Published2023/10/11 22:10 (JST) Updated2023/10/12 09:15 (JST)ジャニーズ事務所元社長のジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害問題で、副社長を引責辞任した白波瀬傑氏について、同事務所は11日、嘱託社員として引き継ぎなどの業務に当たっているとした上で「15日をもって嘱託社員としても契約終了の見込み」と明らかにした。白波瀬氏は長く広報業務を担ってきた。 また同事務所が2日に開いた記者会見で特定の記者らを指名しないようにする「NGリスト」があったことなどを受け、改めて会見を開く予定があるかどうかについては「今後の方針の進捗にかかる説明は適宜、コーポレートサイトでの開示などを活用してお知らせしていく」とコメントした。

「裁判を理由に、『ジャニーズの起用をどうしようか』と言えば、『お前、おかしいんじゃないの?』と言われるような時代だった」(NHK元音楽番組プロデューサー) 「(性加害については)『そういうこともあるのかな』ぐらいのうわさレベル。懸案事項として上ったことはない」(NHK元文化芸能番組の幹部)NHK ©文藝春秋 「視聴者獲得のために清濁あわせのんでやってきた」 一方で、時期をさかのぼると別の視点の証言も集まった。90年代にジャニー喜多川氏と親交があったというNHKの元ジャニーズ出演番組プロデューサーの証言だ。 「ジャニーさんの家に何度も行っていたから、子どもたちが泊まっていたことは知っている。でも、そういう“えげつない世界”や“性的な部分”は知りたくないと思っていた。視聴者獲得のために清濁あわせのんでやってきた」 「ジャニーズが使えなくなったら、ドラマも止まり、番組もできなくなる。どうするの

この記事の写真をすべて見る ドラァグクイーンとしてデビューし、テレビなどで活躍中のミッツ・マングローブさんの連載「今週のお務め」。14回目のテーマは、「ジャニー喜多川氏の性加害問題」について。 * * * ネットを中心とした糾弾というのは、往々にして「自分たちの正義で巨大権力・圧力・利益をどこまで失墜させられるか」がゴールだったりします。しかし、そのような人たちの声が、長らく有耶無耶にされてきたジャニー喜多川氏の所業を、白日の下に晒す結果を導いたのは紛れもない事実です。 私が初めてジャニー氏の性的嗜好に関する知識・情報を得たのは、1988年か1989年のこと。当時、社会現象になっていた光GENJIの名前を冠した書籍(いわゆる暴露本)が出版され、それを読んだクラスの女子から(真偽はともかく)内容を聞いたのが最初でした。 私はすでに自分が同性愛者であると認識していましたが、まだ中学生だった

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