「1963年の西鉄ライオンズにジョン・E・スモールという外国人投手が在籍していたか、分かる紙面は残っていませんか?」 旧知の西武ライオンズの職員から、そんな問い合わせのメールが来たのは7月中旬だった。米国在住の本人から「この年に西鉄球団と契約し入団したが、在籍した選手として名前が残っていない。確認をお願いしたい」と西武球団に手紙で依頼が来たという。メールは「63年4月29日に取り交わした契約書を持っているそうです。左腕投手で背番号は33だったと言います。球団で資料を調べたところ見当たりませんでした」と続いていた。 63年は西鉄ライオンズが中西太監督の下、リーグ優勝を遂げた年だ。新入団のロイ、バーマ、ウィルソンの3外国人選手が活躍し「西鉄三銃士」と呼ばれたことは知っていた。しかしジョン・E・スモールという名は初めて聞いた。 早速、契約日を中心に西日本新聞と西日本スポーツの紙面に当たってみた。

なぜ中日ドラゴンズは勝てないのか−。多くのファンが感じている疑問に今夏、小学生のファンが自由研究で挑んだ。取り組んだ多治見市昭和小六年の高木集司(しゅうじ)君(12)に話を聴いてみると、ドラゴンズ愛が伝わってきた。 高木君は小学二年生ごろから地域の学童野球チームで野球を始めた。名古屋市出身で、チームのコーチでもある父哲男さん(45)の影響で、二年ほど前から中日ファンに。テレビ中継で試合を見たり、年数回はバンテリンドームナゴヤへ観戦に訪れたりしている。好きな選手は岡林勇希選手(20)で「どんな球もヒットにできる」とあこがれる。 自由研究に取り上げようと思ったのは「最近、中日が勝てないのはどうしてなのか気になった」からだ。夏休みの三週間ほどを使い、哲男さんの助けも借りながら、インターネットで調べた攻撃や守備のデータと、それに基づく分析をスケッチブック一冊にまとめた。 研究で高木君が気付いた中日

大会前は苦戦を予想されながらも、最後まで国民に「W杯連覇」の夢を見させてくれた女子サッカー日本代表の面々。 日本サッカー協会は彼女たちの真摯な訴えに耳を傾け、その偉大な功績に見合うサポートを直ちに始める責任があるのではないだろうかーー。 タレントでエッセイストの小島慶子が、世間の気になる話題に独自の視点で斬り込む! *** 惜しくも準優勝だった「なでしこジャパン」。劣勢でも最後まで全力を尽くす姿勢はカッコよかった。最強アメリカと2大会連続で決勝を戦うなんて、世界に誇れるチームですよね。 で、ヤマトナデシコの花言葉は可憐(かれん)・貞節。もうこれ、やめません? 益荒男(ますらお)ならぬ「益荒女ジャパン」にしてください。ま・す・ら・めジャパン。 実際、男より強いんだし。男子チームが世界的にはまだまだの一方で、彼女たちはトップレベル。けれど、国内での待遇には雲泥の差があるのだとか。 以前、日本代

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