「無印良品」ブランドを展開する良品計画には、1991年に西友から出向して以来、24年を過ごし、2015年に退社した。 2001年1月に私が良品計画の社長に就任したときは、拡大一途から業績が急落するという最悪のタイミングだった。社長として最初の決算となった2001年2月期、良品計画は創業以来初となる減益を経験し、2001年8月の中間期には38億円の赤字、そして2002年2月期は当期利益がゼロになった。2000年2月には1万7350円だった株価は、私が就任した2001円1月には2750円にまで落ち込んでいた。時価総額は約4900億円から770億円へと“大暴落”である。企業価値はわずか1年で4100億円も下落してしまったのだ。 それでも、08年に会長に就くまでなんとか良品計画の再生に道を付け、「無印良品」のブランドを次の世代へとバトンタッチすることができた。 現在、良品計画は、直近の16年2月期

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