九州大学や東京科学大学などの国際研究グループは、約6600万年前にメキシコ湾に衝突した小惑星で破壊された生態系が、急速に回復した原因を突き止めた。衝突で海水が高温に熱せられ、海底の岩石から生命に必須な栄養分が溶け出していた。研究成果は英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に掲載された。小惑星は白亜紀末にメキシコ・ユカタン半島沖に落下した。衝撃で直径約200キロメートルのクレーターができ、

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