沖縄県沖縄市で外国人風の少年らによる路上強盗事件が発生し、県警が強盗容疑で少年2人の逮捕状を取ったことがわかった。1人は沖縄の米陸軍兵の息子(16)で米軍基地内に住んでいるため、県警は1日に逮捕状を取って米軍に身柄の引き渡しを求めているが、米軍は応じていない。 県警によると、2人は4月29日、沖縄市の路上で同市の無職少年(15)を羽交い締めにしてナイフを突きつけ、携帯電話などを奪った疑いがある。外国人風の少年数人が現場から逃走し、県警は米軍の協力も得て容疑者2人を特定した。もう1人の容疑者は在沖米空軍兵の息子(15)で米軍基地内に住み、県警は4日に逮捕状を取って米軍と身柄引き渡しの交渉中という。 日米地位協定は米軍人の家族の逮捕について日米が相互に援助するよう定めており、県警は日本側に裁判権のある今回の事件で、米軍に対し2人の速やかな引き渡しを求めている。 この事件に関し、民主党の岡
秋田県大館市比内町大葛で先月14日、米軍機が低空飛行した直後、養鶏場鶏舎内で比内地鶏86羽が折り重なるように死んでいた問題で、被害を受けた養鶏業者(49)が今月上旬、米軍に対し約9万4500円の損害賠償を求める書類を防衛省東北防衛局に提出した。 同防衛局は、現地での聞き取りや文献調査の結果、「騒音や振動に驚くと1か所に集まる地鶏の習性による事故で、低空飛行と地鶏の圧死には因果関係が認められる」と判断しており、今後は、日米地位協定に基づき、米軍側と補償に関する協議を続ける。 養鶏業者は「同様の被害を起こさないため、飛行コースを変えるなどの対策を取るべき」と話している。
那覇市でタクシー運転手から現金を奪ってけがをさせたとして、強盗傷害、銃刀法違反罪に問われた在沖縄米海兵隊牧港補給地区所属の1等兵少年(19)に対する裁判員裁判が24日、那覇地裁(鈴木秀行裁判長)で始まった。検察側は冒頭陳述で「特殊部隊に入るため精神力や行動力をアピールしようとタクシー強盗を計画した」と1等兵の動機を明らかにした。米軍普天間飛行場移設で揺れる中、1等兵の動機は波紋を広げそうだ。米兵が被告の裁判員裁判は全国で初めてとみられる。 公判で1等兵は「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は冒頭陳述で、補給部隊に所属していた1等兵が特殊部隊への異動希望を上司に伝えた際「最低でも1年以上はかかる」と告げられた経緯を説明。動機の発端が1等兵の異動希望だったことを明らかにした。 また、検察側による証拠の説明では、1等兵が09年2月に沖縄に赴任した際の部隊教育で「(米兵の)タクシー強盗が
東京都武蔵村山市で8月、故意に張られたロープでバイクの女性(23)が転倒し重傷を負った事件で、警視庁が立件する方針を固めている米兵の子4人の身柄の引き渡しについて、米軍側から協力が得られていないことが捜査関係者への取材でわかった。同庁は11月24日に殺人未遂容疑で4人の逮捕状を取ったが、1日に有効期限が切れたため更新した。 組織犯罪対策2課や捜査関係者によると、4人は在日米軍横田基地所属の米兵の子で、15〜18歳の少年少女。うち2人が基地内に住んでいるため、同庁は日米地位協定に基づいて米軍側に身柄の引き渡しを求めていた。同庁は引き続き米軍側に協力を求めていく。 事件は8月13日午後11時半ごろ、武蔵村山市伊奈平1丁目の市道で発生。同市内に住む会社員の女性がバイクを運転中、道路を横切って張られたロープにバイクが引っかかり、転倒した。現場周辺の防犯カメラの映像などから、4人が現場にいたこと
沖縄県警沖縄署は11日、中学3年の少女(14)を暴行したとして、強姦(ごうかん)の疑いで米海兵隊キャンプコートニー所属の2等軍曹、タイロン・ハドナット容疑者(38)=同県北中城村島袋=を逮捕した。「押し倒したりキスしたりしたが、暴行していない」と容疑を否認している。 調べによると、ハドナット容疑者は10日午後10時半ごろ、同県北谷町北前の公園前路上に止めた車の中で少女に暴行した疑い。 同署によると、ハドナット容疑者は同8時半ごろ、沖縄市の繁華街で、アイスクリーム店から出てきた3人連れの少女たちに声を掛け、5分ほど会話した。うち1人の少女が自宅へ送ってもらえると思いバイクに同乗したが、基地外の容疑者宅へ連れて行かれ、キスやわいせつな行為を迫られた。 怖くなって泣きだした少女を、ハドナット容疑者は「家に送ってあげる」と車で連れ出した後、車内で暴行したという。 途中、心配した友人が何度も少女に電
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