海上自衛隊の護衛艦隊の10隻以上の艦艇で、安全保障に関わる機密情報「特定秘密」を、資格がない隊員に扱わせるなど違法な状態が続いていたことがわかった。10年近く常態化していた恐れもあり、海自トップの酒…

陸上自衛隊幹部による靖国神社への集団参拝を「私的」参拝とする防衛省の調査結果について、日本共産党の穀田恵二議員は3日の衆院外務委員会で、独自入手した文書を示し、参拝が「公務」として計画されたことを裏付けました。 陸上幕僚監部の小林弘樹副長(当時)らは1月の参拝にあたり、「実施計画」を作成。防衛省は穀田氏からの開示要求に対し、一部を黒塗りしたものを提出していました。今回、穀田氏が入手した文書は、黒塗りがない原本の写しで、「装備計画部」と部署名が明記されたものです。(写真) 穀田氏は「この記載からも、実施計画は『私的文書として作成されたもの』ではなく、装備計画部が公務として作成したのは明らかだ」と追及。鬼木誠防衛副大臣は、「(担当者が)所属部署を便宜的に記載したもの」と答えました。 穀田氏は、「この事実を隠し、私的参拝だったなどと国会と国民を欺く調査結果を公表した木原稔防衛相、防衛省の責任は極

陸上自衛隊の隊員だった五ノ井里奈さん(24)に無理やりわいせつな行為をしたとして有罪判決を言い渡された上司だった元隊員3人は、控訴期限の26日までに控訴せず執行猶予の付いた懲役2年の判決が確定しました。 おととし8月、北海道にある陸上自衛隊の演習場で行われた宴会で、隊員だった五ノ井里奈さん(24)を押し倒し服の上から体を触ったなどとして、いずれも元上司で、陸上自衛隊・郡山駐屯地の部隊に所属していた元3等陸曹、渋谷修太郎被告(31)と関根亮斗被告(30)、木目沢佑輔被告(29)の3人が、強制わいせつの罪に問われ、わいせつ目的ではなかったなどとして無罪を主張しました。 今月12日、福島地方裁判所は3人の行為は強制わいせつ罪にあたると判断したうえで「被害者の人格を無視し、宴会を盛り上げるものとして扱うに等しいもので卑劣で悪質だ」などとしていずれも懲役2年、執行猶予4年を言い渡しました。 この判決

最近、自衛隊を取り上げるバラエティー番組が目立つ。中にはミサイルを撃つ想定の訓練や、戦闘機にタレントを乗せる演出も。テレビ局は迫力ある映像がとれ、隊員募集に悩む自衛隊もPRできるとなれば「ウィンウィン」かもしれないが、扱うのは武器だ。世界で戦争が続く中、軍備増強を図る政権と足並みをそろえ、無批判に伝える演出は危うくないか。(石原真樹、奥野斐、安藤恭子) 9月29日放映の日本テレビ系「沸騰ワード10」。迷彩服姿のタレント、カズレーザーさんが「海上自衛隊舞鶴基地に潜入!」の触れ込みで登場し、海自最速というミサイル艇「うみたか」に乗り込んだ。「日本海側では撃てない」という射程100キロ以上の国産ミサイル「SSM-1B」の説明を受け、速射砲の作動に「すげえ!」と喜んだ。

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陸上自衛隊郡山駐屯地に勤務していた元自衛官の五ノ井里奈さん(23)への強制わいせつ罪に問われた元自衛官3人=懲戒免職=の公判は12日、渋谷修太郎被告(30)と関根亮斗被告(29)の被告人質問が福島地裁であった。両被告は、昨年10月に五ノ井さんと面会して謝罪したが「(事件を)認めていなかったが、自衛隊から謝罪に行くように指示された」などとし、自らの意思による謝罪ではないと供述した。 陸自トップの吉田圭秀陸上幕僚長(当時)は昨年9月に五ノ井さんに謝罪。両被告らは翌10月、防衛省の仲介で五ノ井さんと面会して謝罪した。 この謝罪について、両被告は被告人質問で「(五ノ井さんに)不快な思いをさせたとして謝罪した」などと説明。関根被告は「行きたくないと断ったが、自衛隊のトップが頭を下げているのだから、謝りに行くよう上司から言われた」、渋谷被告は「土下座してくれと言われた」などとし、面会に備えた想定問答集

【特集1:私たちの日韓関係】 枕詞はたくさんあった。「史上最悪の」「新時代の」「未来志向の」「呪われた」……。しかし、そんな言葉が発せられるたび、どこか違和感を覚えてこなかっただろうか。 「反」「嫌」という視点から対話の困難さを強調する見方も、現政権の外交的「親密さ」を強調する見方も、相互に深く絡み合いながら変化し続けてきた関係が、目の前にあることを見落としている。韓国文学やK-POPの流行も、歴史認識をめぐる連帯も、人と人との新たな繋がりをいまも生み続けている。文化はその繋がりへと続く扉だ。私たちはこの繋がりを生きている。そんな私たちの日韓関係のいまを捉える。 ┏━━━┓ ┃特集 1┃私たちの日韓関係 ┗━━━╋…──────────────────────────────── 〈改善か、後戻りか〉 相互理解の扉──日韓関係〝ニュー・ノーマル〟のゆくえ 権容奭(一橋大学) 〈対談〉 優
『VIVANT』で注目…「別班」の日常生活がヤバすぎる!「休日は家族に嘘を言ってマンガ喫茶でぼんやり過ごす」理由 現在放映中のTBS系日曜劇場『VIVANT』(毎週よる9時~)によって、一躍脚光を浴びた「別班」の存在。前編記事《『VIVANT』で話題!首相さえ知らない謎の部隊「別班」とは? ホンモノの別班OBが明かす、自衛隊“闇組織”の正体》でも紹介したように、「別班」は身分を偽装した自衛官が国内外でスパイ活動を行っている組織だ。 その存在は首相や防衛相にも知らされておらず、身分を偽装した「別班員」たちが冷戦時代から中国やロシア、韓国、東欧などに派遣されてきた。だからこそ、その“素顔”は謎に包まれている。 そんな彼らは、はたしてどのような日常生活を送っているのか。同番組の参考文献にも掲げられている『自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体』(講談社現代新書)著者・石井暁氏が、「別班」の実

『VIVANT』で話題!首相さえ知らない謎の部隊「別班」とは? ホンモノの別班OBが明かす、自衛隊“闇組織”の正体 出身校の同窓会や同期会には出席するな、自宅には表札を出すな、通勤ルートは毎日変えろ……。身分を偽装した自衛官に海外でスパイ活動をさせている、陸上自衛隊の「別班」という非公然秘密情報部隊をご存じだろうか。 現在放映中のTBS系日曜劇場『VIVANT』(毎週日曜よる9時~)によって、にわかに脚光を浴びた「別班」とは、いったいどのような組織なのか。 同番組の参考文献として掲げられ、最新の「別班」の実体に迫った日本唯一の書でもある『自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体』(講談社現代新書)の著者・石井暁氏が、解説する。 ダミーの民間会社をつくり身分を偽装 陸上自衛隊の秘密情報部隊「別班」は、ロシア、中国、韓国、東欧などにダミーの民間会社をつくり、民間人として送り込んだ「別班員」に

ドラマやバラエティ番組で目にすることも増え、すっかり国民に身近な存在となった自衛隊。 でも、私たちは、自衛隊のことを本当はどれだけ知っているだろうか? 今回NHKは、九州の陸上自衛隊の部隊に長期密着。 隊員1人1人の素顔と本音に迫った。 彼らが語ったのは、任務の変化、家族、そして、死。 知られざる“自衛隊の素顔”が、私たちに問いかけるものとは。 (「ザ・ライフ自衛隊の素顔」取材班) 平和貢献から戦闘へ 施設科部隊 いま、自衛隊は大きな変化のさなかにある。 私たちは、その変化を象徴する部隊におよそ3か月にわたって密着した。 その1つ。 福岡県の飯塚駐屯地を拠点にする陸上自衛隊第2施設群。 重機を使った陣地構築作業 「施設科」は、重機や大型車両を扱い、高い土木技術を有する部隊で、他国の軍隊では「工兵」と呼ばれる。 普通科(=歩兵)や機甲科(=戦車)といった味方の戦闘部隊を支援するため、ざんご

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