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2016年11月26日のブックマーク (2件)

  • 『この世界の片隅に』は優れた“妖怪”映画だ!民俗学者はこう観た

    方言とカタストロフこうの史代の原作を片渕須直が監督したアニメ映画『この世界の片隅に』を公開初日に観た。原作を民衆史の一断面を描いた傑作と評価するファンとして、映画からも、次のようなことを改めて確認した。 それは、「広島」という町が孕む濃厚な “死”のイメージであり、日家屋の「間取」が持つ意味であり、登場人物の出会いや別れに、“物の怪(モノノケ)”が大変重要な役割を果たしていることである。結論から言えば、『この世界の片隅に』は優れた“民俗映画”であり“妖怪映画”だった。 『この世界の片隅に』は、広島市の海に近い江波(えば)と草津、そして南東にある呉市という小さな世界を舞台にしている。しかしこの地域は、第2次世界大戦という地球規模のカタストロフのなかで、特別な位置を占めることになる。 枢軸国の、日の、広島市は、世界で初めて原子力爆弾を投下された都市であり、南東部の呉市には重要な軍事施設があ

    『この世界の片隅に』は優れた“妖怪”映画だ!民俗学者はこう観た
    • 「戦記」と「反戦」の間~各種の名作を読み直す 野火、与太郎戦記、西部戦線異状なし、黒パン俘虜記…(速水螺旋人氏など)

      司史生@なんとか生きている @tsukasafumio 今世紀の日戦争映画の傑作は「野火」と「この世界の片隅に」で揺るぎないが、かたや監督の自主制作かたやクラウドファウンディングで、既存の映画業界から金が出なかったことは示唆的だと思う。 2016-11-18 22:30:00 司史生@なんとか生きている @tsukasafumio 「野火」はすごい映画です。万人にはお勧めしませんが、「この世界の片隅に」と正反対の方向でありながら、細部へのこだわりと制作への情熱においてと対をなすと言ってよい作品です。言うなれば、すずさんが呉で暮らしている間の、お兄ちゃんの運命を描いた作品なのです。 2016-11-18 23:02:05

      「戦記」と「反戦」の間~各種の名作を読み直す 野火、与太郎戦記、西部戦線異状なし、黒パン俘虜記…(速水螺旋人氏など)
      s_atom11
      s_atom112016/11/26非公開
      二十年の広島・呉が "この世界の片隅" であるなら『野火』のジャングルもまたこの世界の片隅なんだな

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