”天才少女”に求められた処分の行方に、世界のフィギュアファンが視線を注いでいる。 11月14日、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は世界アンチ・ドーピング防止機構(WADA)が、女子フィギュアスケーターのカミラ・ワリエワに対し、『4年間の出場停止』『昨年12月25日(ロシア選手権)を含む彼女が出場した大会成績(2022年ヨーロッパ選手権)の取り消し』『2022年北京オリンピック団体金メダルはく奪』などを求めたと発表した。 【北京五輪PHOTO】個人では涙の4位。ドーピング疑惑のカミラ・ワリエワの演技をプレイバック 今年2月の北京オリンピックでワリエワ(当時15歳)は、フィギュアスケート団体戦でロシア・オリンピック委員会(ROC)の一員として金メダルを獲得。しかし、個人戦の前に、ドーピングサンプルから禁止薬物のトリメタジジンが検出されたことが判明した。それでもCASはワリエワの個人戦への出場を許可

北京冬季五輪のスキー・ジャンプ混合団体で、高梨沙羅の1回目。スーツの規定違反により失格となった=2月、張家口(共同) 北京冬季五輪のスキー・ジャンプ混合団体で、日本の高梨沙羅(クラレ)らを含む4カ国の女子5人がスーツの規定違反で失格となった事態を受け、全日本スキー連盟(SAJ)がスーツの作製や検査手法に関する改善案を国際スキー連盟(FIS)に提出したことが6日、複数の関係者の話で分かった。 【写真】真っ黒な画像と謝罪文…高梨沙羅、失格問題で投稿 IOC共感 各国の案とともに、8日から5月中旬まで実施されるFISの会議で議論される。 着用するスーツが大きいと揚力が増して飛距離が伸びやすくなるため、体とのゆとりの幅は厳密に規定されている。SAJは作製や検査で透明性や平等性が確保される新ルールを要望している。

バイアスロン女子10キロ立位で表彰台を独占したウクライナ勢。中央は優勝したウクライナのイリーナ・ブイ選手、左は2位のオレクサンドラ・コノノワ選手、3位のリュドミラ・リアシェンコ選手=張家口・国家バイアスロンセンターで2022年3月8日、宮間俊樹撮影 13日に閉幕した北京冬季パラリンピック。ロシアによる侵攻で出場が危ぶまれたウクライナ選手団は、15日未明に北京をたって隣国ポーランドのワルシャワに向かう。つかの間の祭典のさなかにも家族の安否が分からなくなるなどの現実が迫り、20人の選手は先行きを見通せずにいる。 「ワルシャワに着いた後のことは分からない」と選手団広報は苦境を明かす。選手や関係者の話を総合すると、ポーランドに家族を呼び寄せ面会したり、一時待機後に帰国したりする案が出ているほか、国境近くの強化拠点辺りに避難する選択肢も話題になっているという。ただ、攻撃がやまない上に、ウクライナ政府

【北京共同】開幕まで1週間を切った北京冬季パラリンピックは26日、ロシアによるウクライナ侵攻の影響が影を落とした。国際パラリンピック委員会によると、ドーピング問題の制裁を受けて個人資格で参加するロシア・パラリンピック委員会の選手の一部は同日までに北京入り。一方でウクライナ選手の参加は不透明な情勢になっている。 「私たちは北京に行く」ウクライナ、パラに参加意思示すウクライナ・パラリンピック委員会によると、ノルディックスキー距離とバイアスロンの2競技で男女約20の出場枠を得ている。18年平昌冬季大会では「金」7個を含む22個のメダルを獲得した強豪。14年ソチ大会でも、役員を含めて約30人の選手団で参加した。

TBSの安住紳一郎アナウンサーが2月20日、TBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』に出演し、北京オリンピックの放送に関する話題に触れた。踏み込んだ発言がまじったその内容に多くの反響が寄せられた。どのような話が展開されたのか。 【実際の音声】リスナーも爆笑。安住アナの本音が爆発したオープニングトーク 「なんていうやり方だぁ」。安住アナ、思わず愚痴漏らす自身は同局の北京オリンピック総合司会も務めた安住アナ。番組の冒頭ではオリンピックの放送体制などに対し、次のように言及した。 「得するのはNHKだけだよ。五輪(の放送)を一緒にやろうって言ってさぁ、お金を出しといて、民放が放送する種目は裏のBS(チャンネル)でやるっていうさぁ...。なんていうやり方だぁ。今日もどうせNHK総合で見るんでしょう。知ってるんだからぁ。民放テレビなんて潰れればいいと思ってるんでしょ。すぐ、みんな言うもんね、『スポーツはN

【北京時事】北京冬季五輪が20日閉幕し、今秋の中国共産党大会で異例の3期目入りが確実視される習近平国家主席(党総書記)の実績がまた一つ加わった。 【写真】北京冬季五輪の開会式に出席したロシアのプーチン大統領 「外交ボイコット」に踏み切った欧米諸国を「スポーツの政治化に反対する」と批判しながら、五輪を政治的に最大限利用したのは間違いなく中国だった。 過去最多のメダル15個を獲得した中国選手団の活躍と、新型コロナウイルス禍が世界で続く中での2度目の五輪「成功」は、国威発揚の役割を存分に果たした。国営メディアは「五輪を通じ、信頼され、愛され、尊敬される中国を世界は見た」と自賛する。 しかし、17日の国際オリンピック委員会(IOC)の定例記者会見で、大会組織委員会の厳家蓉報道官は「台湾は中国の一部だ」「新疆ウイグル自治区での強制労働はでっち上げだ」とまくし立て、中国の異質ぶりを改めて示した。五輪の

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