ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相(2025年9月9日撮影)。(c)SERGEI ILNITSKY / POOL / AFP 【9月11日 AFP】ロシアは10日、イスラエルがカタール領内でイスラム組織ハマス幹部らを標的とした空爆を実施したことを強く非難し、中東和平の試みを損なっていると述べた。ロシア外務省は声明で、「ロシアはこの事件を重大な国際法違反と見なしている。独立国家の主権と領土保全への侵害であり、さらなるエスカレーションにつながる一歩だ」と述べた。ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相はその後、カタールのムハンマド・アル・サーニ外相と電話会談を行い、「今回の攻撃的な行動を断固として非難すると改めて表明した」。 ラブロフ氏はさらに、「イスラエルの行動が示す重大な危険」を強く非難し、「中東情勢の新たな不安定化につながっている」と述べた。 イスラエルが、パレスチナ自治区ガザ地区での紛争終結に向

破壊されたパレスチナ自治区ガザ地区北部の建物=1月/Menahem Kahana/AFP via Getty Images (CNN) イスラエルの主要人権団体2団体がパレスチナ自治区ガザ地区の惨状をめぐり、「ガザのパレスチナ人に対するジェノサイド(集団殺害)を犯した」としてイスラエルを非難した。イスラエルの人権団体がイスラエルの行為をジェノサイドと断定するのは初めて。 人権団体のベツェレムは28日に発表した報告書で、「ガザ地区におけるイスラエルの政策とその恐ろしい結果を、この攻撃に関するイスラエル政府高官や軍司令官の発言と併せて検証した結果」、ジェノサイドと断定するに至ったと発表した。 イスラエル人権医師会(PHRI)は、ベツェレムに加わってガザに対するイスラエルの行為をジェノサイドと呼ぶと発表した。これとは別に、法的・医学的な検証を行った結果、「ガザの医療システムを意図的かつ組織的に殲

『認知戦』という、頭の中を巡るネットでの工作が、日本の民主主義を脅かす形で、私たちの目の前で繰り広げられております。7月20日の参議院選挙を前に、ロシアによる大規模な情報工作が日本のSNS空間で激化しており、その規模と巧妙さは、もはや看過できないレベルに達しています。 簡単に状況を説明しますと、このような感じです。 ・ロシア製ボットが、親露派大手アカウントが流す石破茂政権批判や偽情報、印象操作の投稿や動画をトレンド入りさせ、百万再生単位でバズらせている ・アメリカでは摘発されているボットだが、日本ではプラットフォーム事業者も情報当局も対応できておらず野放しになっているため、ガセネタ流し放題になっている ・政府批判、石破茂、岩屋毅、公明党などへの攻撃が中心であり、利用できるものであれば参政党でも日本保守党でもれいわ新選組でも反ワクチンでも沖縄独立でも使えるものは何でも使う傾向がある(特定の政

ピストン赤沢さん、TACOピーの言った言わないの関税で迅速に仕事して新しいあだ名“アディーレ赤沢”が増える

パレスチナのガザ地区で拡大するイスラエル軍の軍事作戦をめぐって、ネタニヤフ首相は、ガザ地区全域の掌握を目指すと述べ、さらに攻撃を強める構えを示しました。イスラエル軍による激しい空爆や地上作戦では19日にかけても130人以上の死者が出ていて、住民の犠牲が増え続けています。 イスラエル軍が今月16日からガザ地区での軍事作戦を拡大する中、ネタニヤフ首相は19日、ビデオ声明を公開し「ガザ地区全域を支配する。これがわれわれがやろうとしていることだ」と述べ、地区全域の掌握を目指して、さらに攻撃を強める構えを示しました。 こうした中、イスラエル軍は地上部隊を作戦上の要衝に展開するとともに、イスラム組織ハマスの拠点など160か所以上を空爆したと発表しました。 一方、ガザ地区の保健当局は19日、過去24時間に136人が死亡したとしていて、住民の犠牲がさらに増え続けています。 またイスラエルは、ことし3月から

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