東京都は、都内全ての一般家庭約800万世帯を対象に、今年夏の水道基本料金を無償化する方針を固めた。物価高に苦しむ家計を助けることで、自宅でのエアコン使用を促し、熱中症予防につなげる狙いがある。 【写真】都内で「水がおいしい」市、調べたら…唯一の「深層地下水100%」 都関係者によると、無償化の期間は夏場の4か月間程度を想定している。関連経費約400億円を盛り込んだ補正予算案を6月開会予定の都議会定例会に提案する。 都水道局によると、月々の水道基本料金は給水管の口径で異なり、都内の一般家庭向けは主に860円、1170円、1460円の3種類。使用量が6立方メートル以上になると、量に応じて料金が上乗せされる。2023年度の年間配水量は事業用を含め、15億2663万立方メートルで、水道料収入は3150億円だった。 無償化の背景には、光熱水費を節約するためにエアコン使用を控えた結果、熱中症で死亡する

東京都が進める少子化や子育て対策について、小池知事はNHKのインタビューで、来年度、子育て世帯への経済的支援を5万円増額する考えを明らかにしました。 都は「切れ目のない子育て支援」として、子どもを産み育てやすい環境を整備しようと、経済的支援を行っています。 具体的には、子ども1人当たり、妊娠を届け出たら6万円相当、出産したら10万円相当の育児グッズをカタログから注文できるほか、子どもが1歳から2歳の時には、6万円相当の商品券やクーポンなどを区市町村を通じて受け取ることができます。 これについて、小池知事は25日にNHKのインタビューに応じ、「さまざま経済的支援を行っているが、5万円増やし、合わせて27万円で子育てを応援したい」と述べ、来年度、子育て世帯への経済的支援を5万円増額する考えを明らかにしました。 都は、このほか「018サポート」として、昨年度から18歳以下の子どもを対象に毎月50

膝関節を骨折した小池都知事が、15日行われた東京都戦没者追悼式典に車いす姿で出席しました。公式行事への参加は、骨折後初めてです。 【画像】骨折後初の公式行事 左足回復の様子は? 小池知事は、先週行われたプロ野球の始球式で、膝関節の剥離骨折をしたあと、テレワークで公務を続けていましたが、15日の戦没者追悼式典には車いすで出席しました。公式行事への参加は負傷後初めてです。 小池知事は式典で「夢と希望にあふれた平和な世界を、未来の子供たちへと引き継いでいくことを誓います」と、式辞を述べました。 式典には381人が参加し、遺族代表の1人は、東京大空襲で街は黒こげの遺体ばかりになったことをあげ、「戦争の記憶を風化させないよう語り部になっていかなければ」と語りました。 また、曾祖父が戦死したという11歳の鶴羽大悟さんは、「戦争の悲惨さを学び、平和の大切さを感じている」と述べました。

東京都の小池百合子知事(72)が膝関節を剥離(はくり)骨折したと7日、都が発表した。都によると全治2カ月程度の診断が出ているといい、小池氏は当面、テレワークで公務をこなす。 【写真】神宮球場の始球式にサプライズ登場。投球した際に体勢を崩す小池百合子都知事 小池氏は6日夜、明治神宮野球場(新宿区)で行われたプロ野球、ヤクルト-阪神戦前の始球式に登場した。「来年はお隣の国立競技場で世界陸上が、そしてデフリンピックが東京体育館で開かれることになっている。これからもスポーツで盛り上げていきましょう」などと呼びかけた後、マウンドから投球。ツーバウンドでキャッチャーに届き、手を振りながら退場した。 関係者によると、直後に不調を訴え、車いすで球場を後にしたという。投球の際に膝をひねったとみられる。 小池氏は7月の都知事選で3選を果たしたばかり。7日午後には、令和7年度の国の施策や予算に対する都としての提

東京都の公式X(旧ツイッター)が10日、更新され、駐日イスラエル大使が都庁を訪問した時期を明記する投稿が記された。この日、東京都知事選で落選した蓮舫前参院議員(56)が自身のX(旧ツイッター)に投稿した、小池百合子知事とイスラエルのギラッド・コーヘン駐日大使に関連する投稿に対応したものとみられる。 【画像】駐日イスラエル大使が都庁を訪問した時期を明記する投稿 都の公式Xでは「駐日イスラエル大使は、2022年4月に着任挨拶のため東京都庁に来られました。ご参考までに」と記された。 この投稿に先だって、蓮舫氏はコーヘン大使が、小池氏とのツーショット写真とともに都知事選の当選を祝福する投稿を引用。まずは「敗者ですが言わせてください」と前置きし「当選直後にこの外交は私の考えではあり得ません」と、イスラエルのガザ地区攻撃などを念頭に置いたとみられる指摘をした上で「都民の1人としても、とても残念です」と

国民民主・玉木雄一郎代表が8日までに、自身のX(旧ツイッター)を更新。現職の小池百合子知事(71)が3選を果たした東京都知事選について私見を記した。 【写真】小池知事「立ち食いステーキ」姿にネット上騒然 玉木氏は小池氏の3選を受け「小池知事、当確おめでとうございます」と祝福し、「国を上回る水準の子育て政策の実現など、これまでの実績が都民に評価された結果だと思います。さらに都政をアップデートし、世界に誇れる東京を作り上げていかれることを期待しています」と記した。 祝意を示したことについて、その後の投稿で「立場を超え、勝者に祝意をおくるのは常識ではありませんか。また、相手の批判だけでは選挙に勝てないことが分かったのではありませんか」と説明。「今回、政策に具体性があったのは、現職の小池知事とAIやGitHubを駆使する安野たかひろ候補だけだったと思います」とし、「安野候補の政策集は、まさに対決よ

盤石の戦いを終えた小池百合子さんの一番の問題点は、今回特に明確でしたが「いまの都知事(のやってきた政策)は支持しているが、別に小池百合子は支持していない」という点です。 言い方を変えれば、役職と人物とが有権者の評価からは切り離されていて、政策に満足はしているけど、小池百合子さんが良いとは思わない、という都民が2割ぐらいいて、その人たちが概ね小池百合子さんに投票しているのです。「まあいいか」ってやつでしょうか。 あまり愛されない小池百合子さん。それでも蓮舫さんよりは… いわば、現状にそれほど不満のない都民が現状維持票として小池百合子さんに仕方なく投票したのであって、どの調査を見ても「小池百合子さんが絶対に良い」「小池百合子さんが大好き」という層はそう多くありません(それでも蓮舫さんよりは愛されています)。 ©時事通信 裏を返すと、小池百合子さんが都知事選において都民から揺るぎない票数を得て圧

任期満了に伴う東京都知事選挙は7日、投票が行われ、現職の小池百合子氏の3回目の当選が確実になりました。 小池氏は71歳で、ニュースキャスターなどを経て政界入りし、環境大臣や防衛大臣を歴任しました。2016年の都知事選で初当選し、これまで2期8年、知事を務めました。今回の選挙では、子育て世帯の家賃負担軽減や無痛分娩への助成制度新設などを公約に掲げました。 当選確実となったことを受けて、小池氏は「8年間の実績を評価していただいた。これからもさらに全身全霊で当たっていきたい」と述べました。 今回の都知事選には、小池氏のほか、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏や前参議院議員の蓮舫氏など、過去最多の56人が立候補していました。

任期満了に伴い、きょう(7日)投票が行われた東京都知事選は、現職の小池百合子氏が当選確実となりました。 当確・小池氏「ますます重責を痛感」 ■安定した戦いの小池氏 与党支持層の大半固め当選確実 きょうJNNが行った出口調査(午後7時半時点)に取材を加味して投票の動向を分析しました。 それによりますと現職の小池百合子氏は、自民党支持層の約7割と公明党支持層の約8割を支持を得ています。さらに無党派層の約3割からも支持を得て、当選が確実となりました。 小池百合子氏は兵庫県出身の71歳。民放キャスターなどを務めた後、1992年に参議院議員、93年に衆議院議員に。環境相や防衛相を歴任後、2016年8月に東京都知事に就任。現在まで2期8年を務めています。 ■無党派層は約4割が石丸氏に 蓮舫氏支持は2割弱にとどまる 広島県安芸高田市の前市長・石丸伸二氏は、無党派層の約4割の支持を得て激しい追い上げを見せ

現職の小池百合子都知事(71)が、前参院議員の蓮舫氏(56)らをリードする展開の東京都知事選(7月7日投開票)。2期8年に及ぶ小池都政の在り方が問われる中、「週刊文春」は、部署別の超過勤務状況を取りまとめた内部文書を入手した。小池氏は2016年の都知事選で「残業ゼロ」などの公約を掲げていたが、文書からは都庁職員の残業時間が労働基準法で定められた上限を超えていることが窺え、波紋を呼びそうだ。 総務局人事部職員支援課長が各局長らに宛てた文書 3選を狙う小池氏が2016年の都知事選で掲げた公約が、「7つのゼロ」だった。「待機児童」など7項目のゼロを目指すとしたが、実際にゼロを達成したのは、「ペット殺処分」のみ。「残業」については、都職員1人あたりの平均残業時間は13.5時間(2015年度)から、16.8時間(2022年度)へと逆に増加している。 今回、「週刊文春」が入手したのは、総務局人事部職員

神宮外苑、築地市場跡地、五輪選手村を改修した「晴海フラッグ」。東京都内で進められるこれら三つの「巨額再開発事業」を、同じ企業が主導している事実をご存じだろうか。都庁OB14人の天下りを受け入れる三井不動産グループと都の、「癒着の構図」とは――。 【写真を見る】美脚を披露するキャスター時代の小池百合子氏(1992年) *** 「週刊新潮」7月4日号では、小池百合子都知事(71)がついぞメスを入れられなかった都の「暗部」、都庁OBの外郭団体への天下りの実態について詳報した。小池氏に尽くして出世すれば「東京地下鉄株式会社」(東京メトロ)社長などの天下り先が用意され、1500万円以上の年収が保障される。庶民感覚からかけ離れた「天下り天国」。それと同等、いやそれ以上に闇が深いのが、民間企業への天下りである。 〈都幹部14人 三井不天下り〉 6月16日、そんな見出しで都庁OBの三井不動産グループ2社へ

討論会から逃げ、メディアを自分のためだけに利用する──。7月7日の投開票日まで残り5日、いよいよ終盤戦に差しかかった東京都知事選。ライバルの蓮舫前参院議員が「公開討論会」を呼びかけても、現職の小池知事は聞く耳ナシ。テレビ討論会のオファーを断り続けていると蓮舫氏に暴露されたが、われ関せずだ。議論を避けるクセに、勝手知ったるテレビ局には水面下でムチャぶりの連続。あろうことか「テレビ私物化」を画策しているというのだ。 ◇ ◇ ◇ 蓮舫陣営によれば、ほぼすべての在京民放テレビ局から討論会のオファーがあるというが、小池氏は「公務優先」を理由に逃げ続け、ただの一度も実現していない。そもそも、民放各局がオファーしている情報・報道番組は、ほとんど公務の入らない夜の時間の放送にもかかわらずだ。 つまり「公務」は激論回避の逃げ口上。ボロが出るのを避ける口実に過ぎない。実際、各局に小池陣営は「単独出演による

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