7月20日投開票の参院選で、激戦の東京選挙区から無所属で立候補した山尾志桜里元衆院議員(51)。欠員の補充を含む7議席をめぐって全国最多となる候補者32人のうちの1人として競ったが、結果は落選だった。 【写真あり】玉木代表と笑顔で2ショット…“公認取り消し”山尾氏 今回の参院選では当初、国民民主党から比例代表での立候補が予定されていた山尾氏。しかし6月10日に開いた出馬会見では、過去に報じられた不倫疑惑やガソリン代の不正計上問題、議員パスの不正利用といった醜聞への質問が集中することに。山尾氏から十分な説明がなされなかったことから批判が相次ぎ、同党は急きょ彼女の公認を取り消したのだった。 同党を離党した山尾氏は、7月1日に無所属での出馬を表明。選挙戦では女性天皇容認や、戦力保持や交戦権を否定する憲法9条2項の改正を訴えてきたが、残念ながら政界復帰とはならなかった。そんななか、落選直後に述べた

国民民主党が参院選比例代表の公認を見送り、無所属で東京選挙区に立候補した元衆院議員、山尾志桜里氏の落選が確実となった。山尾氏は出馬表明時、左派と右派の分断が進んでいるとして「中道政治をあきらめない。女性天皇の容認や憲法改正による安全保障実現など、国家観を自由度高く訴えたい」と述べていた。 【詳報】比例代表39議席が固まる 出口調査 山尾氏を巡っては国民民主党が5月に擁立を発表。6月の記者会見で、過去に不倫疑惑が報じられた際の自身の対応を念頭に「極めて未熟だった」などと釈明したが、交流サイト(SNS)を中心に出馬を疑問視する声がやまず、公認が見送られた。 山尾氏は2009年に衆院議員に初当選。民進党で政調会長などを担った。

紆余曲折を経て国民民主党と袂を分かち、無所属で一人奮闘している山尾志桜里氏(50)。当人は「リベンジではない」とノーサイドの姿勢を表明しているが、街頭演説に足を運んでみると、一連の出来事がしっかり尾を引いており――。 【写真24枚】汗だくになりながら吉祥寺駅前を激走する山尾志桜里氏。“男性ファン”たちとも快く交流 *** 「政党同士の思惑とか、そういったしがらみから全く離れて、皆さんの暮らしのお困りごとの解決! 直接答えを作っていく!」 参院選公示日の翌日、伊豆大島の町役場前で山尾氏はこう声を張り上げた。およそ10分にわたる熱弁の最後で“政党のしがらみ”に言及した理由は周知のとおり、公認を巡る国民民主党とのいざこざだろう。 「山尾氏の不倫疑惑に質問が集中し大炎上した記者会見の後、国民民主党は即座に彼女の公認を取り消しました。山尾氏は向こうから誘っておいてはしごを外した同党に怒り心頭で、執行

《三鷹駅。小5男子がわざわざ来てくれました!「政治家になにをやってほしいですか?」と聞いたら「女性天皇と選択的夫婦別姓」と即答。やるよ!》 【写真】『小5男子』に跪いて…“やらせ”説が唱えられた山尾氏の投稿 山尾氏の投稿にツッコミ殺到 7月9日、参院選に出馬している山尾しおり氏が冒頭のように投稿した。 「この日、山尾さんは三鷹駅付近で街頭演説を行っていました。山尾さんは元々、国民民主党からの出馬が公表されていましたが、過去の既婚男性弁護士との不倫疑惑が影響して、6月10日に行われた出馬会見の翌日に国民民主党の公認が取り消しに。今回は無所属での出馬となっています」(全国紙社会部記者) 山尾氏は三鷹駅での街頭演説を振り返り、冒頭の投稿をしたのだが、この投稿には違和感を覚えた人が多かったようで、 《小5の男の子がそんなこと言うわけないだろw朝から笑かすな》 《ほんまかいな》 と疑問が投げかけられ

参院選(7月20日投開票)が7月3日公示され、連日の猛暑のなか候補者たちが声を上げている。 【写真あり】「W不倫騒動」の質問で涙目…山尾志桜里が国民民主の公認取り消しの「裏事情」 「今の国会では、政党の壁で一人ひとりの意見が遮断されている。これをちゃんと訴えていきたい。無所属の私だからできます!」 そう声を張り上げたのは、国民民主党から公認を取り消されて無所属として東京選挙区から立候補した山尾志桜里氏(50)だ。同氏は参院選公示2日前の7月1日に立候補を表明し、驚きをもって伝えられた。 衆院議員時代の彼女の選挙区は愛知7区。東京選挙区からの出馬は文字どおり「地盤・看板・かばん」ナシの戦いとなる。山尾氏を知る人物が立候補の裏側について語る。 「国民民主から公認内定が出た時点で、完全に戦闘モードに入っていたからね。一度ついてしまった“火”を消すのは不可能だったということじゃないかな。国民民主に

7月20日に投開票が行われる参院選。各候補者が出馬会見を行うも形式にはさまざまなものがあった。過去の自身の言動を問われた、『あの3人』は真摯な対応をしたのだろうか……。 【画像】警察が出動し支援者が押さえ込んで…蓮舫氏の街頭演説「乱入者トラブルが発生」緊迫の現場写真 国民民主党から参院選の比例代表の公認候補として6月10日、出馬会見を開くも、「新しく言葉を紡ぐことはご容赦いただきたい」「何かを新しくお話しすればご迷惑をおかけすることもある」などと言葉を濁したことで、大きな批判を浴び、翌11日に公認内定の取り消しとなった山尾志桜里元衆議院議員(50)。 公認内定取り消しを受け、裏事情をぶちまけながら「党の統治能力に深刻な疑問を抱いている」と国民民主党へ離党届を提出した。しばらく山尾氏の姿を永田町で見ることはないだろうと思われていた矢先、 「無所属で出馬することになりました」 7月1日、参院選

「悪名も含めての抜群の知名度があり、今後の展開次第では当選圏に届く可能性もある」 選挙アナリストの間でそんな声が出始めているのが、参議院東京都選挙区に無所属で立候補した、山尾志桜里(本名・菅野志桜里)元衆院議員(50)だ。同選挙区に候補者を擁立した各党・政治団体の選挙戦略にも影響を及ぼす可能性があることから、その動静が政界で注目されている。 ■無理筋の挑戦だがどんでん返しの可能性も 同選挙区では、4人の現職(自民党1、立憲民主党2、共産党1)を含め、各党・各政治団体がこぞって候補を擁立している。改選6に欠員補充の1議席を加えた計7議席に32人が立候補した激戦区で、今回の参院選での最注目区となりそうな状況だ。 そうした中、都内約1万4000カ所に設置されたポスター掲示板で、公示日に山尾氏のポスターが張られたのはごく一部にとどまっている。公示直前に出馬を決断したため、ポスター貼りなどを担当する

漫画家の小林よしのり氏は4日、参院選(20日投開票)東京選挙区に無所属で立候補した元衆院議員の山尾志桜里氏(50)のポスター張りを、東京都内に設置されたポスター掲示板の前で行った。 【写真】山尾志桜里氏のポスター張りをせっせと行う小林よしのり氏 小林氏と山尾氏は以前から親交が深い。今回、無所属で立候補したことについて、炎天下の中で作業を行った小林氏は「(周囲の)全員が、待っていましたみたいな感じだった」と、日刊スポーツの取材に語った。 組織的支援がなく、知人や友人も含めて選挙活動を支えるのが、今回の山尾氏の選挙戦。「ポスター張りは全然、やったこともない」という小林氏も、国民民主党からの公認見送りで「フラストレーションがたまっていた」としてポスター張りを買って出た。「漫画家って広範な知識がいる、何でも経験だと思いやってみようと思った」という。 国民民主からの立候補には、自身は「反対だった」と

過去の不倫報道について追及を受ける2時間半の会見に臨んだものの、世論の反発を受け、国民民主の公認が見送りになった山尾志桜里氏。参院選の公示直前、東京選挙区(定数6人+1人〈任期3年〉)において無所属で立候補することを表明した。東京選挙区といえば、国民民主が2人を擁立した選挙区。山尾氏による国民民主への“逆襲”ともみられる選挙戦だが、公示日だった3日の第一声の聴衆は数えるほど。大逆風の中での選挙戦の行方は……。 〈画像〉街頭前舌後、支持者にサインを求められ書いた“言葉”とは たもとを分かった国民民主への苦言も、聴衆は10人ほど「残念ながら国民民主党から公認の取り消しを受けましたが、中道政治をあきらめることがどうしてもできませんでした」 3日、東京・吉祥寺での第一声で、山尾氏がまず触れたのが、国民民主からの公認内定取り消しと、「リベラルから穏健保守までを統率していくと結党メンバーで誓い合った国

2025年夏の参院選で国民民主党から公認を取り消された山尾志桜里元衆議院議員が、7月1日に無所属での出馬を表明した。山尾元議員は元々参院選を国民民主党から出馬すると公表されていたが、6月11日に公認内定が取り消されている。 【写真】決裂前に見せていた“不倫コンビ”満面の笑みのツーショット 国民民主党の公認は取り消し「山尾氏は5月に国民民主党の公認が発表された後、6月10日に出馬会見を実施。そこでは、彼女の過去の不倫疑惑に関しての質問が飛び出しました。 しかし本人は、“この場で新しく言葉をつむぐことはご容赦いただきたい”“その件はご勘弁いただきたい”と回答を拒否。その姿勢に批判が噴出していました」(全国紙社会部記者)不倫疑惑とは、8年前に報じられた既婚の弁護士男性との交際について。 その後、2021年には『週刊文春』が男性との密会に山尾氏が議員パスを不正利用していた疑いや、男性の元妻が自死

5月14日、国民民主党から参議院選挙における公認候補予定者として山尾志桜里さんの名前が発表されましたが、6月10日の出馬表明会見の翌日、公認が取り消される急転直下の事態となりました。山尾さんは、東大卒、検事、衆議院議員といった経歴の持ち主。トップクラスの優秀な方であることは間違いなく、女性リーダーとして活躍できる方なのだろうと思います。国民民主党の公認理由は、「どんな過去があっても再チャレンジできるようにしたい」でした。この方針は誰もが賛同できると思いますが、問題は再ブランディングの行い方だったのだろうと思います。どんな人も再出発できる社会であってほしいといった願いを込めて、なぜ、このような残念な事態となったのか、どうすればよかったのか、記者会見と再ブランディングにおけるメッセージの組み立て観点から振り返ります。 ■メディアトレーニング座談会(広報RM研究会:日本リスクマネジャー&コンサル

都議選で議席を告示前のゼロから9に伸ばした国民民主党内で、同党広報委員長の伊藤孝恵参院議員(50)の存在感が増している。山尾志桜里氏(50)の参院選出馬を巡っては、苛烈な追い落とし工作を行っていた。一本筋の通った行動に「ネクスト玉木」の呼び声も高いという。 【写真を見る】「国民民主党の新女帝」の素顔 *** 「玉木さんに忌憚なく意見できる数少ない一人」 都議選の結果を受け、玉木雄一郎代表(56)は「大きな一歩だ」と胸を張ったが、党内で祝勝ムードは広がっていない。 「目標の11議席に届かず、山尾氏を巡る公認取り消し騒動が影を落としたのは明らかです。政党支持率の下落傾向にも歯止めはかかっておらず、“山尾ショック”の影響は今後も尾を引くとみられています」(全国紙政治部記者) その一方、自身のXで高らかに“勝利宣言”をして注目を集めたのが伊藤氏だ。 〈0が1になるのも凄いことなのに、0は9になりま

参院選(7月20日投開票)に国民民主党から出馬予定だった山尾志桜里元衆院議員は、産経新聞のインタビューで、国民民主が新人議員も含めた両院議員総会で公認取り下げを決めた過程について「経緯も事情も知るすべのない新人に責任を転嫁するやり方は適切とは思えない」と、党のガバナンスのあり方を疑問視した。一連の経緯を振り返って「組織の要諦は仲間を裏切らないこと」と述べた一方、玉木雄一郎代表ら同党のメンバーに対して「同志のような気持ちは消えない」とも語った。 【写真】山尾志桜里氏と望月衣塑子記者の意外な「共通点」 ■村八分、演出された ──玉木氏は、山尾氏の公認取り消しを決めた翌12日、SNSで「山尾さんに対して(中略)本人にお詫びしました」と明かしたが、どのような謝罪だったのか 「(フェイスブック傘下の通信アプリの)メッセンジャーで、一言謝罪の言葉があった。具体的な中身は避けたいが、玉木代表が『お詫びし

国民民主党が参院選(7月20日投開票)での公認を取り消した山尾志桜里元衆院議員が、産経新聞のインタビューに応じた。山尾氏は過去の不倫疑惑を巡り、6月10日の出馬会見で事実関係を否定した一方、詳しい内容を説明しなかった理由について「民間人である関係者のプライバシーを傷つけることはできなかった」と強調した。榛葉賀津也幹事長から公認の辞退と党の政策顧問への就任を求められたが、断ったことも明らかにした。国政復帰には強い意欲を示した。 【写真】山尾志桜里氏と望月衣塑子記者の意外な「共通点」 ■国政を目指す ──今後は政治家として道筋をどう描いているのか 「国政を目指す気持ちは固まっている。政治的には隘路(あいろ)でも左右に偏らない中道政治を切り拓きたい。特定の政党が念頭にあるわけではないが、ポピュリズムとは距離を置きたい。ポピュリズムは政党を太らせ、国を弱らせる」 ──なぜ国政なのか 「国会議員時代

【全2回(前編/後編)の前編】 一時、飛ぶ鳥を落とす勢いだった国民民主党は、いわゆる「山尾ショック」の影響で支持率を大きく下げている。それにしても、この間の玉木雄一郎代表(56)の行動は、お粗末というほかない。関係者が明かした、山尾氏の公認取り消しまでの全内幕をお届けしよう。 【写真を見る】“美魔女”と呼ばれていた頃の「山尾志桜里氏」 *** 平成以降で最多となる295人が立候補した東京都議選(6月22日投開票)も終盤に突入し、選挙戦は一層熱を帯び始めている。 中でもメディアの関心を集めるのが、玉木氏率いる国民民主党の動向だ。選挙戦を取材する全国紙の都庁担当記者が言う。 「都議会に議席を持たない同党は今回、11議席獲得を目標に掲げています。7月の参院選の前哨戦と位置付けられ、玉木氏ら幹部も精力的に各候補の応援に駆け付けていますが、聴衆は集まっても、2カ月前の熱気や勢いは感じられません。“山

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