






先月、私は「時事チップス」にこんな駄作を載せた。 「笑い」とはすべてをごまかす魔法なり 芸人は、時として難攻不落の堅城ですら、あっさりと落としてしまうものである。 一度や二度のことではない。歴史上、それは何度も繰り返されてきた。 つい最近(平成十九年一~二月)も「痴事(ちじ。そのまんま東)」が「知事(東国原英夫)」になり、「猫(猫ひろし)」や「杓子(しゃくし。陣内智則)」が「美女(一般女性)」や「女優(藤原紀香)」を陥落させたばかりではないか(継続できるかどうかはまた別問題である)。 芸人は歴史を動かすものである。 日本史上、最も有名な政変の一つ・乙巳の変もまた、芸人がかんでいた。 「お腰のものをお渡しくださいませませっ」 時の最高執政者蘇我入鹿を吹き出させ、その警戒心を解き、その帯剣を取り上げたのは、名もなき芸人であった。 そう。その名もなき芸人さえ存在しなければ、世紀の暗殺劇は起こら

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