大阪・豊能町はゴミ収集を担当していた40代の男性職員が、同僚と口論になった末、包丁2本を地面にたたきつけて、決闘を申し込むなどしたとして、停職6か月の懲戒処分にしました。 18日付けで停職6か月の懲戒処分を受けたのは、大阪・豊能町環境課の46歳の男性の技能主任です。 豊能町によりますと、先月13日朝、この男性主任が町内でゴミ収集の作業をしていたところ、ゴミ収集車のコースなどをめぐって同僚と口論になりました。 その後、男性主任は近くのホームセンターで包丁2本を購入してゴミ収集車の駐車場で待ち伏せし、戻ってきた同僚に対し、地面に包丁をたたきつけて、決闘を申し込んだということです。 男性主任は、駆けつけた職員に取り押さえられたということで、「話し合いでは決着がつかず、決闘するしかないと思った」と話しているということです。 男性主任は今月6日、銃刀法違反などの疑いで、書類送検されました。 豊能町は

負傷者を搬送する救急車、伊南部ブリンディシにて(2014年12月28日撮影、参考写真)。(c)AFP PHOTO / CARLO HERMANN 【12月22日 AFP】イタリア南部シチリア(Sicily)島の警察当局は21日、末期患者3人を殺害し、マフィアがらみの報酬を受け取った容疑で救急隊員の男(42)を逮捕した。同様の事件で他にも複数の救急隊員が警察の取り調べを受けており、犠牲者は50人近くに上るのではないかとみられている。 男は末期患者らを病院から自宅に搬送する救急車の中で患者の血管に空気を注入した疑いが持たれており、同島カターニア(Catania)で逮捕された。テレビ番組内で事件を明らかにしたマフィアの元メンバーによると、男は1人殺害する度に報酬として300ユーロ(約4万円)を受け取っていたという。 また、同様の事件で別の救急隊員2人も警察の取り調べを受けており、これらの疑惑は

年の瀬の迫った昨年12月28日の昼下がり。群馬県伊勢崎市のスーパーに女性(82)は出かけた。おせち料理の食材や孫に送ってあげる干し柿を買うはずだった。 店内で、もち米や味のりをかごに入れた。しかし、女性はレジには向かわず、ひと目のつかない場所でかごの商品を手提げ袋に入れ替えた。別のバッグやポケットには干し柿、三つ葉、小ネギ、かまぼこ、グレープフルーツを入れた。女性は12点、5263円分を精算せず、店外に出たところで私服警備員から呼び止められた。 初めてではなかった。2011年の年末、ふるさとの九州で万引きで検挙された。翌年、「狭い村だから知れ渡る」と長男のいる群馬に来たが、ここでも畑の野菜を盗んだり、万引きをしたりして、罰金刑を2度受けた。 今年6月中旬、前橋地裁での初公判。女性は「頭では取ったらいかん、取ったらいかんと思うけど、体が動く。頭と体が違う感じになって」と話した。事件後、毎朝

2017年7月20日 この度、大阪府堺市のローソン加盟店の元従業員によるお客様の収納代行受付時におけるお預かり金の着服が以下の通り判明しました。 このような事態を発生させ、お客様ならびに関係各位にご迷惑、ご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。今回の事態を真摯に受け止め、信頼回復に向けて収納代行業務に対する管理体制を強化し、再発防止に努めてまいります。 なお、当該店舗ではこの従業員を解雇いたしました。また、当該店舗より所轄の西堺警察署へ被害届を提出しております。 1.発生店舗ローソン堺土塔町店(住所:大阪府堺市中区土塔町1991) ※当該店舗はオーナーが経営するローソン加盟店です 2.元従業員が着服し、お客様の未支払い扱いとなった収納代行預かり金大阪府自動車税 19件 761,700円 堺市軽自動車税 1件 2,000円 堺市固定資産税・都市計画税
暴言にセクハラ、果ては性的暴行…。1人で患者宅に赴き、看護や介護にあたることが多い訪問看護師が患者や家族から受ける被害が後を絶たない。神戸市看護大が平成27年度に行った調査では、約5割が「暴力を受けた経験がある」と回答した。対策の議論が進まない中、神戸市では1月、医療関係者や弁護士、大学教授らを招き、民間による訪問看護師を守るための対策を考える検討会が発足。兵庫県も今年度から、2人以上で対応した事業所に対して、一定の補助金を支出する財政支援と相談の受け付け事業を始める。被害を受けて傷ついた訪問看護師の離職を防ぐためにも対策は急務だ。(坂田弘幸) 薬物混入…もはや犯罪行為 「被害を受けた職員は動揺し、自分の力ではこれ以上、手の打ちようがないと感じたほどだった」 神戸市須磨区の訪問看護事業所長で看護師の藤田愛さん(51)は、訪問看護師の身に起こった5年前の出来事が忘れられない。 当時30代の女

刑に服している70代男性から記者に届いた手紙。「衝動的に犯行に走ってしまう」など、自身の制御できない行為に苦しむ心境がつづられていた 理解されにくさ、壁に たった数百円を盗んだだけで実刑5年--。青森の裁判所で昨年、その現実を目の当たりにした驚きは今も忘れられない。窃盗・万引きをやめられず、常習的に繰り返してしまう「クレプトマニア」(窃盗症)という精神疾患があることも初めて知った。彼らの多くは「なぜ盗むのか分からない」「衝動的に盗んでしまう」との悩みを抱えながら刑事罰を受けていく。そんな病気の現状を探る「盗みをやめられない人たち クレプトマニアの実情」を昨年12月、青森県版で4回連載した。取材を通して感じたのは「病気」への理解を阻む壁の高さだ。 青森地裁で昨春、窃盗を繰り返す「常習累犯窃盗」の罪で起訴された70代男性の公判を傍聴した。生活保護を受ける中、青森市内の100円ショップでパン2個

空き瓶や空き缶を回収するプラスチック製の容器ばかりが、兵庫県西宮市で盗まれている。昨年11月からの約2カ月半で、被害にあったのは約200個。どこにでもありそうな容器で、換金できるほどの価値もなさそうだ。いったい誰が、何のために? 阪神西宮駅からほど近い西宮神社。近くに住む60代男性が1月中旬、アパートのごみ置き場にあったプラスチック容器が無くなっていることに気づき、家族を通じて市に連絡した。「長く住んでいるが、これまでこんなことはなかった」と男性は驚く。 市によると、このアパートで盗まれたのは折りたたみ式の「ごみ回収用コンテナ」。色はブルーで、大きさは縦44センチ、横65センチ、高さ33センチ。「西宮市」と赤字で書かれている。瓶や缶などの不燃ごみやペットボトルの回収用で、市民が市から借り、収集日の朝に路上やごみ置き場などに置いて使っている。 市民からの最初の通報は昨年11月14日。同29日

女性従業員の安全をどう確保するか、ホテル関係者が頭を悩ませている。客室という“密室”に入ることから、福岡市博多区で従業員2人が客室内に監禁されて暴行される事件などが発生。人手不足や競争激化によるコスト削減が迫られる中、一部ホテルでは夜間対応に当たる男性従業員の確保も難しい状況で、サービスの維持と安全対策を両立させようと模索が続く。 今月18日に起きた博多区の事件では、「テレビがつかない」という男からのクレームを受け、女性従業員が午前4時ごろ部屋を訪問。女性が戻ってこないため、別の女性従業員が部屋に行くと引きずり込まれた。2人はスタンガンを当てられた上、顔などを複数回殴られたという。男は7階から飛び降りて死亡。死後、覚醒剤の陽性反応が出た。 「何度も『タオルを持ってきて』などと呼び出され、行くたびに話し掛けられ、部屋からなかなか出してくれず怖かった」。福岡市のビジネスホテルで勤務経験があ

牛丼店「すき家」を展開する「すき家本部」(東京都)は15日までに、愛媛県今治市の店で、客の男が、テーブルに備え付けてある紅しょうが用のトングを丼に入れたまま牛丼を食べる姿を動画撮影し、ネットで中継していたと明らかにした。健康被害は報告されていないが、今治署が威力業務妨害の疑いもあるとみて調べる。 同社によると、10日午後7時ごろ撮影されたとみられる動画では、男が、紅しょうがを取り分けるためのトングを牛丼に入れたまま食べたり、食事後に丼を頭にかぶったりしたという。 同社は11日、メールなどで複数の情報提供があり把握。12日には本人を名乗る男から電話があり「自分は悪くない」と話したが、その後店を訪れ従業員らと話す中で謝罪もあったという。当時、店員は男がやや不審な動きをしていたことには気付いていたが、その場では注意しなかった。

兵庫県姫路市の居酒屋の元店長が、アルバイトの大学生に出した賄い料理に毒性の植物の種を混ぜて、一時、意識障害に陥らせたとして傷害の疑いで先月、逮捕されました。警察によりますと、これまでに「勤務態度に不満があった」と話しているということです。元店長は1日、処分保留で釈放されました。 チョウセンアサガオの種は、園芸用として一般に販売されていますが、毒性があり体内に入ると意識がもうろうとしたり、吐き気がしたりするということです。 警察によりますと、元店長はインターネットで種を購入したということで、これまでに「アルバイトの大学生の勤務態度に不満があった」と話しているということです。元店長は1日、処分保留で釈放されました。
交際相手を駅のホームから線路に突き落として殺害しようとしたとして、神奈川県警は、慶応大法学部3年の男子学生(22)=川崎市中原区=を殺人未遂の疑いで緊急逮捕し、7日発表した。「殺そうとはしていない」と容疑を否認しているという。 港北署の調べでは、男子学生は6日午後8時50分ごろ、横浜市港北区の東急東横線日吉駅で、同じ法学部に通う交際相手の女性(21)をホームから線路に突き落とした疑い。 目撃者から知らせを受けた駅員が非常停止ボタンを押し、電車は駅から約400メートル手前で停車した。女性は右ひざをうつけがをした。同署によると、2人は友人らと飲食をした帰りで、2次会への参加をめぐって口論になったという。 男子学生は女性を突き落とした後にホームから逃走。駅員から110番通報を受けて駆けつけた警察官が約1時間後に駅構内で発見し、緊急逮捕した。

茨城県警日立署は4日、暴力行為等処罰法違反の容疑で、茨城県日立市南高野町の無職、生天目(なばため)利明容疑者(50)と妻で無職の由貴子容疑者(49)を逮捕した。 逮捕容疑は2日、自宅を訪れた、子供が通う同市内の学校の校長と教員2人に、包丁を突き付けて「運動会をもう1回やれ」などと脅迫したとしている。利明容疑者は「やっていない」と容疑を否認、由貴子容疑者は「間違いありません」と容疑を認めている。 同署によると、両容疑者は子供が通う学校に対し、2日に行われた運動会を「延期しろ」と複数回にわたって要求していたという。 同署は動機を調べているが、何らかの理由で子供が2日の運動会に出られないため、「延期しろ」と要求したが、聞き入れられなかったことから、「もう1回やれ」と脅迫した可能性があるという。

バニーガール姿で空き家の敷地に侵入したとして、福岡県警は14日、住居、職業不詳の男(34)を邸宅侵入と窃盗未遂の疑いで逮捕し、発表した。「身に覚えがない」と容疑を否認しているという。 付近では今春以降、空き巣事件の現場で「スパイダーマン」姿の不審人物が目撃されたといい、筑紫野署が関連を調べている。 署によると、逮捕容疑は1日午後0時半ごろ、窃盗目的で福岡県太宰府市の空き家の敷地に侵入し、郵便受けをあさったというもの。近くの住民から「黒のタンクトップ、網タイツ姿で、ハイヒールをはいたバニーガールのような男がいる。目が合ったら車で逃げた」と通報があった。目撃された車のナンバーなどから男が浮上したという。(井上怜)

休業状態だった大阪市浪速区の歯科医院で患者を治療したと偽り、診療報酬十数万円をだまし取ったとして、大阪府警が詐欺容疑で、府警の元巡査部長で健康食品販売会社長の男(56)=同府豊中市=と、医院を経営していた歯科医の男(45)=徳島市=ら十数人の逮捕状を取ったことが、捜査関係者への取材でわかった。容疑が固まり次第、27日に逮捕する方針。 捜査関係者によると、元巡査部長と歯科医らは共謀して昨年夏ごろ、患者数人分の歯を治療したとする架空の申請書をつくり、社会保険診療報酬支払基金から十数万円の診療報酬を詐取した疑いがもたれている。元巡査部長と歯科医は任意の調べで、不正受給への関与を否定したという。 府警は今年3月、医院や元巡査部長宅などを家宅捜索し、カルテや診察券、パソコンを押収した。医院は昨年7月中旬から休業状態だったが、架空の申請が繰り返されていたとみて、医院に出入りしていた関係者を調べていた。

音楽活動をしていた大学生の冨田真由さんが東京都小金井市のライブ会場付近で刺され重体となった事件。警察はなぜ、被害者を守ることができなかったのか。加害者に対する心理療法・カウンセリングを行うNPO法人「ヒューマニティ」理事長・小早川明子氏を解説に招き、具体的な事例とともにストーカーの疾患性と対策について改めて考える。2016年05月24日放送TBSラジオ荻上チキ・Session-22「女子大学生が襲われた事件~ストーカー被害とメディア問題」より抄録。(構成/大谷佳名) ■ 荻上チキ・Session22とは TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニュースに合わせて「探究モード」、「バトルモード」、「わいわいモード」などなど柔軟に形式を変化させながら、番組を作って行きま

生活排水をめぐる長年のご近所トラブルで、男Aが隣人B氏を殺害した現場となったB氏方。男は敷地内にある池でB氏を溺死させた=館山市大戸(中辻健太郎撮影) 「生活排水が流れてきている。カネを持ってこい」-。千葉県館山市で隣人男性のB氏=当時(73)=を殺害したとして、殺人罪に問われた男A(76)の公判で、B氏が執拗(しつよう)なクレームや嫌がらせをAに20年以上続けていたことや、ほかにも近所で多くのトラブルを起こしていたことが明かされた。殺害の際の心境を問われたAは「これ以上、住民にBが迷惑をかけないようにと考えた」。罪の軽減を求め、1千人以上が署名した嘆願書も提出される異例の展開となった法廷で、言い渡された判決は…。 (千葉総局 中辻健太郎) 鎌がついた長い棒千葉地裁での裁判員裁判によると、事件は昨年11月、人口約150人ほどの小さな集落で起きた。被告のAと被害者のB氏は約40年来の隣人同士

横浜市戸塚区で5月、自宅近くのマンション駐輪場にあったオートバイのカバーに火をつけて燃やしたとして、器物損壊罪で起訴された女(31)が、「自分の恋愛がうまくいっておらず、イライラを解消するために火をつけた」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。 女の自宅周辺では、2013年からバイクや自転車が燃やされる不審火が10件発生しており、うち8件で女は関与を認めたという。 捜査関係者によると、女は当初、「お酒を飲んでいたのでよく覚えていません」と否認していたが、その後、「仕事帰りに職場の後輩女性との飲み会で恋愛の話になった。別れた交際相手のことを思い出すなどしてイライラが募った」と火をつけたことを認めたという。 職場の「女子会」ではいつも恋愛の話になり、「帰り道に、自転車のカバーなどにライターで火をつけると多少スカッとした」と話しているという。(前田朱莉亜)

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