さてこの度、私のオフィス、スマイルカンパニーと業務提携をしていた松尾潔氏が契約終了となり、その事について私の名を挙げたことでネットや週刊誌等で色々と書かれております。私はTwitter、Facebook、インスタといったものは一切やっておりませんので、ネットで発信することが出来ません。そのため、私の唯一の発信基地であるこのサンデー・ソングブックにて私の話を皆さんにお聞きを頂こうと思います。少々長くなりますが、お付き合いください。 まずもって私の事務所と松尾氏とはですね、彼から顧問料を頂く形での業務提携でありましたので、雇用関係にあったわけではない。また彼が所属アーティストだったわけでもなく、したがって解雇には当たりません。弁護士同士の合意文書も存在しております。松尾氏との契約終了についてはですね、事務所の社長の判断に委ねる形で行われました。松尾氏と私は直接何も話をしておりませんし、私が社長

インドでレイプ事件が社会問題になっているのは、日本をはじめ世界的にもよく知られるようになった。本「イングリッシュ・ニュース・ブリーフ」でも何度か取り上げてきたが、とにかくインド発のレイプ事件はセンセーショナルなケースが少なくなく、世界的に物議になることが多い。 ここ最近だけでも、強姦被害の10歳少女が最高裁から中絶を禁止されて女児を出産したケースや、父親の同僚から強姦された13歳が出産したケースなどが、世界でも大きく報じられている。 そんなインドの性犯罪について、米紙「ワシントン・ポスト」が興味深い記事を掲載して話題になっている。 「インドで100人のレイプ犯をインタビューした女性、これが彼女の学んだことだ」というタイトルのその記事は、イングランドのアングリア・ラスキン大学で犯罪学の博士研究者であるインド人女性のマドフミタ・パンデイ(22)の活動を紹介している。 もともとこの研究は、大学

韓国のソウルで行われたデモの参加者が手にしたスマートフォンに表示された韓国国旗(2016年12月9日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/Ed JONES 【5月26日 AFP】韓国国防省報道官は25日、上官から性的暴行を受けたとされる同国海軍の女性将校が自殺したとみられると発表した。 女性将校(大尉)は24日、自宅アパートで遺体となって発見された。「明日、私はもうこの世にはいないでしょう」と書かれたメモが残されていた。 報道官は「女性将校は自殺したとみられる」とAFPに語った。将校は最近、性的暴行を受けたと友人男性に話していたという。 憲兵隊は上官の大佐を容疑者として逮捕した。報道官によると、同容疑者は女性将校と性的関係を持ったことは認めたものの、性的暴行の容疑は否定している。 人権活動家らは、政府が防止策を講じているものの、軍内部における性的暴力事件は絶えることがないと指摘して

性犯罪を厳罰化する刑法の改正案が7日、閣議決定された。成立すれば、男性が性暴力の被害者となった場合も罪に問われるほか、家庭内の性的虐待に対応する罪が新設される。「被害者の苦しみを受け止め、声を上げやすい法律に」と被害者たちは願う。 「もし被害に遭ったころに法律が変わっていて、加害者が処罰され、社会的制裁も受けていれば、ここまでは苦しまなかったかもしれません」 関東地方に住む30代の男性が性被害を受けたのは中学時代。同級生や先輩からのいじめがエスカレートし、裸にされたり、人前で自慰行為を強いられたりした。先輩に個別に呼び出され、首を絞められながら無理やり性交も。当時、それが性被害とは自分でもわかっていなかった。「性犯罪は女性への暴力を指すと思っていました」 21歳のとき、不登校や引きこもりなど「生きづらさ」を抱えた人たちの勉強会に参加。被害体験を語り、周囲の指摘で「あれは性暴力だった」と気づ

北アフリカや中東、南アジア各地の保守的な社会で、何千人もの若い女性がプライベートな画像やわいせつな画像を使って辱められたり脅されたりしていることが、BBCの調査で分かった。スマートフォンやソーシャルメディアが、昔ながらの名誉や恥の概念と真っ向から衝突する。そんな現状を、プロデューサーのダニエル・サイラス・アダムソン氏が報告する。 エジプトで2009年、当時18歳だったガデエル・アフメドさんが恋人の携帯電話に動画を送った。女友達の家で踊る自分の映像だ。ポルノ的な要素はどこにもなかった。ガデエルさんはただ露出度の高いドレスを着て、屈託なく踊っていた。 それから3年後。2人は別れることになり、相手の男は腹いせにこの動画をYouTubeに投稿した。ガデエルさんはパニックした。ダンスにドレスに恋人。そのすべてがとても許されるものでないことは分かっていた。両親からも近所の人たちからも、それに世間からも

仏レンヌの音楽祭で撮影されたトランペット(2011年12月1日撮影、資料写真)。(c)AFP/DAMIEN MEYER 【12月6日 AFP】アルゼンチンの首都ブエノスアイレス(BuenosAires)近くの大聖堂で、複数の幼児に対する性的虐待で逮捕歴のあるトランペット奏者がオーケストラで演奏中、被害者の子どもたちが通う学校の親たちに襲われて死亡した。演奏会場だった大聖堂の司祭が5日、明らかにした。 死亡したのは音楽教師でトランペット奏者のマルセロ・ファビアン・ペコーロ(Marcelo Fabian Pecollo)元受刑者(42)で、ブエノスアイレス近くの町モロン(Moron)のオーケストラに在籍していた。ペコーロ元受刑者は2010年に幼児5人に対する性的虐待の罪で禁錮30年の判決を言い渡されたが、減刑により2014年に出所していた。 今回の事件は今年10月30日、モロンの大聖堂で発生

兄から受けた性暴力を「許せない」と語る女性。スマホに入る猫の画像が心の癒やしだ=前橋市内で2016年10月18日、鈴木敦子撮影 「うそでしょ」 母は言い放った 兄を訴えたい。許せない。裁判で罪を償ってほしい。そう願ったが、親から反対され、警察には届けなかった。 ナツキさん(19)=仮名=は小学生の頃の記憶がほとんどない。兄から受けた傷痕が、澱(おり)のように残っているだけだ。5歳上の兄のわいせつ行為が始まったのは小学校に入ってすぐの頃だった。県内のある住宅街。家族が寝静まった頃、部屋の扉が音もなく開いて、兄が入ってくる気配を感じた。何をされているのかは分からなかったが、気持ち悪かった。やめてほしい。ぎゅっと目をつぶり、祈った。「早く終わりますように」。最後に兄はこう言って部屋を出て行った。「誰にも言うなよ。言ったらおまえを殺すか、おれが死ぬかだ」。以来、それはほぼ毎日、続いた。 中学1年の

韓国・軍威郡にある学校の廊下(2016年5月26日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/Ed Jones 【10月13日 AFP】韓国南西部・木浦(Mokpo)の裁判所は13日、女性教員(20)をレイプしたとして、女性教員が担任するクラスの子どもの父親2人を含む3被告に対し、最長18年の懲役刑を言い渡した。この事件は韓国国内に衝撃を与えていた。 裁判所は、南部の小さな島、黒山(Heuksan)島で今年5月に被害女性をレイプしたとして、3被告にそれぞれ懲役12年、13年、18年の有罪判決を言い渡した。 3被告は、レストランで1人で食事をしている女性教員を見つけ、一緒に酒を飲むよう強要。その後、被害者を自宅まで送り届け、その場でレイプしたという。 今回の事件を受け、韓国の離島で働く多くの女性教員から、親から夕食会や飲み会への出席を強要されると感じているとの声が挙がっていた。小さな学校を

10月4日、“女子アナの登竜門”とも称される「ミス慶應コンテスト」の中止と、同コンテストを企画・運営する公認学生団体「広告学研究会」(以下「広研」)の解散が発表された。 慶應大学側は、「告示文」においてその理由を「未成年飲酒」によるものとだけ説明したが、小誌取材により、大学側が明かさなかった「広研」の男子学生が引き起こした重大な事件が明らかになった。事件が起きたのは9月2日、現場となったのは、神奈川県葉山町内にある広研の「合宿所」だった。事件の全貌を知る広研所属の学生が語る。 「この日は、広研が夏の間に運営している海の家の撤収を行う作業のため、6人の男子学生が合宿所に泊まっていました。作業終了後、酒を飲むことになり、呼び出されたのが6人と顔見知りだった1年生のA子さんです」 そして深夜、男子学生たちは酒で意識のなくなったA子さんに襲いかかったのである。しかも、あろうことか、その様子を別の

慶応大学の「ミス慶応コンテスト」の中止が発表されたのは、10月4日のことだった。大学側はその理由を「複数の未成年者の飲酒」と説明し、主催サークル「慶応大学広告学研究会」の解散を命じたが、その裏にはサークルメンバーたちによる性的暴行事件があった。 *** 被害に遭ったのは、広告学研究会に所属していた18歳の女性。9月初旬、神奈川県の合宿所にて泥酔した彼女に、複数の男性メンバーが性行為を強要したという。 「抵抗する私を1人が組み伏せ、倒れてる私の上に別の2人がかぶさってきて…」(被害女性) ... つづきを読む

「示談が成立した」と弁護人不起訴になった理由を、検察は明らかにしていない。一方、高畑さんの弁護人は、メディアに対してコメントを発表した。その中には、次のような一文がある。 「被害者とされた女性との示談成立が考慮されたことは事実と思います。しかし、ご存じのとおり、強姦致傷罪は被害者の告訴がなくても起訴できる重大犯罪であり、悪質性が低いとか、犯罪の成立が疑わしいなどの事情がない限り、起訴は免れません。お金を払えば勘弁してもらえるなどという簡単なものではありません」 示談とは、相手に慰謝料を支払ったり、謝罪したりして、裁判外で和解することだ。今回、高畑さん側と女性の間でどんな示談が交わされたのか、その内容は公表されていない。 非親告罪だが・・・コメントにもある通り、強姦致傷罪はルール上、被害者の告訴がなくても起訴することができる。 ただ実際には、被害者の協力がなければ、犯罪を立証することは難しい

喫茶店(ルノアール)に一人でいた時のこと。隣の席で60代前半くらいの弁護士の男性と、20歳くらいの女性が、痴漢の裁判について話していた。 痴漢被害者の女性が具体的にされたことをしっかり説明した。強制わいせつだけではなく女性が駅員のところに連れて行くと目を離した隙に洗面台で手を洗って証拠を消し、バカにしたような態度を取ってきたということを詳細に話していて、それが余りにも酷いので、聞こえてしまった私も怒りで震え出すほどだった。「訴えたい」と言っているのに弁護士は「10万での示談」を薦めまくっていた。そしてこう続ける。 「向こうの男性は、その時はお酒が入ってただけで、普段は真面目ないい人だよ」 「例え慰謝料が50万とれても30万は裁判費用で消えるから裁判なんてあなたにとってなんの価値もないよ」 「(それでも訴えてこらしめたいという被害者に対し)ちゃんとした会社に勤めている人だから、留置場に1日入
■私は今日沈黙してはいられませんでした 8月26日の夜、彼女からメールがあった。「高畑裕太の事件、わかってると思います。そのことで明日電話したい」、そういう内容だった。 彼女の名はキャサリン・ジェーン・フィッシャーさん。オーストラリア出身で1980年代に来日し、日本に暮らしている。テレビでタレント活動をしていたこともあった。2002年の4月、彼女は神奈川県横須賀市で在日米軍の米兵からレイプ被害に遭った。警察からの取り調べで深刻なセカンドレイプに遭ったことや、アメリカに帰国してしまった犯人を見つけ出して裁判を起こし、勝訴したことなどを、『涙のあとは乾く』(井上里訳/講談社/2015年)にまとめている。私は取材を通して彼女と知り合い、その後交流を続けている。 27日の夕方、ジェーンさんに電話をかけた。彼女は怒っていた。事件についてはもちろん、26日に行われた容疑者の母、女優の高畑淳子さんの会見

【8月17日 AFP】少年の潤んだ目は、それまでに私が見たどの目よりも深い悲しみをたたえていた。10代の彼は、アフガニスタン南部の寂れた土地の警察署長に性奴隷として拘束されていた。その目は必死に助けを求めていた──無言のままで。 私がその寂れた土地を訪れたのは、1枚の写真がきっかけだった。数か月前、私はアフガニスタンの首都カブール(Kabul)の外交機関が集まる地区で、旧支配勢力タリバン(Taliban)がまたも夜通し行った攻撃を取材し、明け方眠気と闘っていた。椅子にだらしなく腰掛けて目をこすりながら、カブール支局の有能な同僚、ワキル・コーサル(Wakil Kohsar)が撮影してきた写真を確認していた。 その中の1枚の写真で目が覚めた。自爆攻撃を行い、体の一部が吹き飛んだ実行犯の一人の遺体の横で、アフガニスタン兵が片足を上げ、そのブーツが宙に浮いている。兵士は遺体を足蹴(あしげ)にしたと

マレーシア・クアラルンプール郊外のイスラム学校で学ぶ少女(2014年10月17日撮影、資料写真)。(c)AFP/MOHD RASFAN 【8月4日 AFP】マレーシアで、14歳の少女をレイプしたとして訴追された男が、被害少女と結婚したことにより刑罰を免れた。同国の活動家らは4日、法改正を求めて怒りの声を上げた。 ニュースサイトのボルネオポスト(Borneo Post)によると、同国ボルネオ(Borneo)島サラワク(Sarawak)州の裁判所は先週、2人の婚姻が証明されたため「訴追手続きをこれ以上進める必要がなくなった」と判断を下した。 被害少女は現在15歳。20代のアフマド・シュクリ・ユスフ(Ahmad Syukri Yusuf)容疑者に昨年、2回にわたってレイプされたとされている。マレーシアではレイプの罪には最高30年の禁錮刑とむち打ちの刑が科される。 活動家らは、保守的なイスラム教徒

もし目の前で性犯罪、もしくは性犯罪と疑われることが起こった場合、あなたはどのように対処するだろうか。実際に起こったケースから、その対応を考えてみたい。 「痴漢」と聞いたときに、その発生場所について「電車内」と想像する人が多いだろう。 実際に、迷惑防止条例違反で摘発された痴漢の場所別割合は、「電車」(54.0%)「駅」(18.2%)。しかし一方で、「店舗内」(11.4%)「商業施設ビル」(1.7%)でも起こっている。 強制わいせつ(下着の中に手を入れる、陰部を押し付けるなどの犯行)については、「道路上」の割合が最も多く、32.7%。一方で割合は少ないが、「飲食店」(1.5%)「商店」(1.4%)。※「都内における性犯罪(強姦・強制わいせつ・痴漢)の発生状況(平成27年中)」 (警視庁) 痴漢(迷惑防止条例違反)の場所別発生状況(警視庁HPより)※警視庁HP「都内における性犯罪(強姦・強制わい

スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」のプレー中の画面。米カリフォルニア州サンガブリエルで(2016年7月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/Frederic J. BROWN 【8月2日 AFP】世界各地でブームとなっているスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(PokemonGo)」をめぐり、米ニューヨーク(New York)州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事は1日、性犯罪者の利用を禁止する命令を出した。ゲームを通じて子どもに近づき、被害を与えるのを防ぐ狙い。 ニューヨーク州には現在、仮釈放中の性犯罪者が3000人近くいる。クオモ知事はこれらの人がポケモンGOや、インターネットに接続して遊ぶ同様のゲームのダウンロード・アクセス・利用を禁じるよう州の矯正当局に命じた。 声明でクオモ知事は「ニューヨークの子どもたちを守ることは最優先事項であり、テクノロジーの進化を

アフガニスタン南部ウルズガン州の州都タリンコートにある検問所で取材に応じる警察幹部(2016年4月28日撮影)。(c)AFP/RATEB NOORI 【6月29日 AFP】(写真追加)アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)は同国南部で、警察に内部から壊滅的な攻撃を仕掛けるために子どもの性奴隷を使っている。現地語で「少年遊び」を意味する「バチャ・バジ」と呼ばれる慣習を利用して、性的対象となるような少年を警察に潜り込ませ攻撃させていると、複数の関係者や生存者がAFPに語った。 古くから続くこの慣習はアフガニスタン全土に存在するが、最も定着しているのは南部のウルズガン(Uruzgan)州だろう。同州ではひげのない少年たちが、大きな権力を持つ警察幹部らの性欲の対象になっている。 タリバンが警察内部に入り込む攻撃のためにこうした少年を使っているのはこの2年ほどだ。州当局によると今年1月

オーストラリア・シドニーで開かれた、「児童性的虐待への機関の対応を調査する王立委員会」による豪軍への公聴会で発言するアンガス・スチュアート弁護士(2016年6月21日撮影)。(c)AFP/ROYAL COMMISSION INTO INSTITUTIONAL RESPONSES TO CHILD SEXUAL ABUSE/JEREMY PIPER 【6月21日 AFP】1960年代から80年代にかけてオーストラリア軍に所属した10代の訓練兵たちが、入隊の際の「通過儀礼」的な習わしとして互いを強制的にレイプさせられていたことが、児童の性的虐待に関する公式調査の結果として21日、明らかにされた。 豪政府が児童に対する性的虐待疑惑を調査するため2013年に設置した「児童性的虐待への機関の対応を調査する王立委員会(Royal Commission into Institutional Respon

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