立憲民主党の野田佳彦代表は16日、台湾有事は「存立危機事態」になり得るとした高市早苗首相の国会答弁を批判した。長崎県島原市の党会合で「物事を言い過ぎてしまい、日中両国の関係がとても厳しい局面になってしまった。かなり軽率だった」と述べた。「自民党支持層に受けていると思っている節がある。なお危ないと思う」と付言した。 首相経験者の野田氏は「自衛官の最高指揮官である首相が軽々に具体的なことを言ってはならないのは不文律だ」とも強調した。 立民の本庄知史政調会長はフジテレビ番組で、首相の国会答弁について「安全保障法制への理解が十分ではない」と指摘。中国にとっての台湾の位置付けに対する認識なども不十分だとした。 同じ番組で、自民の田村憲久政調会長代行は「背景を説明し切れていないところは首相も反省している。これから、こういう発言はないだろう」と語った。 首相の答弁に対し中国の薛剣駐大阪総領事が「汚い首は

立憲民主党の安住淳幹事長は14日の記者会見で、石破茂首相の後任を決める首相指名選挙を巡り「自民党もうちも数合わせをやっている。それだけだ。この世界にいたら当たり前のことだ」と述べた。立民が首相指名の有力な野党統一候補と位置付けている国民民主党の玉木雄一郎代表が基本政策の一致を求めていることを念頭に「きれいごとでごまかしているうちは、本当じゃない」と語った。 「玉木」と呼び捨て安住氏は、衆院の自民会派が196、立民が148で48の差があることを踏まえ「いろいろ言われるが、執念で本当に政権を代えるというなら、死に物狂いで、どんなお考えであっても48人の票を集めるしかない。これが選挙だ」と説明。「そんなときに、もちろん理念は大事だが、現実の政治を動かしていくのはそれだけではない。そういう点で言えば、私たちのほうがはるかに本気だから、場合によっては野田佳彦代表を(首相指名の候補から)降ろしてでもや

1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く