【※追記】 「境界のないセカイ」はKADOKAWAさまの月刊少年エースに連載移籍が決まり、単行本もKADOKAWAさまから発行されることになりました。 応援下さいました皆様、ありがとうございました! 「境界のないセカイ」は本日公開の第15話をもってマンガボックスさんでの連載を終了することになりました。 これまで本作を楽しみにして下さっていた皆様、力及ばず申し訳ありません。 この先話が長くなるのでまず要点を先に書きますと。 ①「境界のないセカイ」の講談社からの単行本発売はなし ②「境界のないセカイ」のマンガボックスでの連載は15話で打ち切り ③「境界のないセカイ」企画の再建先を募集中 ④「境界のないセカイ」以外でもお仕事募集中 ……ということです。 連載中止の理由ですが、講談社さんからの表現上の問題から単行本発売中止決定し、これによりマンガボックスさんが本作で収益をあげられる見込みがなくなっ

印刷 メール 電子化 マンガ家VS出版社 「著作隣接権」めぐり火花電子書籍時代をにらみ、出版業界が著作権に似た新たな権利を求め、マンガ家から反対の声が上がっている。出版社はネット企業と作家が直接結びつくことを恐れ、マンガ家は著作者としての権利が弱まりはしないかと懸念する。 出版社側が求めるのは、「著作隣接権」という、著作物を流通させた人や団体に与えられる権利だ。 例えばCDなら、著作者である作詞家や作曲家とは別に、歌手やレコード会社などに認められる。 書籍の場合は、最終的な出版物の元となる原版、いわゆる「版面」について出版社が持つ権利を想定する。現在は、書籍をスキャンして配信した海賊版があったとしても、著作者の権利侵害にはなるが、出版社は権利を主張できない。隣接権が認められれば、出版社が直接差し止めを求められる。 これに対し日本漫画家協会は4月、「現段階での出版社への隣接権付与については

伝説の「ジャンプ」 仙台の書店主が集英社に譲渡 店内で当時の様子を語る塩川さん。「伝説のジャンプ」ゆかりの店として訪れるファンもいるという=仙台市青葉区の塩川書店 「読めます!!」の文字が躍る貼り紙=3月28日 東日本大震災で物流が止まり本が入らなかった時期、仙台市内の書店で子どもたちが夢中になって読んだ「少年ジャンプ」が、出版元の集英社で大切に保管されている。店主は年の瀬に「子どもたちを元気づけたい一心だった」と振り返る。 塩川書店五橋店(青葉区)の塩川祐一さん(48)は、3月11日の震災から3日後、在庫だけで店を再開した。近所の人に「テレビは悲惨な映像ばかり。子どもに漫画や絵本を見せたい。いつ開くの」と尋ねられたのがきっかけだった。 店は新刊漫画を求める客が後を絶たなかった。特に「ワンピース」などを連載する少年ジャンプ目当ての人が多かった。 「伝説のジャンプ」が生まれたのは21日
■編集元:ニュース速報板より「アダルト出版業界「秋田書店の『チャンピオンREDいちご』を廃刊にするのが条件」 都条例・自粛案に反発」 1 名無しさん@涙目です。(関西地方) :2011/04/12(火) 20:47:04.39 ID:Z7YgMleg0● ?2BP 4/12 08:00 「18禁でしょうか? いいえ誰でも」ついにロリマンガ消滅へ 業界団体が示した「自粛案」の苛烈さ 7月からの改定・東京都青少年健全育成条例(以下都条例)全面施行を前に、出版業界内部で成年向けエロマンガを含めたロリコンものの自粛に向けた取り組みが計画されていることが明らかになった。 一部の出版社からは反発の声も挙がっており、対立は深刻になっている。 新たな自粛の取り組みは、業界団体・出版倫理協議会(以下、協議会)が設けた 「児童と表現のあり方検討委員会」の席上で示されたもの。 自粛案は「出版倫理
松田未来 「夜光雲のサリッサ」第14巻発売! @macchiMC72 某所の記事で、サンデーがついに65万部をきったという事を知る。確か自分が世話になっていたころは100万部いってた筈なんだけど…。それより元担当が編集長になってた事に驚きましたよ(^^; 2010-11-09 06:24:19 松田未来 「夜光雲のサリッサ」第14巻発売! @macchiMC72 サンデー凋落の原因は新人育成のサイクルを自分で断ち切ったことだと思う。丁度自分が増刊での連載を獲得した前後から、増刊連載作品の単行本化をしない方針に変わった。 2010-11-09 06:29:03 松田未来 「夜光雲のサリッサ」第14巻発売! @macchiMC72 これは新人の作家にとってとてつもないダメージであると同時に、これから漫画家を目指そうと言う志望者に対しての最悪のメッセージだったと思う。月刊誌の増刊で連載→単行本の

AmazonKindleやAppleのiPadなど、電子書籍に関する動きが今年に入ってから盛んだ。そんな中、1月下旬にKindle Store初となる日本語マンガ「AOZORA Finder Rock(青空ファインダーロック)」が登場し、Kindleへのダウンロードが可能になった。 著者はコミックバーズの「大東京トイボックス」などで知られるうめ氏。今回は、2人の漫画ユニット「うめ」として活動し、原作/演出を担当する小沢高広氏に、Kindle DTPでの電子書籍出版のきっかけや経緯、さらには現在のマンガ業界が抱える問題点、今後のマンガ家と出版社の関係などについて聞いた。 後編「僕から出版社にお金を分配する未来――電子書籍出版秘話」 最初は出す気も何にもなかった 誠 Biz.ID 早速ですが、うめさんはマンガ家さんの中でもちょっと先を行く、新しいことにチャレンジされる傾向が強いという印象を受

現在コメント掲示板の「たけくま同人誌計画」のスレッドで、同人誌と商業誌の関係をめぐる議論が続いています。俺も参加しているのですが、ISBNコードを付けた本はコミケでは扱えない(商業誌と見なされるため)という話題から、商業雑誌が売れていない現状の話、雑誌の未来についての話題にシフトしてきています。 http://www2.atchs.jp/test/read.cgi/takekumamemo/136/122-134 ↑たけくま同人誌計画・コメント掲示板での議論(抜粋) これについては近いうちに自説を書きたいと思っていましたので、ちょうどいい機会です。これは同人誌ネタだけにとどまらない、マンガ雑誌全般の議論になる話題だと思いますので、スレッドを分ける意味でも新エントリを立てたいと思います。 俺がかねてから主張しているように、マンガ雑誌は売れていません(正確には、売れても儲からない価格設定になっ
「金色のガッシュ!!」訴訟で表面化 人気コミック『金色(こんじき)のガッシュ!!』(雷句(らいく)誠作、小学館)の原画紛失を巡る訴訟が発端となって、ネットなどでマンガ家と編集者の関係を問い直す議論が広がっている。これまで表に出ることの少なかった製作現場の軋轢(あつれき)が巻き起こした波紋を追った。(佐藤憲一) 『―ガッシュ!!』は、魔物の子と天才中学生の少年が魔界の王を決める戦いに挑む物語。アニメ化もされ、単行本33巻の累計発行部数は2200万部を超える。昨年末、小学館の「週刊少年サンデー」で7年間の連載が終わったが、編集部に預けていたカラー原画5枚を紛失されたとして、今月6日、雷句さんが慰謝料も含め330万円の損害賠償を小学館に求める訴訟を起こした。 さらに雷句さんは自身のブログで、訴状のほか、カラー原画5枚の紛失に対し小学館が提示した総額が50万円と安かったことへの不満や、歴代の編集者
マンガ業界の構造改革論をぶちあげる方も何人かおられるようですが、現実的ではないと思いました。それができるぐらいなら、20年は昔にもう実現しているはずです。 かくいう私はマンガ家でもその業界の人間でもないのであまり偉そうなことは言えませんが、要するに問題は「担当編集者VS作家」で何か行き違いが起きても、最後は編集さんのほうが優位に立って終わり、という力関係にありそうです。 いや、そもそも「編集者」とは一体なんなんでしょう。彼/彼女が何か作家に対して要望や要求をする場合、それは編集部や会社の意思としてそうしているのか、それともあくまで彼/彼女自身の意思なのか。 常識で考えれば、ここにきっちりと線を引こうとするだけ野暮ではあるのでしょう。 ですが、自分自身の意思を「会社の方針です」とか「編集部の方針です」とすりかえてくる場合はどうでしょう。そこに反論しても、「ならばもう仕事あげませんよ」とさらに
narratio雑考雑試 (ナッラーティオーざっこうざっし)創作研究の思考実験みたいな場所。 時々ガンダム話。 雷句氏がらみでアクセスが増えたようなので、 アウターガンダムの丸ごと原稿紛失に関して、私の知ってることを まとめていくつか。 「アウターガンダム」はバンダイ刊、サイバーコミックスに掲載されたもので 単行本として出版されました。 最初の単行本はバンダイより出版されました。 編集は初期がガイナックス、後期がスタジオハードMXです。 その後、ネットオークションで一冊8000円~1万円という値動きになり メディアワークスでのガンダム単行本再発売の流れから、 「アウターガンダム」も、ということになりました。 原稿の返却は、編集部解散後の編集プロダクション編集者などに要求していましたが いつまでたっても、ラチがあかないので、バンダイ時代にお世話になった 人達と共に、早稲田の倉庫に直接捜しに行
急に雨降っててびっくりした。 昨日のつづき。 昨日の記事を書いた動機は、「話題になっている編集者は会社員としてもレベルが低いんじゃないか」ということを言いたかったから。自分はマンガ編集業じゃないので、マンガ編集業が通常の企業の会社員とどれほど隔たっているかはわからない。でもマンガ読者ではあるので、マンガ編集業になにか特殊な業種特性があるというのは理解できる。昨日の記事は、だから、話題の編集者を会社員的視点から擁護しようとしたものではありません。そうじゃなくて、話題の編集者の人たちはマンガ編集業(それは会社員的資質とは別の、なにか特殊な技能が必要な技能職)としてダメなだけではなくて、ごく普通の会社員(大卒で名の知れた株式会社に勤めて数年の経験を持つごく一般的な“社会人”)としてもダメなんじゃないですかと言いたいわけです。もっとシンプルに言えば、「会社員なめんな」ということ。 なんでそういうこ

上着はもういらないようだ。 今週はずーっとこの話を追っている。いろいろな立場からのいろいろな感想がいろいろと面白い。 当事者間の感情的行き違いについては、まっとうな大人はコメントしてもしょうがないと思うようで、ビジネスモデル的なことに目がいってる論調が多い。実際、話を深刻にしている原因はそこにありそうだし。出版社の社員編集者が公私を投げ打って作家に尽くすというビジネスモデルは破綻しつつあり、エージェント機能を強化した方がいいんじゃないか、とたけくまメモ(2008.6.13)で読んだ。似たような論調は多のブログでも見かける。非常に納得すると同時に、違和感がある。 だって原稿をなくすのは会社員としておかしいよ?あと漫画家を激高させているのもおかしい。本件を会社員としてみるならば、その取引先との関係が崩れたら自社商品がなりたたないというような取引先をしくじっているということになるのでは?サンデー

先日から、某有名漫画家さんと出版社の問題(原稿紛失に対する処遇に端を発する様々な問題)が一般のニュースでも取り上げられ、話題になっております。 へたに憶測を交えて語っても益がありませんので私はあえて言及しないでおりましたが、昨日はまた、ほかの有名少女漫画家さんも援護射撃をなさっていたようで、大変興味深く拝読しました。 今回の事件はほんの氷山の一角で、漫画業界の一部にそういう問題が昔から根深くあることは事実です。 幸いと言っていいのかどうか、デビュー30年になる私は、今回の事件で語られているようなひどい編集さんには出会ったことがありません。 理由は色々考えられますが、私が特定の出版社で子飼いになっている漫画家ではなく、いわゆる一匹狼というか一匹猫だったことがあるかと思います。 こいつはうちでデビューさせてやったんだ、うちで育ててやったんだというスタンスで付き合われていなかったということですが
西島大介氏のシリーズ作品である「世界の終わりの魔法使い」略してせかまほ。こちらのシリーズの最終3巻の1話と2話の総60ページ分が紛失しまっていて、その模様が雑誌「hon・nin」のVOL.5から西島大介氏本人によりマンガで経緯が連載されていたりする。世界の終わりの魔法使い (九龍COMICS)作者: 西島大介出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2005/02/19メディア: 単行本hon-nin vol.07作者: 宮藤官九郎, 中川翔子,西原理恵子, 町山智浩, 松尾スズキ, 中村うさぎ, みうらじゅん, 吉田豪, 西島大介, リリー・フランキー, 清涼院流水, 天久聖一,西原理恵子, 皆川猿時, 湯村輝彦, 新井英樹, D[di:], 白根ゆたんぽ, 天谷ひろみ, 真木よう子出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2008/06/07メディア: 単行本 そのコミックの中での補償
『スターオーシャン セカンドストーリー』 のキャラクターデザインで知られる月刊少年シリウスにて連載中の人気漫画家こいおみなとさんが自身の掲示板にて、単行本印刷までに至るシステムが杜撰と指摘し、話題を呼んでいる。 以下はその文面。 講談社月刊少年シリウスにて連載中の単行本「アルト」第1巻が 10月23日に正式発売となります。早い所では本日より店頭に並ぶかも しれませんが、単行本1巻表紙にて重大なミスが発覚しました。 講談社コミック事業部も発注ミスにより表紙のPPが「つや消しから」 「艶」に間違えられ印刷されてしまいました。結果色味が薄く デザインも奇妙な物となってしまいました。気のせいか校正刷りより 紙が薄く下地が透けています。 原稿を早目に入稿し色校正を4回やり直して「つや消し」PP向けに 調整しましたがすべて水の泡です。なんと講談社は編集部からコミック 事業部にコミックの仕様を伝える書類
「東京国際ブックフェア」(東京ビッグサイト・8日まで)で、24時間限定で1冊100円で読める電子コミックレンタルサイト「電子貸本Renta!」をパピレスが紹介している。サイトの月間ページビューは約20万。買い切り型よりも割安な点が受け、ユーザーは順調に伸びているという。10~20代のユーザーが多く、ユーザーの約6割が女性だ。 一般の電子書籍はダウンロード・買い切り型が多いが、Renta!はFlashで配信。閲覧権を購入すると、24時間限定でアクセスできる仕組みで、同社は「日本初」としている。 同社が運営する買い切り型のサイト「電子書店パピレス」のユーザーは30~40代の男性が多いが、Renta!は女性ユーザーを取り込もうと、女性向けコンテンツに力を入れた。「ケータイで電子書籍を読む人は10~20代の女性が多い。そんな女性を、PCの電子書籍にも取り込みたかった」(説明員) 狙いは当たり、ユー

かなり以前、コミックレンタルが新古書店の競合となりえるかもということを書いたんだけれど、書きっぱなしだった。その後どうなったか書こうと思って、すっかり忘れていた。いやはや。 で、結論から言うと、レンタルコミックは新古書店の売り上げには特に影響ないです。つーか、今年に入ってむしろ本の売り上げ、上がってるわ。 以前書いたときに出た影響というのも、結局、派手に広告をうった一過性のものだったみたい。 もちろん「今のところ」という言葉を付け加えた方がいいだろうけど。 蔦屋さんが積極的に取り組んでいるようだけれど、新刊書店では影響でてるのかしら? これでもし出ているようだったら、商売としての新刊書店の脆弱さが出てしまっている感じになるのかなぁ?
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