Pythonを学びたいと思って情報を探していると、動画講座や有料スクール、個人ブログなどが数多く見つかります。しかしその一方で、「どれが信頼できるのか分からない」「基礎を体系的に学べる教材が意外と少ない」と感じたことがある方も多いのではないでしょうか。 今回紹介するのは、筑波大学大学院 システム情報系 情報工学域教授・三谷純氏が公開しているPython学習用の教材スライドです。無料公開されているにもかかわらず、内容の密度が高く、独学者にとっても非常に価値の高い教材となっています。 昨年5月に公開したPython の教材スライドを大幅に更新しました。全309ページ。 ダウンロード自由にできますので、どうぞ。https://t.co/GgPMdugie2 pic.twitter.com/NP8LJtgG78 — 三谷 純 Jun MITANI (@jmitani) February 8, 2

Anthropicハッカソン優勝者が10ヶ月以上かけて実際のプロダクト開発で使い込んだ everything-claude-code というリポジトリが公開されていたので、内容を読み解いてみました。 この記事の要約 Anthropic x Forum Venturesハッカソン優勝者 が公開した本番環境で使えるClaude Code設定集 agents, skills, hooks, commands, rules, MCP設定 の6種類のファイルで構成 コンテキストウィンドウは 200kから70kまで縮小する可能性 があるため、MCPの有効化は10個以下に抑える TDD(テスト駆動開発)を中心 にしたワークフローで、カバレッジ80%以上を必須とする /tddや/planなどの スラッシュコマンド で素早くワークフローを呼び出せる hooksによる自動化 でフォーマット実行やconsole

心をすり減らさない、本当の情熱の育て方一流になるには1万時間の練習が必要であると説く「1万時間の法則」が注目を集めて以来、多くの人が「デリバレイト・プラクティス(限界的練習)」と呼ばれる練習方法に強い関心を示すようになったそう。 これは体系的に構築された反復練習のこと。明確な目標を設定し、継続的にフィードバックを行うことによって効率的な向上を図るというものです。ただし、熟達のためにかかる時間は、人によっても活動の質によってもことなるものではあるようです。 研究によって明らかになっているが、取りつかれたように働く人は、他の人より長時間仕事をするものの、よりよい結果を出すことが難しく、身体的および精神的な疲労に苦しむ傾向が強いという。単調なデリバレイト・プラクティスは、燃え尽き症候群(バーンアウト)や退屈症候群(ボアアウト)のリスクが伴う。(153ページより) もちろん偉業を成すためには、デリ

はじめに 頭の中には手順や判断のポイントがあるのに、それを明文化出来ていない。 その結果、関係者間で前提が共有されないまま話が進み議論がすれ違ってしまう、ということがあると思います。 これは、暗黙知が言語化されていない状態です。 そしてこれは、AI ≒ LLM を使う上でも同じ課題に直面します。 頭の中にある暗黙知を明文化しないと、 LLM から良い回答は得られません。 この記事で紹介するのは、そういった状態をプロンプトエンジニアリングの力を使って、解決する方法です。 結論 暗黙知の言語化には、"AI に答えさせる"のではなく、AI に質問してもらう(インタビュー型プロンプティング)のが有効です。 なぜなら、自分がまだ言語化できていない前提・判断基準・制約を、AI の質問であぶり出して メタ認知(自分の思考を一段上から見ること) を起こすことができるからです。本題 なぜ「指示」より「質

はじめにGoogleで長年Chrome に携わり、現在はGoogle CloudAI でディレクターを務める Addy Osmani(アディ・オスマニ)氏が、14年間の経験から学んだ教訓をまとめた 『21 Lessons From 14 Years atGoogle』 がとても面白かったので、個人的な解釈を交えながらまとめてみました。 オスマニ氏は、O'Reilly などで多数の技術書を執筆していることでも知られ、長年にわたり Web 開発コミュニティに貢献してきたエンジニアです。 これらを共有するのは、同じように経験を分けてくれたエンジニアたちから、私自身が計り知れないほどの恩恵を受けてきたからです。これは、その恩を次へとつないでいくための、私なりの試みだと思ってください。 そんな想いで書かれたこのブログには、技術的な Tips ではなく、エンジニアとして無理せず長く続けていく

あまり寝つきがよくない人生を送ってきた。2025年、寝つきを改善するために、地味にいろいろやって、調子がいいと10分くらいで眠れるようになってきた。参考にまとめてみようと思う。 寝る直前にやること ・倍音浴をかける これの効果がすごかった。ほとんどこれを紹介するためだけの記事である。Youtubeで倍音浴と検索してみてほしい。ぼわわわーんという感じの謎の音が流れるものがあると思う。スピーカーから流れる倍音の響きに身を任せると、脳のスイッチがオフになる感覚がある。なぜなのかは不明。何かについて考えるということがなくなり、音に意識が吸収されていくような感覚がある。いろいろ流してみたのだけど、倍音浴が一番眠れた。 動画のコメントでもすぐ寝たという人がたくさんいる。どうやら、結構効果に普遍性があるらしい。 www.youtube.com ・アイマスクをつける 性能の高い遮光カーテンなどがあれば関係
こんにちは。こんばんは。 2025年も周りの皆さまのおかげで、多くの学びを得ることができた。 資金調達フェーズでいうとシリーズA以降B未満、従業員数の規模でいうと50名未満のSaaS企業の営業部での学びを言語化し、少しでも他の人の役に立てたらと思い、雑ですがnoteに残すことにする。 はじめにプレイングマネージャーは、個人に依存しやすい役割である。 能力やスタミナに支えられた運用は、短期的には機能するが、再現性やスケールの観点では限界が見えやすい。 営業部においても、プレイヤーとしての成果と、マネジメントとしての成果を同時に求める構造が、結果として意思決定の質とスピードを下げている場面があった。 この状況を踏まえ、営業部ではプレイングマネージャーという役割を、努力やバランス感覚の問題ではなく、構造の問題として捉え直すことにした。 役割の切り出しと、意思決定レイヤーの独立営業部ではこれまで、

はじめに前職で技術顧問として そーだいさん にJOINしていただいていた際、私はデータベース設計から仕事の進め方相談まで、本当にお世話になりました。 そーだいさんは「ガタイも(物理的に)声も大きくて、ちょっと圧倒されるな……!」というものでしたが、実際にお話ししてみると、その中身は驚くほど優しく、そして本当にロジカルで誠実な方でした。 その圧倒的な「言語化能力」で、技術的な課題はもちろん、エンジニアとしての振る舞いや問題解決の考え方を、誰にでもわかる言葉で解きほぐしてくれます。 今回は、私が定期的に読み返し、1on1などの場でも「まずこれを読んで!」と周囲に布教している、そーだいさんの発信をいくつか紹介したいと思います。 1.仕事を進めるうえでのマインドセット1-1. Howだけ考えると複雑さを導入して仕事が増える 「偽の進捗」の連鎖によるリソース枯渇の防止 手段に没頭して手順書の保守や

どんなにインターネット上に大量の情報がある時代になっても、生成AIに聞けば答えが出る時代になろうとも、「他者の経験や専門家の思考が整理されてまとまっている書籍」の価値は薄まらない。むしろ高まってるかもしれない。 と、いうわけで2年ぶりに「読んで良かった本」を振り返ろうと思う。過去記事で紹介した本もオススメしたいので時間あったら読んでね。 ここ数年で一番良かったな〜と思えた本は、この記事の後半に書いているので、もしそこだけ読みたい人はスススッとスクロールして後ろのほうを読んでね。 デザイナーが意図を伝えるための『デザインの伝え方』 ぼくはデザイナーではないのだけど、この本は読んで良かった。 以下のツイートの通り、会議の準備や合意に至らない場合のフォローアップの仕方などが書かれている。 「エゴは会議室の前で捨てる」がブッ刺さった。 デザイナーが組織の合意を得るためのO'Reilly「デザインの

GitHub Copilot を使っていると、「このプロジェクト固有のルールを覚えてほしい」「特定のスクリプトの使い方を教えたい」といった場面に出くわすことがあります。これまでは、カスタム指示や AGENTS.md にそうした情報を記述することで対応してきましたが、ここに新たな最適化方法が登場してきています。それが「Agent Skills」です。 2025 年 12 月 18 日、Agent Skills がGitHub Copilot に追加されました[1]。Agent Skills は、必要な時だけ動的にロードされる「専門知識のパッケージ」として機能し、コンテキストを効率的に管理しながら Copilot の能力を拡張できます。 この記事では、Agent Skills の基本的な仕組みと、実際に動作する簡単なスキルの作り方を紹介します。さらに、VS Code の Chat Debug

Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? (Linux)大規模基盤のLinux運用で得た知見まとめ (障害対応/テンプレ化/OS更改) はじめに 私はフリーランスインフラエンジニアとして 10年以上、大規模Linux基盤の構築・運用・保守 に携わってきました。 RHEL / CentOS(RedHat系ディストリビューション)を中心に、 OS更改(RHEL6→7→8) テンプレート化・標準化(KVM/VMware) 障害対応(切り分け〜再発防止) 運用改善・自動化 といった領域を一貫して担当してきました。 長く現場を経験する中で強く感じたのは: (あくまで個人的に感じたことです

比較的最近の本誌『応用物理』に掲載されていた図表を拝見し,「分かりやすさ」「シンプル」といった観点からの改善点を検討した.その検討結果から,図のパーツ(図形,矢印・線,文字),図の配色,図のレイアウト,グラフ・表といった要素別に,魅力的な図表の描き方について概説する.無駄な要素を削ぎ落とすことで機能美が生まれ,最も伝えたい図の内容が伝わるようになるだろう.ぜひご自身の図表作成に役立てていただきたい.
はじめにITベンダーの皆様、申し訳ありません。 この数ヶ月、何社もの「進捗どうですか?」というメールに対して、「社内で検討中」と返信して進めておりませんでした。 御社の素晴らしいSaaSの導入を止めていた犯人は、私です。 言い訳をすると、今日は、いろいろな仕事に追われていた。 朝からDXのプロジェクトの進捗を見て、関係者に催促して、今度の対応事項をパワポに書いて。 それから、WindowsXPのような見た目の社内システムで、交通費の精算。エクセルをプリントして印鑑を押して、領収書をのりで貼り付けて、経理まで提出。一発で承認が降りる人は、部署内でも少ない その後、懇親会のメールの作成。ccの順番は部署順か役職順か。日程調整は、エクセルでは失礼ではないか。 そんな生産性とは無縁のことに頭を悩ませながら、時間が過ぎる。 この状態で、御社からのメールを開く。 「先日ご提案した件、ご検討状況はいかが

ChatGPTを使っていて「なんだか優しすぎる」「もっと本音で答えてほしい」と感じたことはありませんか? 今、海外のSNSでは、そんな“やさしすぎるAI”を「本気モード」に変えるためのプロンプト(指示文)が話題になっています。 RedditやX(旧Twitter)では、「ChatGPTを辛口のコーチに変える」「Google社員のように考えさせる」など、AIのキャラクターを根本から変える“魔法の言葉”が次々とシェアされています。 この記事では、その中でも特に人気の高い10個のプロンプトを厳選して紹介します。 1. 「優しさフィルター」を外すプロンプトSNSで最も話題になったのが、Redditユーザー「Wasabi_Open」氏のプロンプト。ChatGPTの“なんでも褒めてくる”性格を一瞬で変える強力な一文です。 From now on, stop being agreeable and

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