。これである。

40代前半、絶賛小学生育児中でいきなり乳がんが発覚した。 胸がちょっと痛いな…。生理前だからかな。ちょうど市からマンモグラフィのクーポン来てるし行ってみよ。って行ってみたらあれよあれよ検査され、「乳がんです」って宣告された。 (1月に定期検診でマンモして何も言われなかったのに!) 「乳がん痛くない」ってネットに書いてるけど、痛かったよ。 私の周りの人や、SNSでいる乳がん経験者 結構「痛い」って言ってる人多いので これだけは覚えていってください! 胸の痛みは乳がんの可能性、あります!!! (ちなみにネックリングが痛い乳を冷やすのにちょうどいい形ってハック見つけたけど、ほんと それおかしいので病院行こうね…) で、乳がんが見つかり手術して 今検査結果待ち中です。 詳しい結果はまだわかってない。 なんだけど、私母を乳がんで亡くしてる。 母も40代後半で見つかって、取ったものの再発して見つかって

大学生兼ピンサロ嬢だった時、20代前半かつ非喫煙者なのに肺腺癌(肝転移あり)になった私の発覚の経緯 マイク「〇〇シート!〇〇シート! 私「こんにちは♡ありがと〜♡(あれ?こいつ無愛想だったけど本指かよ)」 客「あ、うん…」 プレイ 私「ん…ん…ん…」 客「あ、いく…」 事後 私「かふ!こふ!かは!」 客「さっきから良くない咳だね」 私「熱とかないし風邪とかじゃないから心配しないで〜」 客「病院行った方がいいよ」 別れ際 私「また来てね〜♡ってどうしたの?」 客「暗いからさっきわかんなかったけど、目、黄疸出てるよ」 私「おーだん?」 客「病院行きな。マジで」 次の日 私「あいつに黄疸とか咳とか言われて怖くなった…ネットで調べたらもっと怖くなった…」 看護師「〇〇番の方〜」 私「失礼しま…あ…」 客「はい、こんにちは…あ…今日…どうなさいましたか…?」 私「咳が続いて…目とか黄色っぽいなって…

治験中のがん新療法、18人全員の腫瘍が6ヶ月で消失 専門医「前代未聞」 from Newsweek健康医療2022.07.09 文:青葉やまと がん細胞が消えた...... 写真は、ヒト結腸がん細胞 NCI Center for Cancer Research/Urbain Weyemi, Christophe E. Redon, William M. Bonner <手術の必要もなく、薬の服用だけですべての患者が寛解に至った>アメリカで行われた小規模な臨床試験において、参加者全員のがんが消失する結果が確認された。研究に直接参加していないがん専門医も、「前代未聞」の効果だと述べ驚きをあらわにしている。 この臨床試験は、特定のタイプの直腸がんの患者を対象としたものだ。より多くの患者に適用するため現在も治験が続けられており、現在のところ18名に対して実施が完了している。治療薬のドスタリマブ
もうそういう年頃なんだよな。ご同輩よ、久しく近況聞いてないやつに聞いてみるといい。意外といるもんなんだよな。 2020年にクソ職場を辞めた。幹部からの恫喝が酷くて労基に相談行ったり色々やったけど、金と訴訟する根性がなくてズルズル続けていた仕事だった。コロナ対策などもないに等しく、テレワークなどの苦言を呈した直属の上司は裏切り者呼ばわり。心身ともに疲れ果て、このご時世に就活はきついと分かっていたけど辞めた。このまま続けていたら、どこかで感染してそっちで死んでいたかもしれない。 1年ほど、過去の職場繋がりで仕事を紹介してもらいながら、失業保険もろもろでなんとか食いつなぎ、転職活動に明け暮れた。しかし内定はない。 最近、身体に違和感を感じて検査に行ったら、癌が発覚した。去年の健康診断ではなんともなかったのだがな。今やただのフリーランスだからもっと早くに検査しとけばよかったのだが、感染症が蔓延る中

前立腺がんは、男性にとって最も一般的ながんの1つです。 そしてこれまで研究者たちは、前立腺がんと射精の関連性を探ってきました。アメリカのハーバード公衆衛生大学院(Harvard T.H. Chan School of Public Health)に所属するジェニファー・ライダー氏ら研究チームもまた、比較的新しい研究の中で前立腺がんと射精の関係を扱っています。 彼らの調査によると「月21回の射精」で前立腺がんのリスクを20%減少させられるかもしれません。 研究の詳細は、2016年12月1日付の学術誌『European Urology』に掲載されました。 Men who ejaculate at least 21 times a month slash their risk of prostate cancer by A THIRD, Harvard study finds https://

本日の朝日新聞の広告。このような治療法ががんに有効という科学的根拠はありません。 https://t.co/Cxyk2xOd1Y

『沈黙の艦隊』『ジパング』『太陽の黙示録』……数々のヒット作で知られる漫画家、かわぐちかいじ氏(71歳)。モーニングで『サガラ〜Sの同素体〜』 、ビッグコミックで『空母いぶき』が連載中だったが、今年の5月から「体調不良」を理由に休載していた。 このたび、約半年の休載期間を経て、11月7日発売のモーニング(49号)で『サガラ』の連載が再開される。また、ビッグコミック誌での『空母いぶき』の再開も発表された。 1968年に21歳で漫画家デビューして以来、70年代からヒットを連発し、休むことなく作品を世に出し続けてきた人気漫画家。はじめての長期休載の裏側には、知られざる闘病生活があった。 (取材・構成/伊藤達也、撮影/西崎進也) 喉にがんが見つかった──連載再開おめでとうございます。じつは、たいへんな病気をされていたそうですね。 「食道がんでした。ありがたいことに現在は寛解して、いたって元気ですよ

ディー・エヌ・エー(DeNA)とPreferredNetworks(PFN)が共同設立したPFDeNAは4月24日、少量の血液からがんの有無を判定するシステムの実用化に向け、専用ラボを開設したと発表した。 PFDeNAは、2018年10月にディープラーニング(深層学習)で胃がんや肺がん、乳がんなど14種のがんを判定するシステムの研究開発を始めた。医薬品医療機器総合機構の承認を得た上で、2021年を目標に事業化する計画で、ラボ開設によって「検査システムの開発をより加速させる」としている。 近年の研究で、がんになると体液に含まれる「細胞外RNA」という物質の種類や量が変動することや、罹患した臓器によって細胞外RNAの発現に違いがあることなどが分かっている。開発中のシステムでは、採取した血液から細胞外RNAを計測。計測結果と臨床情報を使ってディープラーニングを行い、14種類のがんの有無を高精度

前回はがんの予防に役立つことを期待されたベータカロテンのサプリメントが、かえって喫煙者に肺がんを増やしたという研究をご紹介しました。食べ物からベータカロテンをたくさんとっている人はがんになりにくいし、ベータカロテンは有害な活性酸素を取り除く作用もあります。まさかベータカロテンのサプリメントが害になろうとは、臨床試験をやってみないとわかりませんでした。 人体は複雑です。理論上は有効であると思われるようなものでも、実際に試してみて、検証しなければ本当に有効であるかどうかはわかりません。医学にはそういう例がたくさんあります。そういう教訓があるからこそ、ベータカロテンのランダム化比較試験が行われました。もしこの研究が行われていなければ、サプリメントが無駄に消費されていただけではなく、肺がんになったり、亡くなったりした人がもっといたことでしょう。 神経芽細胞腫マススクリーニングも、そうした教訓となり

喫煙の害を過小評価しようとしているのか、「肺がんで死ぬのは10万人に80人、約0.08%である。タバコが肺がん死を数倍増やすとしてもたかがしれている」といった主張を散見する。10万人に80人というのはおそらく、日本人男性の肺がん粗死亡率からきている。つまり日本人男性10万人につき年間で約80人が肺がんで死亡している。 0.08%を大したことがない数字だと思われるか。しかし、肺がんは日本の部位別がん死亡の第一位である。1995年ごろに胃がんを抜きトップに躍り出た。肺がん死がたいしたことがないなら、他の病気もおおむね大したことがないことになってしまう。 ポイントは、死亡率の分母は日本人男性全体で、死亡する確率が小さい若年者まで含めた数字であることと、そして何より、一年間あたりの数字であることだ。一生涯ならもっと数字は高くなり、日本人男性100人のうち肺がんで死亡するのは約6人、つまり日本人男性
日本人には胃がんが多いが、その背景にはピロリ菌が作るタンパク質の結合様式の違いがある――そんな研究結果を9月20日、東京大学の研究グループが発表した。これまでも胃がんの発症にはピロリ菌への感染が関わっていると考えられており、日本を含む東アジア諸国と欧米のピロリ菌には発がん性の強さに違いがあったが、その原因は分かっていなかった。今回の研究で、東アジアと欧米のピロリ菌には生産するタンパク質の構造に違いがあり、それが発がん性の高さの違いにつながっていることが判明したという。 ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は、ヒトの胃粘膜にすみつく病原細菌で、感染すると胃潰瘍(いかいよう)や萎縮性胃炎を引き起こすほか、胃がんの発症原因にもなるといわれている。研究グループによると、発がんの過程にはピロリ菌が作り出す「CagA」(キャグエー)というタンパク質が関わっており、これがヒトの胃細胞に侵入して「SHP2」

自費診療で高額な治療を提供しているクリニックのウェブサイトでは、治療前後でCT画像を提示して「がんが消えた」と称するなどしています。本当にがんが消えるのならいくらでもお金を出す患者さんもいるでしょう。私も患者さんを紹介したいです。 ただ、信頼できるかどうかを検証するためには情報が必要です。科学においてはデータは第三者が検証可能なように論文として発表されますが、こうしたクリニックのウェブサイトでは論文の文献情報が記載されていることは稀です。また、文献情報があっても元の論文を読むと、動物実験や試験管内レベルの話にすぎないことが多いです。仕方がないのでウェブサイトに載っている情報を吟味するのですが、治療前後の画像をよく見ると撮影条件が異なるなどします。 撮影条件の一つに造影剤の使用の有無があります。造影剤とは画像検査のときに診断能力を上げるために使う薬剤です。造影剤にもいろいろあって、一般の方に

もしあなたががんにかかり、手術を受けることになったとしましょう。現在の日本では、ほとんどの場合、手術のメリットとデメリットは何か、あるいは手術を受けなかったらどうなるのか、医師から説明があります*1。これから受ける医療についての情報を提供されて(インフォーム)、その医療を受けることに同意(コンセント)するか、あるいは受けないかは、患者さんが決めます。医師が決めるのではありません。「インフォームド・コンセント」という言葉はすでに広く知られています。 手術に限らずあらゆる医療について、正確な情報が提供された上で、患者さんが医療を受けるかどうかを決めるのが理想です。ワクチン接種についてもです。もし提供された情報が不正確であれば、たとえ患者さんが同意し、書類にサインしていたとしても、その同意は無効です。患者さんの意思決定の助けになるよう、医療者はできるだけ正確な情報を提供するように努力しなければな
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