AWSのログ管理についてはいくつか考えるポイントがあると思います。 どのログを保存するか。 CloudWatchLogs(以下CWLogsと記載)とS3のどちらに保存するか、もしくは両方に保存するか などなど。 システムの特性によるところも多いかと思いますが、自分の中でのログ管理のベースラインが定まりつつあるので、頭の整理がてらまとめます。 自分の中での大まかな方針としては以下です。 S3に保存できるものは基本S3に保存する。 以下の場合は、CWLogsに保存する。必要に応じてS3に転送する。 アラームを出したい場合 さっとCWLogs Insightでログを確認したい場合 CWLogs に出さざるを得ない場合 全体像としては以下になります。 なおあくまで個人的な経験に基づくものなので、実際にはシステムの特性を踏まえて方針の決定が必要かと思います。 またこれは必要、これは不要など

ゴクロの大平です。 私にとって一番大事で替えの効かないミュージシャンはさだまさしさんですが、私にとってクラウドコンピューティングのサービスの中で一番大事で替えが効かないサービスはS3です。 多種多様なAPIを用いて柔軟にファイルの操作が出来る事や、”99.999999999%”と謳われている高い耐障害性、S3にあるデータをElasticMapReduceやRedshiftなどを用いて手軽にデータ解析を行える基盤が提供されていることなど、あまりに便利すぎてS3の代替となるサービスを探しだすのが難しい状態です。 もちろん多くのAWSユーザーが同じようにS3の便利さを享受していると思いますし、インターネット上でも多くのブログ等でその魅力が語られています。その中で本記事は既に存在する記事と似たような内容を書いてしまうかもしれませんが、弊社なりのS3の使い方についてご紹介したいと思います。 なお
ここ数年のデータ解析の重要性の高まりから、ログに関するソリューションが方々で活発に探求されている昨今でございます。ウェブサーバーの単純なアクセスログをそのまま保存するではなく追加情報を添加してみたり、あるいはアプリケーションから直接ログを吐いてそれらをデータウェアに投げ込んで・・・というのも当然のように行うようになりましたね。 しかしあまり自由度のない access_log の combined フォーマット。さてどうしたもんか・・・ ここで id:stanaka の登場です。 Labeled Tab Separated Valueというのは、はてなで使っているログフォーマットのことで、広く使われているTSV(Tab Separated Value)フォーマットにラベルを付けて扱い易くしたものです。はてなでは、もう3年以上、このフォーマットでログを残していて、one-linerからflue

Fluentd is an open source data collector for unifiedlogging layer. Fluentd allows you to unify data collection and consumption for a better use and understanding of data.
最近 fluentd というツールのことがたいへんよく話題に上がっており、かく言う自分もささやかながら使用している身なのだが、それはそれとして比較対象に上がってくるツールに scribed というものがある。これがどういうものなのか、話には聞いていてもよくは知らないという人が多いようなので、これもささやかながら触ってみている自分としてはここらで一度まとめておかねばなるまい、と思った次第である。 日本全国に10人くらいはいるかもしれない scribed のヘビーユーザ各位に捧げる。 なお記憶と経験だけを頼りに書き殴るので、意思決定の重要な局面とかで「これこれこういうブログにたごもりすなる者がこのようなことを書き残しており」などと引用するのはくれぐれも避けていただきたい。 また途中から思いっきりビール飲みながら書いたので文章自体の品質にも問題のある可能性がある。 そも scribed とは何か
ログ解析についてつらつらと考えていることを書いてみたいと思います。 Hadoopを用いたログ解析によってマーケティングを変革し売り上げを向上させようという話はよくあります。 この手の話はたいていBtoCで例としてはメールでレコメンドして商品を買ってもらうとかですね。 ログ解析がどういうフローかというと、ログを埋め込んでログを収集して蓄積して解析してそのレポートを見て何らかの施策を打つ、という感じになります。 図にするとこんな感じ 今話題沸騰中の「Fluentd」はログ収集を担当します。といいつつ僕自身はFluentd使ったことないです。記事を読んだくらいです。 ちなみにどれぐらい話題沸騰中かというとこれぐらい定員オーバーしてます。すごすぎ。クレジットカード現金化詐欺【業界人が教える口コミ情報】 ログ埋め込みはJavaならLog4j使って埋め込んだりするでしょう。 Apacheのアクセスロ

こんにちは。Treasure Data の古橋です^^; 先日の Treasure Data, Inc. 壮行会 で、イベントログ収集ツール fluent をリリースしました! Fluent event collector fluent は syslogd のようなツールで、イベントログの転送や集約をするためのコンパクトなツールです。 ただ syslogd とは異なり、ログメッセージに テキストではなく JSON オブジェクト を使います。また プラグインアーキテクチャ を採用しており、ログの入力元や出力先を簡単に追加できます。Twitterでも話題沸騰中です:イベントログ収集ツール #fluent 周りの最近の話題 背景 「ログの解析」は、Webサービスの品質向上のために非常に重要です。Apacheのアクセスログだけに限らず、アプリケーションからユーザの性別や年齢などの詳しい情報を集め

ツイッターで「Apacheログをtail中にステータスコード部分だけに色つけしたい」ってのを見たので作ってみた。 #!/bin/sed -f ## MEMO # [0m reset # [1m bold # [3mitalic # [4m underline # [5mblink # [30mblack # [31m red # [32mgreen # [33m yellow # [34mblue # [35m magenta # [36m cyan # [37m white s/\(HTTP\/1..\"\) \(2[0-9][0-9]\) /\1 \x1b[34m\2\x1b[0m / s/\(HTTP\/1..\"\) \(3[0-9][0-9]\) /\1 \x1b[32m\2\x1b[0m / s/\(HTTP\/1..\"\) \(4[0-9][0-9]\) /\1

2011-05-27LinuxやMacOS Xのターミナルで作業したときに、入力したコマンドやその結果を自動で記録したい。 今までは手動でメモ帳やEvernoteにコピー&ペーストしてたけど、さすがにコマンドごとにコピペするのは面倒。 自動で保存する方法を調べてみた。 script コマンド 昔からあるスタンダードな方法。 script [ログファイル名]で保存を開始し、exitもしくはCTRL+Dで保存終了。 ファイル名を省略するとtypescriptというファイルに出力される。 $ script Script started, output file istypescript $ ls -l total 504 drwx------+ 14machu staff 476 5 28 09:11 Desktop/ drwx------+ 54machu staff 1836 5 1
JavaScriptでログを表示するのに使えるライブラリ「Blackbird」のご紹介。 出力したいメッセージを指定するだけできれいに整形して表示してくれます。 例えば、以下のようなJavaScriptを実行してみます。log.debug( 'this is a debug message' );log.info( 'this is an info message' );log.warn( 'this is a warning message' );log.error( 'this is anerror message' ); ↑すると、こんな感じで素敵に表示してくれちゃいます。 アイコンと色で視覚的にメッセージを区別することができるので、後から見分けるのも簡単です。 使い方 使い方は簡単で、ファイルをダウンロードした後、headタグ内でJSとCSSを読み込むだけでOKです。 <

こんにちは。グリーのmdoi(@m_doi)です。 今回は、グリーの監視システムについて説明したいと思います。以前、こちらの記事にて、リソース監視システムの説明をさせて頂きましたが、死活監視やログ監視については語られなかったので、気になっていた方も多いと思います。ということで、今回は、グリーのインフラにおける死活監視やログ監視、アラート通知システムを紹介したいと思います。 何を使っているの? グリーでは、死活監視にNagiosを使用していました。監視システムの中では、かなり有名なソフトウェアですから、監視システムの構築に使用したことがある方も多いのではないでしょうか。プラグインも豊富に存在するので、様々な監視を行うことができます。死活監視は、このNagiosの機能をそのまま利用し、ログ監視は、Nagiosと独自に作成したエージェント及びログフィルタを連携させて行っていました。 全体のシステ

L2~L4スイッチあたりは馴染みがある人が多いと思いますが、L1スイッチについては聞いたことすらない人も多いのではないでしょうか。L1スイッチは大規模サイトでは必須と言っても過言ではないくらい重要となります。というわけで今回はL1スイッチについて記してみます。 【L1スイッチとは?】 L1スイッチとは、物理層で切り替え(スイッチ)することのできるネットワーク機器となります。ある意味パッチパネルでの切り替えを電気的に行える機械とも言えます。かつ市販されているL1スイッチではメーカー毎に様々な機能が付加されている場合が多いです。 ※余談ですが、レピータHUBもレイヤー1に該当しますが、レピータHUB自体にスイッチ機能はないのでレピータHUBがL1スイッチかと問われると微妙な気がします。 【L1スイッチのよくある使い道: ログ分析&IDS】 大規模サイトでよく使われる用途としてはログ分析&IDS

ログが溜まってくると、必要な情報を探しにくくなるので古いログを別のところに移動させたいと思うようになります。今回はそんな場合のためのcron設定を記してみます。 【cron設定】 いろいろな方法があるかと思いますが、今回はシンプルにいきます。 5 3 * * * /usr/bin/find /home/user/logs/*log -maxdepth 1 -type f -mtime +6 -exec /bin/mv {} /home/user/oldlogs/ \; 1> /dev/null 細かいオプションの意味は以下の通りです。 ・「-maxdepth 1」・・・検索対象のディレクトリを1階層に制限する。 ・「-type f」・・・検索対象をファイルに限定する。 ・「-mtime +6」・・・データが修正された時間が7日以前のもの。+6とは7日(144時間)前~過去を指す。(+7でな

昔、『「ping -a」で音が鳴る!』なエントリでも書いたのですが、何らかをリアルタイムにチェック/監視したい時に、視覚だけではなくアラート音が一緒に出ると、モニタリングしやすいものです。 というわけで、Linuxなんかで、とあるログファイルの出力から、ある文字列が検出された際に、ビープ音を鳴らすワンライナーは以下。 $ tail -f ログファイル | sed -e 's/\(対象文字列\)/\1^G/'上記を実行中に、指定ログファイルに対象文字列が出力されるとビープ(Beep)音が鳴るはず。 「^G」(0x07)の部分が、ASCIIのBELキャラクタのリテラルです。 $ echo -n "^G"などとしてやれば、ベル(ビープ音)が鳴りますよね。 ちなみに、「^G」は、[Ctrl-V] ⇒ [Ctrl-G] の順に入力してやればOK。emacsだと[Ctrl-Q] ⇒ [Ctrl-G]か

1.ハッシュへ値を代入 ハッシュ変数は、配列のインデックスが文字列となったもので、このインデックスを『キー』と呼びます。ハッシュの場合は要素の値がキーによって管理されます。 ハッシュの宣言 ハッシュへ値を代入 ハッシュの宣言 ハッシュを宣言するときは変数名の前にパーセント( % )を付けます。 %hash; ハッシュへ値を代入 配列では、[ ] でインデックスを囲みましたが、ハッシュは、 { }でキーを囲みます。例えば社員の名前とメールアドレスを管理する場合、次のような方法でハッシュを使った管理ができます。 $hash{'Akai'} = 'akai@domain.com'; $hash{'Ishikawa'} = 'ishi@domain.com'; $hash{'Ueda'} = 'ueda@domain.com'; 複数の値を一度にハッシュへ代入するには、キー、値の順番で記述します。

GIGAZINEのログは膨大な量になっているため、以前まで使っていた「ApacheLogViewer」では毎日のアクセス解析に時間がかかりすぎるのと、今後のさらなるログの増大を考えると不安を覚えたので、いろいろと試してみた結果、「Visitors」というアクセスログ解析ソフトが超高速でよかったです。 大体、10万行を1秒~2秒ほどで処理してくれます。しかもサイトへの人の流れをフローチャート化することも可能。ユニークユーザーベースで解析してくれるだけでなく、検索ボットは除外したり、特定のリファラをブラックリストにしてノーカウントすることも可能。非常にすばらしいです。 また、Linux版だけでなく、Windows版も一応提供されています。やろうと思えばWindowsで解析することも可能です。 というわけで、実際にインストールして実運用するまでの手順をメモしておきます。参考になれば幸い。 ■解析

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