ラジオ放送をネットで同時配信するradikoは4月6日、新たに関東・関西地区の計12局が12日から試験配信を始めると発表した。 試験配信を始めるのは、関東地区が、茨城放送、アール・エフ・ラジオ日本、エフエム栃木、ベイエフエム、エフエムナックファイブ、横浜エフエム、エフエム群馬の7局。関西地区が、ラジオ関西、京都放送、和歌山放送、ラジオNIKKEI、兵庫エフエム放送の5局。10月の本配信を目指す。 4月中に北海道地区、福岡地区のラジオ局も順次実用化配信試験を開始する計画だ。 radikoの平均週間聴取回数は約400万回前後と、増加傾向にあるという。昨年リリースしたPC用ガジェットは約180万、iPhone/Android公式アプリは約200万がダウンロードされている。 関連記事 「radiko」が中京地区に拡大 「エフエム愛知」「岐阜放送」など7局が参加 スマートフォンやPC向けにラジオ番組

受験勉強の息抜きに深夜ラジオ番組を聴く……。昔は、定番だった学生の楽しみが、今では風前の灯火という。ケータイに携帯ゲーム、インターネットと、自分の時間を割く媒体が代わり、ラジオへの関心は薄れていったのが原因だろう。この余波は、広告収入の激減という形で現れた。民放ラジオ放送局の多くは、厳しい状況に直面している。 「リスナーを増やして、広告媒体としての価値を高めたい」 ラジオ人気の復活を狙い、民放ラジオ放送局は新しい試みを始めた。ラジオ放送のストリーミング配信である。電波を使って放送している番組を、そのままネット経由でも配信する「IPサイマルラジオ」というサービスだ。 ラジオ人気が高い米国では、メジャーなネットでのサイマル放送。国内でもコミュニティFM局の一部では実施されているが、大手の民放ラジオ局では権利関係などの理由で立ち後れていた。ようやく動きを見せたのは、昨年12月のこと。民放ラジオ放

「音がクリア」「地下鉄でも聴けた」――エフエム東京(TOKYO FM)の公式Twitter「@tokyofm」に、iPhoneラジオアプリユーザーからの声が続々と届いている。 ラジオの本放送をそのまま配信するという国内初の画期的なアプリで、実証実験として昨年12月21日から1年間、無料配信をスタート。Twitterなどネットを活用し、ユーザーからの感想を吸い上げている。 ノイズのないクリアな音質に驚く声も多いが、企画・開発に関わったエフエム東京の3人はこう口をそろえる。「音質は、アナログラジオのほうが断然いいはず」。意外な反響に驚いているという。 デモシステムは2008年末に完成していたが、出演者や楽曲権利者の配信許諾獲得などにまる1年かかった。iPhoneという新たな媒体でTOKYO FMを聴いてもらい、ラジオを楽しむきっかけにしてほしいと願う。 地下鉄でもOK 再生履歴チェックやiTu

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