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斎藤環に関するsakstyleのブックマーク (13)

  • 「意思疎通できない殺人鬼」はどこにいるのか?|斎藤環(精神科医)

    7月19日に公開された藤本タツキ漫画「ルックバック」は傑作だった。CSM以来の藤ファンとしては、この作家の底知れない引き出しの多さに驚愕したし、予告されているCSM第二部への期待感がいやがうえにも高まった。とはいえ、私は自分がこの作品のほんとうの素晴らしさを理解できているとは思わない。作は「漫画家についての漫画」であると同時に、これまでになく藤の個人史を投影したとおぼしい作品だ。それゆえ、実際に漫画制作に関わった経験のある人ほど、その素晴らしさを深く理解できるであろう。 私は特に物語後半の「じゃあ藤野ちゃんはなんで描いてるの?」という問いかけに続く無音のシークエンスがことのほか好きで、そこだけ何度も読み返している。藤野のネームを読んだ京のうれしそうな笑顔、涙ぐむ京にティッシュを渡す藤野、ただ京を喜ばせたかった、という想いが画面全体から溢れ出してくる。藤作品は良く映画的、と言

    「意思疎通できない殺人鬼」はどこにいるのか?|斎藤環(精神科医)
    sakstyle
    sakstyle2021/07/26非公開
    “スティグマとは、常に集合的に形成される「ネガティブなステレオタイプ」のことなのだから。”
    • 斎藤環 2006 『生き延びるためのラカン』 バジリコ - Jablogy

      斎藤先生ご専門のラカンを解説。「日一わかりやすいラカン入門」を標榜しています。語りかけるような口調というか文体で、ざっくりとしたレクチャーを受けているような感覚になります。 細かい説明は大分はしょられているので、正確さ・厳密さには懸けるところもあるのかもしれませんが、ネットで調べてもまったくピンとこなかった術語のイメージ(象徴界・想像界・現実界の区分、対象a など)がわりとつかめたように思います。 精神分析の特徴として(といってもそれを使った評論とか入門しか知らないんですが……)いくつかのドグマティックな前提を受け入れないと理論が意味を持ってこない所があると思われますが、書についても同様に感じました(これは斎藤の瑕疵ではないですが)。 特に、エディプス・コンプレックスを始めとした「幼児は〇〇を〜〜と受け取る」式の命題は、実証も反証もしようがないのでどうも受け入れがたいです*1。 逆に認

      斎藤環 2006 『生き延びるためのラカン』 バジリコ - Jablogy
      sakstyle
      sakstyle2011/10/28非公開
      結局まだ読んでないという。自分は、三界説は斎藤環がコンピュータに喩えていたのが分かりやすかったかな
      • 斎藤環 2011 『キャラクター精神分析 ―― マンガ・文学・日本人』 筑摩書房 - Jablogy

        はじめに ラカン派精神科医の批評家・斎藤環によるキャラクター論。 筑摩書房のHPから目次を引用させていただくと次の通り。 第1章 「キャラ」化する若者たち 第2章 「キャラ」の精神医学 第3章 「キャラ」の記号論 第4章 漫画におけるキャラクター論 第5章 小説におけるキャラクター論 第6章 アートとキャラの関係性について 第7章 キャラの生成力 第8章 キャラ“萌え”の審級―キャラクターとセクシュアリティ 第9章 虚構としてのキャラクター論 第10章 キャラクターとは何か 1〜9章での各論で示されたテーゼをもとに最後の10章で彼なりのキャラの定義を示しています。 著者の批評家としての「キャラ立ち」のためには当然のことかもしれませんが、主張・立証しようとするさい根拠に挙げているのがほぼすべてラカンの精神分析理論であり、かつその理論が正しいことが前提になっているので、ラカンを受け入れられるか

        斎藤環 2011 『キャラクター精神分析 ―― マンガ・文学・日本人』 筑摩書房 - Jablogy
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        sakstyle2011/09/20非公開
        買って積ん読中なんだけど、ちょっとテンション下がるなw まあ、たまきせんせーだから仕方ないw ラカンなー
        • 書籍出版 双風舎:【連載】「脳は心を記述できるのか」第3信 「人間」と「言語」、あるいは偶有性のアスペクト

          斎藤環から茂木健一郎への手紙 ■はじめに 茂木さん。2年半のブランクを経て、この往復書簡がゾンビのごとく蘇ったことを、とりあえずはどう受けとめたものでしょう。 ずっと涙目で返信を待ち続けていたものの、私はこの往復書簡はとうに終わったものと考えていました。返信がいただけなかったのは、とても悲しいことではありましたが、その事実もまた「茂木健一郎」という人物の一側面であることを示しえたと考えて、それで満足することにしたのです。 もっともこの企画、茂木さんによるガン無視パフォーマンスによって世間的に有名になったというところもあって、私もずいぶんとおもしろい経験をしました。 いろんな媒体から取材を受けました。たくさんの人たちから「無視されてかわいそうに」と同情していただきました。なかでも、さる著名ミュージシャンは、この企画が往復しないほうに賭けてずいぶん儲けたということで、お礼にとごちそうしてくれま

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          sakstyle2010/03/07非公開
          なんども吹いたww
          • はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知

            はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です -はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて -はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28

            はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知
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            sakstyle2009/09/21非公開
            忘れてるところがあるから読み直そう、と思って本棚をみたらない! 誰かに貸してたっけかな。
            • 心理学化する社会 - pentaxx備忘録

              心理学化する社会 (河出文庫) 作者: 斎藤環出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2009/01/26メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 80回この商品を含むブログ (31件) を見る まずはリハビリ的に淡々と再開。 心理学化(心理主義化)が早くも終焉しつつある現在の状況をふまえて、大幅に加筆しました。「心理学化」のヒントをいただいた樫村愛子さんに解説を担当していただきました。 この解説と加筆部分だけでも文庫版を購入する価値があります。 すでにお持ちの方ももう一冊!

              心理学化する社会 - pentaxx備忘録
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              sakstyle2009/01/15非公開
              河出文庫
              • リアリティをめぐるメモ - アニメや視覚メディアを題材に - ニート☆ポップ教NEO

                リアルは形容詞で、リアリティはそれが名詞化したものであって、別に意味に違いはない。 しかし、フィクション作品を評価する文脈で、この2つを使い分けていることがあるような気がするのだけれど、どうだろうか。 ただ、実際のところ、いつ、どこで、どのようにして使い分けられているのか、という実例は出てこない(誰か知りませんか)。 リアリティという語について -logical cypher scape2 「リアリティ」については自分もけっこう前に色々考えていたことを思い出した。つれづれなるままに書き下してみる。 id:sakstyleも指摘しているように、よく使われる割にはその意味について考えると「はて?」と立ち止まってしまう。 コメントにも書いたが、マンガ評論家の伊藤剛は『テヅカ・イズ・デッド』でマンガのリアリティを分析する上で、その意味を「もっともらしさ」と「現前性」の2つに分けている。 しかしs

                リアリティをめぐるメモ - アニメや視覚メディアを題材に - ニート☆ポップ教NEO
                sakstyle
                sakstyle2008/10/24非公開
                この現前性っていうのは「臨場感」ってやつに似ているかも/映画には映画のリアリティが、アニメにはアニメのリアリティが/「結びつき」「つながり」の確からしさ、あるいは緊密性(フレームの切り替えに宿る)
                • 2008-01-25 - 空中キャンプ - 「思春期ポストモダン」/斎藤環

                  斎藤環新刊(幻冬社新書)。とても理解しやすく、また興味ぶかく読むことができました。著書名もいい。なかなかそそられるタイトルである。ちょっと椎名林檎っぽいしね。これに限らず、斎藤は著書のネーミングセンスがいい。「メディアは存在しない」「若者のすべて」「生き延びるためのラカン」等、書店でタイトルを見ただけで「読んでみたいなー」とおもわせるものが多い。副題は「成熟はいかにして可能か」であり、斎藤のメインフィールドであるひきこもりを題材にしながら、思春期や成熟といったテーマについて論じている。 思春期や成熟というのは、斎藤がくりかえし取り上げているテーマであり、やっぱり斎藤は「思春期」がすきなんだろうな、と想像してしまう。わたしも思春期がすきである。なぜなら陰でしんどくて救いがないから。いやだったなあ、思春期。治りかけのかさぶたをつい剥がしてしまうように、思春期はいつもじくじくしていた。そんな時

                  sakstyle
                  sakstyle2008/01/26非公開
                  このレビュー読んで読みたくなった。/いやだなー、思春期が終わらないの。ほとんど拷問だよ。
                  • 知人友人の本が続々出るよ… - 9月11日に生まれて

                    上のにかかりっきりで献していただいたの案内が滞ってました。 そのくせ自分のにはしっかり協力させるというひどいオレ。ひきこもりはなぜ「治る」のか?―精神分析的アプローチ (シリーズCura) 作者: 斎藤環出版社/メーカー: 中央法規出版発売日: 2007/10/01メディア: 単行購入: 14人 クリック: 177回この商品を含むブログ (25件) を見る思春期ポストモダン―成熟はいかにして可能か (幻冬舎新書) 作者: 斎藤環出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/11/01メディア: 新書購入: 21人 クリック: 165回この商品を含むブログ (76件) を見るメディアは存在しない 作者: 斎藤環出版社/メーカー:NTT出版発売日: 2007/10/01メディア: 単行購入: 2人 クリック: 52回この商品を含むブログ (30件) を見る どう考えても斎藤さん

                    知人友人の本が続々出るよ… - 9月11日に生まれて
                    sakstyle
                    sakstyle2007/12/20非公開
                    (10,11月で3冊出ていて)どう考えても斎藤さんはワーカホリックだと思うがどうか?/装幀のミニあずまうじゃうじゃ(by西島大介)にぞっこん。
                    • 脳機能科学者ドクター苫米地英人の乱入に380円っ! - ニート☆ポップ教NEO

                      突然またわけのわからないことを言ってるぞこいつ!とお思いでしょう。 もう皆さんすっかりお忘れになられているかもしれないあの往復書簡の話ですよ。 書籍出版 双風舎:【連載】「脳は心を記述できるのか」 僕は最近はてなスターで見たことない面白いブログが見つかるのが面白くてアンテナを見てなかったのでスルーしちゃってましたが、 なにやら動きがあったようでっせ。 菊地さんからのお手紙 - pentaxx備忘録 ご存じの方もおられるかもしれませんが、茂木健一郎さんと往復書簡をやっています。 いろいろ興味深い反響もいただいています。ありがたいことです。 先日は、なんと光栄にも菊地成孔さんからメッセージが。スパンクハッピーもDCPRGも持ってます。 しかし、これはひどいなあ(笑)。いや、いろんな意味で。無芸大って… 菊地さんからのお手紙 - pentaxx備忘録 喜びのあまり思わず自身のサブカル大好きっぷ

                      脳機能科学者ドクター苫米地英人の乱入に380円っ! - ニート☆ポップ教NEO
                      sakstyle
                      sakstyle2007/08/11非公開
                      のった!w 茂木せんせーはそろそろ、ジョブチェンジかクラスチェンジが必要だと思います。
                      • Freezing Point -  斎藤環 「脳はなぜ心を記述できないか」 講演レポート 3 ラカン派精神分析のパラダイム

                        【講演レポート1】、 【講演レポート2】、 【講演レポート4】 ラカン派精神分析のパラダイム 精神分析にはさまざまな理論があり、非常に多様。 フロイトとラカン以外にも、ユング、アドラー、フェレンツィ、ウィニコット、コフート、クライン、カーンバーグ、などなど。 とりわけ「自我心理学 Ego psychology」というアメリカの精神分析一派が、最近「脳」との関連に非常に熱心になっているが、今日の私(斎藤)の話は、そうしたものとはかけ離れている。 最近の精神分析の主流は、脳科学や生物学的精神医学との接近をひとつの特徴としている。 それは状況上避けられないことだったのかもしれないが、フロイト・ラカンとはかけ離れてしまった。 「フロイト=ラカン」という言い方をするのは、ラカンという精神分析家は、「自分こそが、フロイトの創始した精神分析のもっとも正統的な後継者だ」と主張したから。(そのことは、ラカン

                        Freezing Point -  斎藤環 「脳はなぜ心を記述できないか」 講演レポート 3 ラカン派精神分析のパラダイム
                        • Freezing Point -  斎藤環 「脳はなぜ心を記述できないか」 講演レポート 2

                          【講演レポート1】、 【講演レポート3】、 【講演レポート4】 ベイトソンの学習理論 「心脳問題」については私(斎藤)の思考実験を含むので聞き流してもらってもいいですが、ここから先はとても役に立つ思考ツールの紹介になります。 ベイトソンは、生物的主体(Organic Subject)としての人間について、より多くのことを研究した。 それゆえ彼は人間とイルカを区別せず、「どちらも学習ができるし、言葉も使える」という(これについてはやや限界を感じる)。 しかし、彼の学習理論は非常に洗練されたもの。 ベイトソンは学習を5種類(学習0〜4)に分類し、だんだんメタレベルに繰り上がる仕組みになっている(階層的な学習理論)。 私(斎藤)はここから、「学習は脳のレベルでしか起こらない」「心のレベルでは学習は生じにくい(生じたとしても維持できない)」と思いついた。 刺激と反応が一対一対応で、変化がまったく起

                          Freezing Point -  斎藤環 「脳はなぜ心を記述できないか」 講演レポート 2
                          sakstyle
                          sakstyle2007/04/06非公開
                          ベイトソンの「学習」の説明
                          • Freezing Point -  斎藤環 「脳はなぜ心を記述できないか」 講演レポート 1

                            斎藤環 「脳はなぜ心を記述できないか」 講演レポート 日時: 3月6日(火) 14:00−16:00 場所: ユメンヌホール(大阪大学人間科学部東館 2階 207講義室) 概要: 脳科学ブームの昨今、脳で人間の心や社会が説明できるかのような言説がまかり通っている。 しかし実際には、現時点での脳科学は、人間の心や行動を整合的に説明できる学問たりえてはいない。 精神医学者アンリ・エイは、脳の障害と精神症状との間にギャップがあることをふまえて「器質−臨床的隔たり」と呼んだ。 この指摘はいまこそ有用である。 「階層性−非階層性」をキーワードとして、脳科学による心の解明において、設定されるべき限界について述べる。 聴講してきました。 同講演に参加されていた、谷川茂氏(双風社): 「斎藤環さんのセミナーにいってきました」 以下、音声ファイルや配布されたレジュメなどを元に、大まかな記録をアップします。

                            Freezing Point -  斎藤環 「脳はなぜ心を記述できないか」 講演レポート 1
                            sakstyle
                            sakstyle2007/03/20非公開
                            OSとPSにわけて考える。クオリア=PS側からのOSのメタ認知。PS(言語)にはクオリアが生じない
                            • 残りのブックマークを読み込んでいます1

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