1935(昭和10)年創刊の月刊誌『栄養と料理』(女子栄養大学出版部刊)の2号目から付録についたのが1枚の小さなカード「栄養と料理カード」。健康に留意したおいしい料理が誰でも作れるように、材料の分量や料理の手順、火加減、加熱時間、コツなど納得のいくまで試作を重ね、1枚のカードの表裏に表現。約10×13cmの使いやすい大きさ、集めて整理しやすい形にして発表した。 この「栄養と料理カード」で紹介された料理を題材に、『栄養と料理』に約30年にわたり携わってきた元編集長が、時代の変遷をたどっていく。 なお、『栄養と料理』は現在も刊行している(http://www.eiyo21.com)。 うだるような連日の猛暑、冷たいそうめんもいいが、カレーライスなら家族の誰もが喜ぶ。香辛料の作用で食が進む。一皿の中に肉や各種野菜が盛り込まれ、香辛料と香味野菜の風味が溶け合う。そして日本人の主食、ごはんとの相性が

年の初めはダイエット。というわけではありませんが、食べ過ぎ飲み過ぎになりがちな正月休み明け、今年1回目のこの欄では、英国栄養士会(BDA)による「2019年やってはだめなセレブダイエット」を紹介したいと思います。セレブが行っているけれど、栄養士から見るとNGなダイエット法を指摘する、毎年恒例の企画。昨年も取り上げたのですが(※1)、今年も興味深いものが並んでいます。 今年のやってはいけないダイエットは、血液型ダイエット、飲尿法、デトックス茶/痩身(そうしん)コーヒー、スリミング小袋サプリ、アルカリ水の五つ。 中でもアルカリ水のファンには、トランプ米国大統領、オバマ前大統領、ビヨンセ、ビル・ゲイツ、マドンナと、そうそうたる大物の名前が挙げられています。 BDAによるとアルカリ水とは「通常の飲料水よりもpHが高く、カルシウム、シリカ、カリウム、マグネシウムなどの化合物を含む」水のこと。それ故に

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