コンビニエンスストアで万引きした疑いで逮捕された、女子マラソン元日本代表選手の原裕美子さんが、現役時代から摂食障害を患っていたことが分かった。万引きは、摂食障害にしばしば伴う問題行動として知られており、専門医は「摂食障害患者の万引きの多くは、症状の1つ」と指摘している。 「体重が減ったら調子がよく……」 私(江川)は22日、勾留先の警察署で、原さんと面会。その際、原さんは京セラに在籍していた時に、摂食障害を発症していたことを明かした。 ストレスからの過食。体重制限もあり、体を重くしないために嘔吐するようになったのがきっかけだった。 名古屋国際女子マラソン優勝、世界陸上6位入賞、大阪国際女子マラソン優勝など、赫々たる成績は、実は過食嘔吐の摂食障害を抱えながらのものだった。 「摂食障害による万引きの典型」と専門医今回の事件現場となったコンビニ。 今回の事件現場は、自宅から車で30分くらいの通り

名古屋に出る?出ない? 陸連と福士陣営の鞘当ては続く リオ五輪のマラソン代表選考が、男女とも迷走状態にある。 福士加代子陣営は大阪国際女子マラソンを好タイムで優勝したにもかかわらず代表内定が得られず、名古屋ウィメンズマラソンにエントリーしたが…… Photo:日刊スポーツ/アフロ 男子は28日の東京マラソンに出場した有力選手がいずれも脱落。日本人1位は8位に入った一般参加の高宮祐樹(ヤクルト)で、タイムも2時間10分57秒という平凡なものだった。 日本陸連の方針では入賞(8位以内)すれば、いち早く内定が出る昨夏の世界陸上で日本勢は惨敗。昨年12月の福岡国際を2時間8分56秒で3位に入った佐々木悟(旭化成)が一応、候補となっているが、陸連が設定した基準タイム2時間6分30秒には及ばない。今度の日曜(3月6日)に行われる最後の選考レース、びわ湖毎日マラソンに出場する選手たちが奮起して好タイムを

第6関門を通過できず、用意されたバスに乗る市民ランナーたち(15日午後1時28分、さいたま市で)=渋谷功太郎撮影 15日に開催された埼玉県内初の国際フルマラソン「さいたま国際マラソン」は、交通や警備で大きなトラブルもなく、無事に終わった。 ただ、フルマラソン「一般の部」は4時間制限で、出場者4952人のうち、1395人が途中で脱落。完走率は男子73・6%、女子56・2%で、7時間制限の東京マラソンなどの完走率を大幅に下回り、時間制限は次回以降の課題となりそうだ。 「一般の部」のスタートから3時間45分が経過した15日午後1時25分。ゴールの約2・8キロ手前、さいたま市大宮区の県農業共済会館前に設置された第6関門(39・4キロ地点)では、デジタル時計を見ながら、係員が駆け足でコースにロープを張り、通行止めにした。 閉鎖直後に駆け込んだ男性はロープを乗り越えようとして、係員に制止された。第6関
日本陸連は11日、世界選手権(8月、北京)マラソン代表として計6人を発表した。女子は名古屋ウィメンズ3位の前田彩里(23=ダイハツ)ら3人を選び、選考レースの昨年11月の横浜国際で優勝した田中智美(27)を選ばなかった。レース展開などを考慮し、大阪国際3位の重友梨佐(27)が選出されたことに田中の所属先・第一生命の山下佐知子監督(50)は「びっくりした」と驚きの声を上げた。今回の世界選手権は、16年リオデジャネイロ五輪へとつながる舞台。今後の選考方法に改善を求めた。 勝って選ばれなかった。午後1時30分から東京・新宿区内のホテルで行われた日本陸連の代表発表の結果を聞いた山下監督は、意外な結果に耳を疑った。 「びっくりしたというのが率直な感想です。田中は当落線上にいるとは思っていました。ただ重友選手の選考レースの評価でみると、どう考えても田中だと。記録も18秒しか変わらない。最後まで勝負にか

東京・明治神宮野球場をメーン会場として先月二十五日に開かれた「新宿シティハーフマラソン・区民健康マラソン」で、コースを横切ろうとした七十代の女性がランナーと接触、転倒して太ももの骨を折る重傷を負っていたことが分かった。日本陸連は、ランナーとスタッフや一般市民が接触した負傷事故は「聞いたことがない」としている。ランニングブームを受けてマラソン大会は増えているが、安全管理が不十分な大会もあると指摘する専門家もいる。 (宮畑譲) ハーフマラソンは、明治神宮野球場を発着点に、防衛省や新宿御苑を周回するコースで行われた。大会を主催した「新宿未来創造財団」によると、女性はレース途中、ランナーの集団が途切れた際に日本青年館脇にある横断歩道を渡ろうとして、走ってきた男性ランナーと接触して倒れたという。
飲料大手のカゴメ(名古屋市)は24日に開かれる「東京マラソン」で、ランナー向けに3万6千個のトマトを無料で配る、と発表した。カゴメの研究で、トマトジュースには運動時の疲労を和らげる効果があることが判明しており、無料配布で「マラソンにはトマト」をPRしたい考え。 カゴメはトマトジュースの運動時の効用をランナーに浸透させようと、今月から皇居周辺のランナーが利用する施設で、トマトジュースを無料配布している。 東京マラソンで配るのはジュースではなく、中型トマト(4千個)とミニトマト(3万2千個)。スタート前とゴール後、4カ所の補給所で配る。参加予定者は3万6千人で、1人1個食べられる計算だ。 マラソンで配られる食品は、素早く栄養補給ができるバナナが一般的。東京マラソンでは米食品大手のドールが昨年バナナを配っており、今年も配る予定。カゴメは今回が初提供で、バナナかトマトどちらを選ぶか迷うランナ
【北京=五十嵐文】25日に北京で開催される北京国際マラソンで、主催者の中国陸上競技協会が日本人の参加をいったんは排除。北京の日本大使館から「日本人も受け入れるべきだ」と抗議を受けことなどから、10日深夜(日本時間同)、受け付けを始めた。 北京では9月に日本政府の尖閣諸島国有化に対する大規模な抗議デモが発生しており、関係者によると主催者側は当初、「安全上」の措置だと説明していた。同協会の沈純徳副主席は中国メディアの取材に対し、「北京マラソンは一貫して開放的に各国・地域の参加を歓迎しており、日本人選手の参加を拒否したことはない」と話しているが、ネットでは「国際大会にもかかわらず、非常に狭い了見だ」などの批判が出ている。 北京マラソンに参加するには公式ホームページからの登録が必要。8日に登録が始まったが、国籍を選択する欄に「日本」の国名はなく、日本人の登録が出来なくなっていた。 同マラソンは19
<福岡国際マラソン>◇4日◇平和台陸上競技場発着(42・195キロ) 市民ランナーの星、川内優輝(24=埼玉県庁)が、ロンドン切符の最有力候補に躍り出た。五輪代表選考レースの第1弾。20キロ過ぎから1度は遅れながら、驚異的な粘りで今井正人(27=トヨタ自動車九州)とのデッドヒートに打ち勝ち、日本人トップとなる2時間9分57秒の3位でゴールした。それでも来年2月の東京で今度は記録に挑む考えを強調。日本陸連の常識をぶち壊す選考レース再挑戦で、日の丸を背負って戦う意気込みをアピールした。 川内の快走に陸連幹部が困惑した。河野匡強化副委員長は「日本人特有の粘りを見せ、チャンスで自分から仕掛けた」と合格点を与えながら「強いか弱いか正直分からない。五輪を考えると内容は厳しい」と話した。川内の東京出場に対しても戸惑う。選考レースの日本人最上位者が、別の選考レースに出ることが異例。さらに東京で失速すれば、

印刷 関連トピックス熱中症新東名マラソンの給水状況 静岡県富士市などで20日にあった「ふじのくに新東名マラソン」で、給水地点の水が尽き、参加ランナーの一部が最長で17キロにわたって水分補給ができなかったことがわかった。脱水症状を訴えるランナーが相次ぎ、大会を公認した日本陸上競技連盟は「生命に関わる、絶対あってはならないこと」として調査に乗り出す。 ■紙コップもトイレットペーパーも 新東名マラソンは、建設中の新東名高速道路を使い、静岡県や静岡陸上競技協会などで組織する実行委員会が主催した。駿河湾沼津サービスエリアを基点に、42.195キロのフル、10キロ、5キロ、2キロに計約1万人が参加した。 トラブルがあったのはフル部門(制限時間7時間)。実行委によると、7カ所の給水地点のうち、23.5キロ地点と27キロ地点でスタートから約3時間後、用意していた水がすべて尽きた。ゴール地点などから水
大阪市立咲くやこの花高校(大阪市此花区)は17日、総合学科2年生の女子生徒(17)が5日の保健体育の補習授業でランニング中に倒れ、17日に死亡したと発表した。死因は重症の不整脈という。 同校によると、女子生徒は5日午前9時半前、学校敷地内の1周約500メートルのコースを走り始めた。約5分後、弁当配達業者が玄関付近で倒れている女子生徒を発見。養護教諭が心臓マッサージやAED(自動体外式除細動器)を使用したが意識は戻らず、救急車で病院に搬送された。 補習授業は、3キロの持久走を設定タイム内で走れなかった生徒が対象で、保健体育科の30代の女性教諭が監督していた。女子生徒は1周目を走った後、教諭の問いかけに返事をしたが、2周目の途中で倒れたという。倒れていた場所は教諭から死角になっていた。 女子生徒は、3日に他の生徒5人と補習授業を受ける予定だったが、体調不良を訴え、5日に1人で走っていた。同校に
まだ調子が良くないのでほんの軽くだけ、 人は見たいと思う現実しか見ない(ガイウス・ユリウス・カエサル著・内乱記より) 私もカエサルではありませんから、この言葉が指摘する人になりますが、そんな人間でも普通は見える事があります。3/23付読売新聞より、 女性ランナー輝いた…妊婦さん完走、赤ちゃんも頑張った 3万5000人が都心を駆け抜けた「東京マラソン」。マラソン人気の高まりとともに、女性ランナーも急増している。妊娠7か月の妊婦、発達障害の息子を抱えた母、81歳のおばあちゃん――。風と雨に見舞われた22日、多くの女性もまた、それぞれの思いを胸にゴールを目指した。 出産を今年7月に控えながら、完走を果たした岡田綾乃さん(36)(東京都練馬区)。3年目でようやく出場権を得て、医師と相談して「無理をしない」という条件でスタートした。 途中、おなかが張ることもあったが、沿道では常に、夫の茂樹さん(37
故障のため所属実業団を解雇され、名古屋市の会社で働きながらレース復帰を目指していたケニア出身の男性ランナー2人が今月、名古屋入国管理局に収容された。26日に岐阜県で行われたハーフマラソン大会にエントリーしていたが、走れなかった。名古屋入国管理局は在留資格がないと判断している模様で、最終決定されれば、2人は国外退去となり、日本での競技生活の道を絶たれる。 2人はサイモン・マイナ・ムニさん(30)とジョセフ・モワウラ・カマウさん(20)。 支援する尾張旭ランニングクラブ会長の渡辺隆秀さん(50)によると、サイモンさんは97年、ジョセフさんは03年に来日し、アマチュアスポーツ選手としての在留資格が認められた。それぞれ愛知県と新潟県の実業団に所属、名古屋ハーフマラソン優勝(サイモンさん)、京都ハーフマラソン入賞(ジョセフさん)などの好成績を収めてきた。 しかし、昨年2人とも足を故障して実業団を解雇
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