369回 『陰謀論と排外主義』という今読むべき本 今まで選挙に興味を示したことすらなかった知人と久しぶりに会ったら、参政党に投票していたという体験をして頭を抱えたくなった人も多いかもしれない。 Xで相互フォロワーだった人がそれまで政治的な投稿をしていなかったのにいつのころからか、河合ゆうすけやへずまりゅうをRPしていることに気付いて驚いたことのある人もいるだろう。 直接の知り合いではないがSNS上でよく見かける同じ趣味を持っているアカウントが平野雨龍のことを「日本を救う逸材」であると褒めたたえていたり、さとうさおりを応援しているのに気付いてしまった人もいるかもしれない。 好きなアーティストのライブの後にアーティストの名前で検索してみたら、奈良公園の鹿や中国人留学生について何やら義憤にかられた発言をしている人が同じ会場にいたことを知るという経験をした人もいるだろう。 いや、これを読んで「それ

How to help friends and family dig out of a conspiracy theoryblack hole 家族が陰謀論にハマったら: 専門家が語る、 5つの現実的アプローチ 陰謀論にはまった家族や友人を、どう助けるか。ケンブリッジ大学で誤情報を研究するファン・デル・リンデン教授が教える現実的な対処法を紹介する。 by Niall Firth2025.11.17 9 この記事の3つのポイント ケンブリッジ大学研究者が陰謀論対策の5段階アプローチを解説 コロナ禍で陰謀論拡散が深刻化し従来の事実提示による反論は逆効果 完全過激化した人への介入は困難で予防的教育と早期対応が重要 summarized by Claude 3 知人が、あっという間に陰謀論者になってしまった。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックの真っ最中だった。その知人は

林原めぐみが「ネットde真実」に目覚め排外主義発言を行い、らんま1/2仲間の佐久間レイも擁護して加わってしまった件は記憶に新しい 彼女に真実を教えた韓国人YouTuberのデボちゃんが、デマの流布によって韓国警察から取り調べを受け逮捕されそうになっている デボちゃんはかつては韓国文化紹介や日本スゴーイで日本人の心を射止める穏健なYouTuberだったが、次第に内容が歪んだ陰謀論に変化 未来ある若者が国家の陰謀に気づき命を狙われながらも必死で真実を訴える、そんなストーリーに多くの日本人が涙して動画は数100万再生を連発、直接送金して「戦い」の支援をする者もいた 最近のデボちゃんは「韓国では、中国人の入国緩和をしたため犯罪中国人が多数入り込み、殺害され臓器を抜き取られた死者が数百人出ている。日本の皆さん、今の韓国に来てはいけない」と主張 ソースは皆無なのに多くの日本人がこれを信じて大騒ぎしてい

10月9日告示、10月26日開票の宮城県知事選が終わり、現職の村井知事が当選して6選目となったものの参政党の応援を受けた和田政宗との票数は僅差となり、接戦だった。この選挙周辺には数多くのデマが流れており、地元紙である河北新報のデマに対する記事の存在感も目立った選挙戦でもあった。ここで、どの様なデマがあったのかメモとして付けておく。なお、デマに対する指摘内容については既に他メディアで記事があるものはそちらの内容に依拠させてもらう。本題に行く前になのだが、何故この選挙戦でデマが多くなったのかというとSNS上における参政党支持者の言説の影響が大きいと言えるのだが、それが何故多くなったのかの事前状況だけ軽く説明しておく。まず夏にあった参院選において参政党の神谷宗幣が水道を外資に売ったという街頭演説をした事によって宮城県側がこれを誤情報だとする反論を出したことによって、参政党(神谷)と宮城県(村井

厚労省関東信越厚生局麻薬取締部、通称マトリが女優・米倉涼子(50)に対し、麻薬取締法違反容疑で本格捜査を進める方針であることが「週刊文春」の取材で分かった。 「週刊文春」取材班は今年6月上旬、マトリの捜査線上に米倉が浮上しているという情報を入手し、それ以来、約4カ月にわたり米倉の行動を確認してきた。 捜査が大きく動いたのは、8月20日。マトリが東京都内の米倉の自宅マンションに踏み込み、家宅捜索を実施したのだ。この自宅マンションは、米倉が交際中のアルゼンチン人ダンサー、X氏と半同棲生活を送る“愛の巣”でもある。 米倉の帰国時に直撃取材 家宅捜索の2日後、米倉はヨーロッパに向けて渡航し、約2週間にわたりロンドンなどを周遊した。家宅捜索での押収物について「違法成分が含まれている可能性が高い」という情報を入手した取材班は、9月6日の米倉の帰国時に直撃取材を行っている。 その後、米倉は9月17日に予

アフリカと日本の都市の人的交流を図る国際協力機構(JICA)の「ホームタウン」事業について、JICAと外務省が名称の変更を検討していることが13日、分かった。 【ひと目でわかる】生産年齢人口と外国人人口の将来推計 「移民が増える」との誤情報がSNS上で拡散し、事業発表から3週間が経過しても騒動は収まっていない。関係する4市と協議し、事態の収拾を急ぐ方針だ。 JICAは8月21日、アフリカ開発会議(TICAD)に合わせ、山形県長井市をタンザニア、新潟県三条市をガーナ、千葉県木更津市をナイジェリア、愛媛県今治市をモザンビークの「ホームタウン」に認定したと発表。これに対しナイジェリア政府は「日本政府が特別なビザ(査証)を発給する」との誤情報を発信し、SNS上で「移民の受け入れを促進する」などの投稿が広がった。 日本政府はナイジェリアに修正を申し入れ、誤った記載は削除された。その後もSNSや記者会

https://x.com/GrwaNnKqMn5nG68/status/1963693935559360729 上記の様な「やさしい日本語」を「日本人低脳化の作戦」の一環であると言っているに等しい投稿が拡散していた。「やさしい日本語」については時折各言語で発信すれば良いなどのバッシングの様なものもあったのだが*1、それを飛び越えての「日本人低能化作戦」の一環として扱うのはかなり特異な表現と言える。ただおそらくこの「やさしい日本語」と「日本人低能化作戦」を繋げた発想のきっかけは大椿ゆうこによる次の投稿への反応だろう。 https://x.com/ohtsubakiyuko/status/1963518450888053164 ※引用されている「護虎会」は移民反対デモをやる団体の一つ 大椿ゆうこは社民党副党首でありそれを「極左」、そしてやさしい日本語表現の平易さを「日本人低能化作戦」という陰

参院選での自民党大敗の責任を問われ、党内から“退陣”を突きつけられる一方で、“石破辞めるな”のデモが起きるなど、続投を望む声も多い石破茂首相(68)。そんな石破首相を“スパイ”呼ばわりする現役国会議によるXの投稿が波紋を呼んでいる。 《間違いなく工作員です。》 7月25日、自身のXにたったひと言、こう投稿したのは20日投開票の参院選で初当選した日本保守党の北村晴男氏(69)。『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)でお馴染みの“北村弁護士”であり、比例代表の個人別の得票数では全国トップの約97万票を獲得した。 当該の投稿は、別のアカウントによる投稿を引用する形で投稿されている。引用元の投稿には、ともに石破首相が共著の『自民党失敗の本質』(宝島社)や、帯に「保守のコスプレ。“売国政治”の正体!」と書かれた『自民党という絶望』(宝島社)の表紙が投稿されており、前者は共著に村上誠一郎総務相(7

参政党候補者の演説を聴き、ビラを持ちながら手をたたく支持者=東京都中央区で2025年7月3日午前10時49分、春増翔太撮影 「やっぱり『日本人ファースト』の主張がいいですね」 参院選公示日の3日、東京・新橋。参政党の代表を務める神谷宗幣氏(47)の街頭演説を聞いていた50代の男性会社員は言った。参政党を支持するようになったのは「ここ1カ月ほど前」のことだ。日本人を大切にしようとする参政党の姿勢に共感するが、政策をきちんと確認したわけではないという。 「でも参政党って今の政治を変えてくれそうな気がするんです」 5月には30万人ほどだった党のユーチューブの登録者数は7月11日時点で40万人を超え、それまでトップだったれいわ新選組(約38万人)を抜いて全政党で最も多くなった。 党の存在感が高まる背景には、この男性のようなライトな支持者が増えていることがある。 神谷氏はこれまで、新型コロナウイル

【7月13日 AFP】米国のドナルド・トランプ大統領は12日、悪名高い性犯罪者で勾留中に死亡したジェフリー・エプスタイン元被告をめぐる陰謀論で、自身の政権が批判されていることに対し、支持者らに攻撃をやめるよう呼びかけた。 司法省と連邦捜査局(FBI)は先週、エプスタイン元被告が「顧客リスト」を持っていたり、著名人を脅迫していたりした証拠はないとするメモを公表。元被告が殺害されたとの疑惑も退け、2019年にニューヨークの拘置所で自殺したと結論付けた。また、捜査に関する追加情報は公表しないとした。 これに対し、長年トランプ氏を支持してきた極右層を中心に反発が広がり、パム・ボンディ司法長官やカッシュ・パテルFBI長官への激しい批判が噴出した。 こうしたMAGA(米国を再び偉大に)運動の支持層からの攻撃に対し、トランプ氏は12日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に長文のメッセージを投稿した。

リンク スイッチインタビュー -NHK 「三上丈晴×渡部陽一 EP1」 - スイッチインタビュー 世界中の紛争地域を飛び回る戦場カメラマン、渡部陽一×雑誌「ムー」編集長、三上丈晴。UFOなど謎の世界を追求する三上が、渡部が触れてきた戦地の現実に切り込む。 世界中の紛争地域、40か所以上を飛び回ってきた戦場カメラマン、渡部陽一。独特の存在感を生かし、さまざまなテレビ番組にも出演してきた。そんな渡部と話したいと熱望したのは…日本一アヤシイとも言われる人気雑誌「ムー」のカリスマ編集長、三上丈晴。UFOや超古代文明など、謎と不思議に満ちたこの世界の“真の姿”を追求する三上が、渡部が触れてきた戦地の現実に切り込

SNSや動画サイトなど、「ソーシャルメディア」を見ていると、気づかぬうちに似たようなジャンルの投稿や動画ばかりが表示されていることがある。「レコメンド(おすすめ)」という機能によるものだ。 レコメン…

今年の参院選で勢力を伸ばすのではないかと予想されている参政党。都議選での4人中3人の当選や、梅村みずほ議員の入党による政党要件充足もあって注目度が急上昇し、先日の黒猫ドラネコさんの記事はかなりの話題を呼んでいた。 これも参政党について関心を持っている人が多いことの表れだろう。 そこで、黒猫さんほどではないが、参政党を見てきた筆者の目線でも過去の記録を含めた振り返りを書いておきたい。読者の参考になれば幸いである。 興味深い点の多い参政党前史参政党というと、「最近いきなり出てきた党」というイメージを持っている方がいるかもしれない。しかし、参政党の結党は2020年、そして代表である神谷宗幣氏が吹田市議会議員になったのは2007年である。決して「政治の素人がいきなり立ち上げた党が、突然急成長している」わけではない。 そして、結党以前の神谷氏の活動は、いわば参政党の前史となる。実は、筆者にとって興味

以前、「「財務省の日本国籍者が0名」とかいう荒唐無稽デマ画像の大体の出処のメモ」という記事を書いたが、その派生バージョン。最近でもないが、国会議員の「○○は在日」だとか、「何割は帰化人」であるとかの情報が出回っており、最近だと「国会議員の6~7割」が帰化人だという話がチラホラと見える。この6割、7割という数字は例えば2012年時点で「国会議員の7割は在日」という投稿がX上で観測できるし、同系列では「民主党の7割は帰化半島人」も確認できる。勿論、これは特に根拠のない数字であるし、当時も今も流布している国民新聞等の影響もあるだろう。また数字は挙げていないが2010年に当時の石原慎太郎都知事が、 「与党(当時の民主党)を形成しているいくつかの政党の党首とか大幹部は調べてみると多いんですな」 という発言が報道されたが、この影響も強いだろう。この6割、7割という数字は散発的に以前から使用されていたの

思い返すと、持病のある私に父が「水素水がいい」と言って飲ませたがったのが始まりだった気がする。 父は今や、反ワクチン、参政党支持、トランプ支持、DS、嫌中、親露、コロナは生物兵器、でもただの風邪・反マスク、癌にならないスープ、生活保護叩き、犯罪が起こればとりあえず日本人じゃないだろって言う差別主義者に仕上がっている。 最近は日ユ同祖論を持ち出してきて、オカルト信仰まで行ってしまったかといよいよ泣きたくなった。 あの教授が解明したんだ!と言っていたが調べるとその人、講演やyoutubeで勝手に言ってるだけみたい。 このレベルの陰謀論者とどう付き合ってるの?もう疎遠? 否定せずに柔和に聞くのが一番らしいけど、はっきり言って急に脈略なく極端な政治話や陰謀論をねじ込まれるのは苦痛。 頭を抱えるのが、伯父もまったく同様で、吹聴されたらしい祖母まで似たようなことを言い始めたのだ。認知症が始まっていて、

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