シリーズの特色 ■ダイナミックに動いている中国社会の核心的な特徴を描き出す. ■台頭する中国が日本や世界に及ぼしてきた影響を明らかにする. ■第一線の中国研究者による書き下ろし. 【未刊】1 文明観と歴史認識 劉 傑・村田雄二郎中国はその独自の「文明観」と「歴史認識」を背景に,今後どのような道を歩むのか.多元化する中国において,「文明観」と「歴史認識」をめぐって,(1)政治的空間,(2)学問的空間,(3)社会的空間という三つの空間が現出し,相互に影響し合いながら,「大国」としての価値観を模索している.このような複雑な構図が,中国の多様な未来像を物語っている.三つの空間の特徴と相互関係を解明しつつ,近代以降中国人の自己認識と対外認識の変遷を通じて,「文明観」と「歴史認識」に中国の進路を左右するいかなる魔力が潜んでいるのかを抉り出す. 2 外交と国際秩序 青山瑠妙・天児 慧
![超大国・中国のゆくえ[全5巻]:シリーズ・講座:東京大学出版会](/image.pl?url=https%3a%2f%2fcdn-ak-scissors.b.st-hatena.com%2fimage%2fsquare%2f1ee73076a63e49ae09f4f51720b3b9fd72a345d0%2fheight%3d288%3bversion%3d1%3bwidth%3d512%2fhttps%253A%252F%252Fwww.utp.or.jp%252Fseries%252Fchotaikoku.jpg&f=jpg&w=240)
目 次 序 章 中国経済の捉え方:開発経済学的枠組みと視座 はじめに 1 経済発展または開発:基本的概念と分析枠組み 2 時期区分:改革開放以前と以後 3 実験場としての中国 4 本書における開発モデル 5 準拠枠としてのモデルと仮説 6 実証方法について 補論1 現代中国経済略史: 開発戦略の変遷過程 第1章 初期条件と歴史的文化的特性 はじめに 1 ガーシェンクロンの「後進性の優位」仮説 2 制度の形成と進化:ノースの「経路依存性」論と速水の「誘発的制度革新」論 3 2つの歴史的遺産:1949年と1978年 4 歴史的視野から見た現代中国の経済発展: 市場経済の発展 5 文化論:ウェーバーの「儒教論」はなぜ間違っていたのか 第2章 成長モデルと構造変化 はじめに 1 ハロッド=ドーマー・モデル 2 貯蓄率と成長:ロストウの段階論、中国の高貯蓄 3 重工業化モデル:マハラノビス・モデルと
目 次 凡 例 —— 序にかえて 序 章 中国の経済と歴史 1 中国と「経済史」 2 舞台の設定 —— 中原と江南 3 場面の構成 —— 人口・聚落・階層 テーマ: 1 黄土 / 2 水利・治水 / 3 農業技術 / 4 漕運 / 5 救荒 / 6 馬政 / 7 遊牧国家の季節移動 第1章 先史時代~秦漢 —— 古代帝国の形成と分解(~3世紀) 1 文明の誕生と王権の形成(~前2000年紀) 2 邑制国家の統合(前17世紀~前5世紀) 3 中国本土の形成と拡大(前4世紀~前1世紀) 4 拡大の停頓から地方分立へ(前1世紀~後3世紀) テーマ: 8 戸籍 / 9 度量衡の統一とその展開 / 10 徭役(漢 以前) / 11 塩鉄 / 12 貨幣(漢以前) / 13 均輸・平準 / 14 貨殖列伝と平準書と食貨志 第2章 魏晋南北朝~隋唐五代 —— 南北分立から南北分業へ(3~10世紀) 1
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