Ubuntu 10.10のネットブック版では、従来のネットブックランチャーに代わってUnityという新たなインターフェースが登場しました(図1)。 今回はこのUnityの使い方と、関連したパッケージを通常のデスクトップにも導入する方法を紹介します。 図1 新インターフェースUnityUnityの対応状況Unityは3Dアクセラレーションを必要とするため、いわゆる「Compizが動かない環境」では動作しません[1]。対応していないマシンでネットブック版を起動すると、エラーメッセージが表示されます(図2)。そのような場合は、「OK」をクリックして一旦ログアウトし、ユーザ名「ubuntu」を入力した段階で画面下部のセッション選択部分を「UbuntuNetbook Edition」から「Ubuntu Desktop Edition」に変更します(図3)。そして、パスワードを空

ウェブの接続性とデスクトップアプリを混在させたネットブックOS『Jolicloud』の1.0がリリースされました。色々と目新しいものはありますが、特に目を引くのがHTML5ベースのダッシュボード、そして同期可能、自動更新、どこからでも追加可能なアプリケーション。 『Jolicloud』は、Chrome OSのような完全にブラウザベースなネットブックシステムというわけではなく、アプリケーションが入ったダッシュボードモデルから作動します。 これらのアプリの一部はローカルデータとなっていて、その他は完全にクラウドベースとなっています。以前はUbuntuのNetbook Remix OSをベースにした見映えとなっていたのですが、今は上の画像のようにHTML5スタイルになっています。 また『Jolicloud 1.0』ではアプリケーションのハンドリングも改良されています。インストールしたアプリケーシ

Novell Novellは1日(米国時間)、フルサポートオペレーティングシステムとしてSUSE MeeGoをリリースすると発表した。Intel Atomを搭載したNetBookを主なターゲットとし、向こう1年以内にベンダから販売されるNetBookに搭載されることを目指す。 SUSE MeeGoはMeeGoプロジェクトで開発されている成果物をベースに、ベンダのハードウェアに対応させたバージョン。NetBook向けにフルサポート提供することで、Linuxデスクトップ市場における立場をより堅固なものにする狙いがある。NovellはこれまでIntelと協力してSUSE Moblinを提供してきた。SUSE MeeGoはこれに続く活動となる。 MeeGoはネットブック向けのLinuxディストリビューション。Intelが開発してきたMoblinとNokiaが開発してきたMaemoをベースにして開発
オンキヨーは1月21日、地上デジタルチューナーや、FM/AMラジオチューナーを内蔵したNetbookなど、春商戦に向けたPC新機種を発表した。地デジチューナーを内蔵したNetbookは国内初という。Netbook「C4」シリーズに地デジ対応モデルを用意。miniB-CASカードに対応する独自開発の地デジチューナー基板を搭載した。miniB-CASカードスロットとSIMカードスロットを兼ねた構造。「何もかも独自で作ると高くなるが、基本部分はこれまであった製品を生かし、プラスアルファで新しい技術を追加していく」と同社の菅正雄PCカンパニー社長は話す。 FM/AMチューナー搭載モデルも用意。同社が培ってきたオーディオ技術を生かし、ノイズに強いというFM/AMチューナー基板を搭載した。落ち着き始めているNetbook市場に付加価値のある新製品を投入したいと、ラジオチューナー搭載を決めたという。

米Intelは1月7日、Netbook向けアプリストア「Intel AppUp Center」をβ公開した。 AppUp Centerは、IntelのAtomプロセッサを搭載したデバイス向けのアプリをダウンロードできるオンラインストア。既に教育、娯楽、ゲームなどのアプリが無料あるいは有料で公開されている。 アプリはIntelの開発者向けプログラム「Atom Developer Program」に参加するデベロッパーが開発したもので、Intelの審査を経て公開されている。デベロッパーはアプリの売り上げの7割を受け取る。NetbookメーカーのAcer、ASUS、Dell、Samsungが同ストアのサポートを表明している。

世界最大の携帯電話メーカーNokiaが、大々的にNetbookの世界に乗り込んできた。同社は米国中の複数の店でNetbookを販売する。 同社の「Booklet 3G」はわずか299ドルだ。このニュースの前に市場調査会社DisplaySearchは、Netbook売り上げが前年から264%も増えたという興味深い調査結果を発表している。 これまでNetbookの欠陥が修正されるのを待ってきたが、ついにNetbookがマスマーケットに訴求できる段階に至ったようだ。だが、企業に受け入れられるレベルにはなっているのだろうか? 従来、企業では処理能力と使い勝手が携帯性より重視されてきた。そして、その携帯性こそがNetbookの魅力だ。 だが長らく待った末に、わたしはNetbookは企業で使える段階に達したと考えるようになった。 その理由を以下に挙げる。 1. 携帯性が非常に高いNetbookは、常

Easy PeasyはLinuxディストリビューション。スマートフォンとともに人気が高いのがネットブックだ。メールやWebブラウジングをするだけなら性能はあまり必要ではなく、むしろ大きさや軽さが問題になる。小ささを追求するためにCPUやHDDといったリソースは限られたものになる。そこで問題になるがOSの重さだ。メモリもそれほどないネットブックではVistaのようなOSはあまりに重荷だ。 分かりやすいインタフェース ネットブックには向いたOSがあるはずだ。その一つと言えるのがEasy Peasyだ。Easy Peasyはネットブックのための最適化されたLinuxディストリビューションで、シンプルで分かりやすいインタフェースが特徴になっている。Easy Peasyは元々Ubuntu eeeという名前で、eeePCがターゲットとされていたようだ。 起動すると画面が大きく分けて3つに分割されている
“さらに”戦略モデル「Aspire Timeline AS1410」を手にする日本エイサープロダクトマーケティング部の稲川公裕シニアマネージャー(左)と日本エイサーのボブ・セン代表取締役社長。同社はオリンピックのワールドワイドスポンサードも開始するとし、オリンピックロゴをあしらった限定特別モデルも今後投入する 日本エイサーは10月13日、Windows 7を搭載するacerブランドの新モデルを発表、2009年10月22日より順次発売する。 「日本のPCは高すぎる。これならどうだと自信を持って言える」──日本エイサーのボブ・セン代表取締役社長は開口一番こう述べ、「そこに、“求めやすさ”がなかったからだ」と、不況の影響を含めて2008年度にNetbookカテゴリ以外が低迷した国内のPC市場について振り返る。 今回の注目モデルは1366×768ドットの11.6型液晶+重量1.3キロ+8時間駆動バ

レノボ・ジャパンは3日、同社初となるネットブック「IdeaPad(アイデアパッド) S10e」を発表した。同社は「ThinkPad」ブランドのノートPCを法人向けに提供しているが、IdeaPadでコンシューマ市場に参入する。ホワイト・ブルー・ピンクといったカラーバリエーションを揃え、6日より順次発売。価格は54,800円。 レノボ・ジャパン初のネットブック「IdeaPad S10e」 カラーバリエーション。左から、ピンク、ホワイト、ブルー台湾ASUSTeK Computerの「EeePC」で火がついたネットブック市場だが、マーケットの急速な拡大を受け、各社とも無視できない存在になってきている。当初はASUS、GIGABYTEなど台湾勢が先行していたが、ここにきてエプソンダイレクト、東芝、NECなど国内メーカーも製品を投入してきている。レノボ・ジャパンは"後発"といえる。 出遅れた理由に
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