日本の小型ロケット「イプシロン」6号機は12日午前、鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられましたが、ロケットに異常が発生したため、機体を破壊する信号が送られ、打ち上げは失敗しました。 「イプシロン」6号機は、12日午前9時50分ごろ、鹿児島県肝付町にある内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられましたが、JAXA=宇宙航空研究開発機構によりますと、ロケットに異常が発生したため、打ち上げのおよそ6分半後に機体を破壊する信号を送ったということです。異常の原因については明らかになっていません。 JAXAは12日午後会見し、2段目と3段目のロケットを切り離す前にロケットの姿勢が目標からずれ、地球の周回軌道に投入できないと判断したと説明しました。 また、破壊された機体はフィリピン東の海上に落下したと推定されるとしています。 JAXAの山川宏理事長は「関係する皆様の期待に応えられず深くおわび申し上げ

Point ■大規模宇宙フライトシムゲームの仮想空間で宇宙航行の最長記録を目指すプレイヤーが遭難 ■大勢にとって未知の暗闇からプレイヤー救出を行うチームが結成される ■遭難から約三ヶ月の今月23日頃に救助艇によるオペレーションが山場を迎える予定 暗闇の宇宙で遭難Frontier Developments社から提供されているゲーム、『Elite:Dangerous』。このゲームは天の川銀河系の宇宙空間を舞台にしたMMORPGで、プレイヤーは宇宙船の船長として宇宙船を使った機動戦、スペースフライトシムやシューティングを楽しむことができます。ゲーム市場最大規模のワールドの広さ、操作の自由度の高さ、そして夢とロマンのある作風が人気の作品です。 そんなゲームの世界の中の広大な仮想宇宙空間のただ中で、あるプレイヤーが遭難してしまいました。今回遭難したは、宇宙船の長距離航行に5度成功しているベテランプレ

Frontier Developmentsが開発するスペースコンバットシム『Elite: Dangerous』には、MMORPGとしての側面があり、ゲームの舞台となる天の川銀河では今日も多くのコマンダーと呼ばれるプレイヤーたちが活躍している。 (画像はExpedition VI: The Longest Journeyより) そんな宇宙で危険なスリルを求めるプレイヤーのひとり、コマンダーDeluvian Reyes Cruzは、太陽系からもっとも遠いポイントへと向かう航行計画を立てていた。彼はすでに5度の超長距離航行に成功しており、この手の挑戦においてはベテランだ。 実際に今回も船を出発させると、フライト時間にして249時間後に太陽系から6万5705光年のポイントに到達、無事に自身の過去最高記録を更新した。コマンダーDeluvianはさらなる記録更新を求め、旅を続けていたという。 これま

日本映画・洋画を問わず、ネタバレ・あらすじを交えて感想(レビュー、 批評、 解説…?)を語りながら、映画の魅力を再発見していきましょう。ラストを明かすことも。 【ネタバレ注意】 どうしてこんなに面白いんだろう! 昔は好きだった作品なのに、今ではショボく感じてしまうことがしばしばある。だが、久しぶりに観た『宇宙からのメッセージ』は、はじめて観たときのままに――否、記憶していたものよりはるかに面白く、それどころか昔観たときは判らなかった良さを痛感して、これまで以上に感動した。日本映画界はこんなにも素晴らしい作品を生んでいたのだ。 ■誰が誰のフォロワーなのか 『宇宙からのメッセージ』は1978年4月29日に公開された。この年のゴールデンウィークの大作映画だ。前年に米国で大ブームを巻き起こした『スター・ウォーズ』(エピソード4『新たなる希望』)が同年夏に日本に上陸することになった。そこで「SF元年

『ウルトラマン』、『宇宙戦艦ヤマト』、『機動戦士ガンダム』……。程度こそ異なるが、「宇宙」と「SF」をテーマに取り入れた作品は1980年代ごろから多数存在し、現在まで小説やアニメ・実写映像、ゲームなど媒体のかたちを問わず多くの人がエンターテイメントとして慣れ親しんできた。 宇宙SFは遠い世界のようで、意外と身近な作品のなかに多くあふれている。 現在撮影されたなかでもっとも深いとされる宇宙の画像。ハッブル・ウルトラ・ディープ・フィールドと呼ばれる領域。 (2003年9月から2004年1月にハッブル宇宙望遠鏡で撮影) だが、誰もが宇宙や未来のテクノロジーについて詳しいわけではない。我々が宇宙SF作品を簡単に楽しめるのは、作中で描かれている設定を正しく考証したり、あるいはその設定を用いた演出を考え出したりする仕事があるからだ。ゲームが開発されていくうちにいくつものアイディアを洗練し時に切り捨て

火星では現在、激しい砂嵐が起きていて、火星から画像を送り続けてきた探査機「オポチュニティー」と通信できなくなっていると、NASA=アメリカ航空宇宙局が発表しました。NASAは、砂嵐が収まるのを待って復旧を図ることにしています。 NASAによりますと、探査機オポチュニティーは砂嵐の中にあるため、今月10日を最後に通信できなくなっているということです。太陽の光が届かないために充電できないうえ、最後に通信できたときは、表面の温度が氷点下30度にまで下がっていたということで、オポチュニティーは危機にさらされているとしています。 オポチュニティーは電力の消費を防ぐため、ほとんどの装置を停止しており、NASAは、砂嵐が収まるのを待って復旧を図ることにしています。 オポチュニティーは、2004年1月に火星の表面に降りたったあと、3か月とされた活動期間を大幅に超えて、14年以上たった今も詳しい画像を送信し

将来の有人探査の構想が発表されている月の地下に、全長50キロにおよぶ巨大な空洞のあることが、日本の月探査衛星「かぐや」の観測データでわかりました。月表面の激しい温度差や放射線の影響を受けにくいことから、JAXA=宇宙航空研究開発機構では、月面基地として活用できる可能性があるとしています。 JAXA=宇宙航空研究開発機構などのチームによりますと、巨大な空洞は、火山が多く存在していた「マリウス丘」と呼ばれる場所に存在し、月の地下をはうように横におよそ50キロ続いているということです。 空洞は、直径50メートルほどの縦穴で月面とつながっていると見られ、内部は300度ほどあるとされる月の昼と夜の温度差や、宇宙から降り注ぐ放射線の影響を受けにくいほか、水を含む鉱物が残されている可能性もあるということです。 月の探査をめぐっては、今月、アメリカが宇宙飛行士を再び送る計画を発表するとともに、火星などへの

官民ファンドの産業革新機構は1日、人工衛星などと衝突事故を起こす宇宙ゴミ(スペースデブリ)の除去をめざすベンチャー「アストロスケール」に3千万ドル(約34億円)を出資すると発表した。宇宙ベンチャーへの出資は初めて。同社は強力な粘着材を持つ人工衛星を打ち上げて宇宙ゴミに接着させ、もろとも大気圏に落として燃やす計画を進めており、試作機を2018年に飛ばす予定。機構は宇宙ゴミの除去が有望なビジネスになるとみこんでおり、日本企業がこの分野で世界をリードできるように支援する。 宇宙ゴミは、活動を終えた人工衛星やロケットの破片のこと。宇宙空間に億単位で存在する。秒速7.5kmの速さで地球の周りをまわっており、直径1cmの宇宙ゴミでも、ぶつかればロケットの機体に穴を開けてしまうという。各国の国際機関などが宇宙ゴミの効果的な除去方法を研究しているが、解決方法は確立されていない。 宇宙開発が進むにつれ、宇宙

太陽を背にした「プラネット・ナイン」の想像図(2016年1月20日提供)。(c)AFP/CALTECH/ROBERT HURT 【1月21日 AFP】(更新)米カリフォルニア工科大学(Caltech)の研究チームは20日、太陽系の最外縁部に存在する未知の巨大惑星を発見した可能性があると発表した。 チームが発表した声明によると、「プラネット・ナイン(Planet Nine)」の通称で呼ばれているこの天体は、地球の約10倍、冥王星の約5000倍の質量を持ち、「太陽系外縁部の異様な、非常に細長い軌道」を巡っている。「この新惑星が太陽の周りの公転軌道を完全に1周するのには1万~2万年かかる」と推定されるという。 研究結果は、米天文学専門誌アストロノミカル・ジャーナル(Astronomical Journal)に掲載された。チームによると、この天体は数理モデルとコンピューターシミュレーションを通じて

The best gamingkeyboards of 2025Here are the best gamingkeyboards you can buy, as chosen by Engadget editors.Microsoft andOpenAI announce the 'nextphase' of their partnershipMicrosoft andOpenAI have issued ajoint statement to say that they have signed a non-binding memorandum of understanding for the "nextphase" of their partnership.
■宇宙からのメッセージ (監督:深作欣二 1978年日本映画) ちょっと調べたいことがあり、日本で『スター・ウォーズ(エピソード4/新たなる希望)』の1978年初公開前に、便乗で制作されたSF映画2作を観ることにした。 『スター・ウォーズ』は本国で公開され大ヒットしながら、日本で公開されるまでになんと約1年を要し、その間に映画会社がちゃっかりと便乗映画を製作したというわけだ。タイトルはそれぞれ『宇宙からのメッセージ』(東映)、『惑星大戦争』(東宝)。自分は『SW』の公開を今や遅しと待っていたが、これら便乗作品には全く興味が湧かず今回初めて観ることになった。特にこの『宇宙からのメッセージ』はいちSFファンとしてイメージが悪かった。「無重力空間なのに水泳のように手足をばたつかせて宇宙遊泳する」「酸素マスクだけの姿で宇宙空間に出る」等、芳しくない噂を耳にしていたのだ。それになによりも、「里見八犬

映画ゼロ・グラビティは米国時間2014年3月2日に、監督賞や視覚効果賞、撮影賞などアカデミー賞の7部門を受賞しました。 この映画は宇宙の描写をリアルに表現し、高い評価を得ました。宇宙業界内でも高い評価が得られていますが、一部誤解を招く箇所もあります。 宇宙業界の一員としては、どこまでが真実で、どこを映画用に脚色したかを理解して見ると、この映画をより楽しむことができると感じました。今後この映画はDVD等のメディアで販売されたり、テレビで放送されることで長く話題を集めていくと思います。 なお、映画を見ていない方にはネタバレになってしまう個所もあるので、映画を見た後で以下を読むことをお勧めします。 ちなみに、タイトルも邦題は「ゼロ・グラビティ」(無重力)ですが、原作はGravity(グラビティ:重力)と違っています。 以下にこの映画を見ながら疑問に思ったことをいろいろ解説しますが、宇宙空間での描

中川翔子(なかがわしょうこ) 1985年5月5日生まれ。東京都出身。2002年にミス週刊少年マガジンを受賞し芸能界デビューして以来、数々のテレビ番組に出演。趣味はパソコンでイラストを描くこと、読書、ゲーム、映画、アニメ、コスプレなど。特技はヌンチャク。 デビュー10周年となる2012年には、国内だけでなく初のアジアツアーを開催。 寺田:JAXAについてどのようなイメージをお持ちですか? 中川:JAXAは、いろんなことを開発して、いろんなことを切り開いてくれるので、日本の宝だと思っています。人類の希望・期待をすべて背負った、人類の歴史の最先端にいるのがJAXAだと思っていますので、JAXAで働く人は私たちのヒーローですね。JAXAには期待しまくりです! 以前出演した番組で筑波宇宙センターを取材させていただいたことがあって、敷地が広大で緑が多いのにはビックリしました。その時に、宇宙飛行士の野口
SFに出て来る純白の宇宙戦艦って、カラフル兵士なみに違和感ある。なんでそんな目立つ色なの?見つけてほしいの?的になりたいの?映像表現と大人の事情だから不問なの?そんな風に突っかかった年頃があったような気がするが、懐かしすぎて何歳のころだったかすら思い出せない。 黒い宇宙船(左)と、白い宇宙船(右):左の輪郭はイメージ。 上の画像(左)では輪郭をつけているが、黒い宇宙船は宇宙空間に完全に溶け込んでしまう。輪郭線を取り払ってしまえばただの何も無い空間だ。 作品空間でのご都合設定ならともかく、現実の延長線上としての軍用システムが迷彩を意識しないとは考えがたい。ただ黒く塗るだけでなく、レーダー波吸収構造から液体ヘリウムによる表面冷却まで、あらゆる手を使って検出を逃れようとしても不思議ではない。 でも、リアルで黒い宇宙船なんて聞かないよね 現実世界で軌道上にある宇宙船や人工衛星はことごとく真っ白だっ

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