2021年1月に一般ユーザー向け、そして今年3月にビジネス向けサービスも終了した国産通信規格「PHS」。 個人向け携帯電話事業を終了させる京セラが、その後継となるサービスを開始させました。詳細は以下から。 ワイヤレスジャパン2023の京セラブース。通信キャリアで利用しているLTEをプライベートで使える「sXGP」サービスの開始が告知されていました。 免許申請不要、広いカバーエリア、SIM認証を用いた高いセキュリティを実現しており、医療や製造業などで活用できます。 そしてこれがsXGPのアンテナ。家庭用ルーターのようなサイズ感ですが、PHSと同じ周波数帯(1.9GHz、Band 39)を用いることでカバーエリアがWi-Fiよりも広いのが特徴です。 基地局は小型パソコン。プライベートなTD-LTEネットワークを省電力・省スペースで構築できます。 もちろん市販のiPhoneでも通信できます。専用

韓国通信キャリア SK-Telecom と LG U+ が世界初LTE 回線を利用した通話サービス VoLTE を2012年8月8日より開始 In VoLTE service start, SK-Telecom and LG U+韓国通信キャリア SK-Telecom と LG U+ は世界初となるLTE 回線を使用した音声通話サービス VoLTE を2012年8月8日より開始すると発表。LTE 通信に対応するAndroid スマートフォンにて利用可能になります。LTE 回線を利用した IP 音声通話サービス VoLTE がついに韓国で開始。SK-Telecom と LG U+ が行うもので世界初となるサービスです。日本のNTTドコモや、米国通信キャリア Verizon と MetroPCS が同様のサービスを提供するとしています。 VoLTE はLTE 回線を使用し音声通話を

そういえばお正月にもう一つあったんだった。 近所の神社に初もうでに行ったとき、その近所に元々建っていたウィルコムの8本アンテナ、あれ、なんか様子が違うぞ、と思ってよく見たら。 TD-LTE局がくっついていました。 元々、ウィルコムの8本アンテナPHS基地局で、一体型で割と小型の基地局がついていて、要するに(電源とかを除けば)1個だけしか箱がないタイプだったんですが、見たら、箱が三つになっていました。 一つは元々あったPHS基地局で、これは変わらずに8アンテナにケーブルが伸びています。もう二つのうち一つは4本のケーブルが出ていて、ぐちゃっとまとまったケーブルの束に消えている感じ。もう一つの箱は、4本が入って4本が出て行って、それがアンテナ4本(1つ飛ばし)に入っています。 元々XGPの基地局もアンテナは4本で、8本アンテナのうち4本が2.5GHz対応、なんていう話だったと思うのですが、おそら
携帯関連の将来や最新の技術情報や業界の行く末などを適当に綴るblogです。 内容の信憑性は?余り信じない方がいいと思います。本家の鈴の音情報局はこちら→http://suzunone.0g0.jp:8800/ スマホ・携帯端末アクセス[ランキング]/[アクセスシェア(グラフ)] (毎年10/1にログをクリア) 携帯電話基地局免許数(平成23年10月29日現在) ※URL間違いを修正 k-pさんの基地局数の今日現在の最新版より。 LTE関連の基地局数を抜き出してみた。NTT DOCOMO Xi 2GHzLTE[5/10MHz FDD] 4867 au by KDDI 800MHzLTE[10MHz FDD] 2268 au by KDDI 1.5GHzLTE[10MHz FDD] 690(合計 2958)EM
LTEの周波数利用効率が高いということが当たり前のように言われるのですが、なぜ高いのか、高いと言いきれるのか、と言う点がよくわからん、と言うご質問をいただきました。 早速ですが、まずは周波数利用効率について。周波数と言うのが有限の資源です、と言うのは改めて説明するまでもないのですが、有限であれば当然より効率よく使わなきゃ、と言うことになるわけで、そうした中で「周波数利用効率」と言う考え方が出てきています。 最も端的でシンプルな周波数利用効率は、単位を「bps/Hz」とする利用効率。基本的にはこれを前提に、最後にちょっとだけ他の拡張した指標も考えます。 bpsは言わずと知れた、通信速度の単位。Hzは周波数の単位ですが、この利用効率の話をする場合には、「搬送波の占有帯域幅」を指します。つまり、中心周波数が2GHzであっても60GHzでも、占有帯域幅が10MHzであればそれは全く同じ10MHzと
韓国のサムスン電子は2011年6月20日、KDDIに高速無線通信技術「LTE(Long Term Evolution)」の通信設備を供給すると発表した。 サムスン電子は、KDDIが2012年から開始するLTE方式のデータ通信サービスに向け小型基地局を提供する。これによりKDDIは、ビル構内など「ピコセル」と呼ばれるエリアをカバーしていく。なおKDDIは、広いエリアをカバーするマクロセル基地局のベンダーとしてNECと米モトローラを、コアネットワークのベンダーとして日立製作所を既に選定済みである。 サムスン電子は今回のKDDIに先駆けて、米国や中東地域でLTE製品を供給している。日本では2002年から、KDDIの東日本エリアでCDMA方式携帯電話の設備を提供してきた。また2008年からはKDDI傘下のUQコミュニケーションズにも「WiMAX」の基地局を供給中である。

2010年後半あたりから、TD-LTEに関する問い合わせが増えた。それぞれ関心の対象は多様だが、端的には、「果たしてTD-LTEはブレイクするのか?」の一言に尽きる。 TD-LTEの未来について、筆者自身は特に決まったスタンスを持っていない。一般論として、TDD自体は興味深い技術であり、多様な将来像があり得ると考えている。ただ、昨今のTD-LTEに対する業界での関心の高まりは、やや過熱気味に映る。 というのは、今の状況では、TD-LTE市場が思ったほどすぐに成熟しそうもないからだ。世界的に見て、通信事業者/ベンダーの双方でTDD技術のノウハウを蓄積しているプレーヤーは少ない。当初は最大の調達者と見られる中国のチャイナモバイルが、TDD技術のノウハウ蓄積の役割を担い、TD-LTEをけん引すると期待されていた。 ところがそのチャイナモバイルについて、来年の政権交代を控え、動きが鈍っているという

最大200Wの家電を稼動させるソーラー発電システム 単独で200W相当の電力を供給できるシステムが8万円ならかなり安いですね。いや、そりゃ真面目にソーラーシステム組めばワット当たりの単価はもっと安くなるんでしょうけど、とりあえずどうしても稼働させ続けておきたい機器があるんだけどその消費電力は大したことはなくて真面目なソーラー発電を買うのはいくらなんでも惜しい、という時にぴったり。うちとか(笑)。自宅サーバとモデムと無線LANだったら余裕で動くし。バッテリ寿命は2年とのことだけど、パネル寿命はどんなもんなのかなぁ。やっぱり真面目なソーラーパネルほどじゃないんだろうけど、5年ももてばコストパフォーマンスは十分ですよね。バッテリは、たぶん誰かが自動車用18V品をだまして使う方法を考えてくれるはず(笑)。 China Mobile Accelerating TD-LTE Trials中国移動がL
LTEという新たなモバイルネットワークが普及することでアプリケーション、サービス、コミュニケーション、そして我々の生活はどのように変わるのか。NTTドコモ サービス&ソリューション開発部長として、同社の先進技術開発を統括する栄藤 稔氏にお話をうかがった。 ▼株式会社NTTドコモ サービス&ソリューション開発部長 栄藤 稔氏 無線の進化の本質はキャパシティ ──本日はお忙しいところありがとうございます。LTEがもたらすアプリ・サービス・コミュニケーションに対する変化ということで、少し先を見通したお話を今日はうかがいたいと思っています。 栄藤氏:6月のはじめに、香港で開催されるIEEEのシンポジウムで、"IEEETechnology TimeMachine"というタイトルのカンファレンスで話をするんです。2020年にテクノロジーがどうなっているかという大胆なテーマでして、何を話そうか今
「技術解説」の新シリーズとして、LTE技術を習得したい技術者の方向けに、モトローラ株式会社 藤原将道氏による新連載「LTE仕様書斜め読み」を開始いたします。(編集部) はじめに 3GPP TS 36シリーズはLTEの公式仕様書です。ここには80余の独立した仕様が定義され、議論され、改版されています。LTE技術者として、それぞれの専門分野、担当分はすでに精読されているものと思いますが、全てに精通するのは分量が多く、困難です。また、「LTEとは何か」「何が標準化されていて、何が設計できるか」を知ることも役立つはずです。 今回は、いくつかの基本的な仕様書を取り上げ、その中身を簡単に説明することにします。重要なコンセプトやキーワードは説明しますが、詳細な定義は原文を確認してください。 36シリーズはMicroSoft Word形式で保存されており、誰でもダウンロードして、読むことができます(英文
Expert articles that explain some major 3GPP projects and features, providing background material & links to related 'further reading'. Details of upcoming meetings are available from the '3GPP Groups' pages on this site, or via the complete Meeting Calendar on the Portal site (click below). August 25-29 sees CT and SA groups co-located in Göteborg and the RAN WGs in Bengaluru. The next Plenaries
今回のMWCでは、グローバルTD-LTEイニシアティブ(GTI)が設立され、再建中のウィルコムのXGPを継承するソフトバンク系のWCPが発表を行うなど、TD-LTEに関する言及が会場内でもいくつか見られた。 そこで、TD-LTEの総本山の一つともいえる、TDインダストリーアライアンスのブースで、技術開発の状況と今後の普及策について、副秘書長のルー・ユー氏に話を聞いた。 【TD-LTEの開発状況】 昨年の上海万博でのデモを含め、フィールド・トライアルを重ねている。動画伝送等の実験では、安定的に70Mbps程度のスループットを記録しており、今後は干渉やアクセス集中時の対応、またアンテナ等に関する研究開発をさらに推進させたい。 またTD-LTEというと、どうしても中国由来の技術と受け取られがちだ。確かにTD-SCDMAを発展させている面もあり、また中国が研究開発をリードしている立場でもあるが、
LTE解説シリーズ、今日はLTEのTDD版(TD-LTE)。 と言っても、実際にはフレームの時間方向のアレンジメントが異なっているだけで、ほとんどの仕様はFDD版と共通です。特に、無線リソース制御メッセージやさらに上位のメッセージは定義から何から全て共有しているため、プロトコルソフトウェアは全く同じものを使ってしまってもOK、と言うくらい共通化が図られています。 となると、その大きな、そしてほぼ唯一の違いである無線フレームの違いと、TDD独特の設定、それがどのようにさまざまな場所に影響を与えるのか、と言う点が観点になると言えます。 まずどのように違うのかと言う点は、大雑把に言うと「時間区切りで上りと下りが混在する」と言う点が大きく異なっています。しかし、下り区間はFDDの下りサブフレームとほぼ互換、上り区間もFDDの上りサブフレームとほぼ互換で、ただそれが時間的に混在しているというだけだっ
WILLCOM NEWS終了に伴い完全に個人的に関心のある話題(主に物欲)を適当に追っていくサイトになっています。 飯田橋フェニックス企画 飯田橋フェニックス企画が昨日で新規受付終了したYモバイルに変わり、PHSの新規サービスを発表しました。 Yモバイルから契約を引き継ぐことも可能とのこと。 飯田橋フェニックス企画では、ソフトバンクが手放した元PHS基地局のあったロケーションを中心に既に7万局の基地局を確保しており、2020年までに40万局の基地局解説を目指すとのこと またTD-LTEの上位互換で下り1Tbpsを目指すノバPHSに関しても実証実験を開始しており、東京オリンピック開催までに東名阪主要地域でのサービス開始を目指すとのこと。 同サービスの実験に合わせてノバショッカー社との業務提携も発表されている。 飯田橋フェニックス企画では、サービス開始に合わせて、シャープ製スマートフォンの他、

今日はLTEについて。今一番旬の技術をまだ解説していなかったことに驚き。LTE技術はなんだかんだでいろいろと盛り込んでかなり豪華な規格になっちゃってるので、今日はとりあえず入門篇。LTEは、OFDM技術をベースとした、最大20MHzのシステムです。基本的には3GPP系のシステムを受け継ぎ、GSMやW-CDMAと同じような制御を行っていますが、とはいえリソースのあり方やコアネットワークのアーキテクチャががらりと変わっているため、「発展させた方式」とは言い切れないところです。 まずは簡単な諸元を並べますと、20MHz 2x2MIMOで下り150Mbps、10MHz同で75Mbpsの通信速度を実現できるとされています。ちなみに上り速度はそれぞれ50Mbps、25Mbps(上りはMIMO不可)。また、周波数幅としては、20MHz、10MHz、5MHz、3MHz、1.4MHzが定義されていて、表記
総務省の「グローバル時代におけるICT政策に関するタスクフォース 電気通信市場の環境変化への対応検討部会」は2010年11月25日、「ワイヤレスブロードバンド実現のための周波数検討ワーキンググループ(周波数検討WG)」の第10回会合を開催した(写真)。無線通信向けの新たな周波数割り当て案について、「700M/900MHz帯は、ワイヤレスブロードバンド実現に向けて、100MHz幅を確保すべき」といった最終取りまとめの骨子案が報告された。 700M/900MHz帯を使っているFPUやラジオマイク、MCA、ICタグ(RFID)は別周波数へ移行すること、700M/900MHz帯はそれぞれの周波数帯でペアバンドを構成することなど、周波数再編方針が示された。地上アナログ・テレビ放送を停波して空けた700MHz帯と、800MHz帯を再編成して空けた900MHz帯でペアバンドを構成するという日本独自の割り

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