オーストラリア・シドニーで開かれた、「児童性的虐待への機関の対応を調査する王立委員会」による豪軍への公聴会で発言するアンガス・スチュアート弁護士(2016年6月21日撮影)。(c)AFP/ROYAL COMMISSION INTO INSTITUTIONAL RESPONSES TO CHILD SEXUAL ABUSE/JEREMY PIPER 【6月21日 AFP】1960年代から80年代にかけてオーストラリア軍に所属した10代の訓練兵たちが、入隊の際の「通過儀礼」的な習わしとして互いを強制的にレイプさせられていたことが、児童の性的虐待に関する公式調査の結果として21日、明らかにされた。 豪政府が児童に対する性的虐待疑惑を調査するため2013年に設置した「児童性的虐待への機関の対応を調査する王立委員会(Royal Commission into Institutional Respon

サッカーは誰のものか? サポーターを敵に回した連盟とAリーグ。豪州は“内戦状態” 11月22日、ある新聞記事が豪州サッカー界に大問題を引き起こした。試合への入場禁止処分を受けたサポーターの実名が、顔写真とともに記事内に掲載されたのだ。外部からの“嫌がらせ”に対し、豪州サッカー界はどのように戦っていくべきなのだろうか。本来であれば、2連勝に終わったサッカルーズのW杯2次予選11月シリーズのレビューと豪州サッカーのここ10年の進歩について、ポシティブな記事を書こうと思っていた。しかし、ここ数週間のAリーグ周辺の騒動を見るにつけ、さすがにこれについて書かずにやり過ごすわけにはいくまい-そう判断、急遽、今回の原稿を差し替えることにした。 もともと11月は豪州サッカー界にとっては、良い月になるはずだった。10年前の2005年11月16日、サッカルーズは、ジョン・アロイージ(現ブリスベン・ロア監督)

(CNN) オーストラリアでこのほど、病気の子どもたちのためのチャリティー活動に携わった格闘家が、病院を訪問して子どもたちと直接会うイベントへの参加を断られる出来事があった。同格闘家の所属する団体が、病院のある西オーストラリア州で禁じられた「金網」の中での試合を行っているというのが理由だ。 病院への訪問を断られたのは、「ザ・ハルク」のニックネームで知られる総合格闘家のソア・パレレイさん(38)。米国の総合格闘技団体、UFCに所属する選手で、過去3度ワールドチャンピオンに輝いている。 パレレイさんは元ラグビー選手のマット・フラーさんと組んだチャリティー企画でこれまで6万1000豪ドル(約520万円)の寄付を集めた。寄付金を受け取る施設には西オーストラリア州のパースにあるプリンセス・マーガレット病院も含まれているが、同病院はこのほどパレレイさんに対し、病院で行う写真撮影会に参加しないよう通知。

アボット首相が先日、「ノー・ジャブ、ノー・ペイ(no―jab no―pay)方針」なるものを発表した。簡単に言うと、「子供に予防接種をしない家庭に、政府は児童手当を払いません」という新しい計画だ。与野党が政策作りで常に対立するなか、今回は珍しく超党派の支持を得ているようだ。 新政策が実施されるのは来年1月からの予定で、健康上の理由を示さずに予防接種を受けない家庭は、税制優遇策や児童手当などが受けられなくなる。宗教上の理由もだめだという。手当などの総額は、子供1人当たりで最大年間1万5千豪ドル(約140万円)にのぼるそうだ。 資源ブームが去ったオーストラリアでは、緊縮財政が強いられている。これも財源捻出策のひとつなのだろうか。でも、モリソン保健相は「予算削減とは無関係。純粋な児童福祉政策であり、子供たちの健康のために決めたことだ」と強調している。それなら、なぜ、この時期に打ち出したのだろう。

オーストラリアのクーナバラブラン(Coonabarabran)付近に生え広がった「ダーリングピー(Darling Pea)」(撮影日不明)。(c)AFP/FRANK & MICKY WHITEHOUSE/Susanne Schneider 【6月1日 AFP】昨年大規模な山火事に見舞われたオーストラリアのニューサウスウェールズ(New South Wales)州で農業を営むトニー・ナイト(Tony Knight)さんは、焼け野原になった牧羊地に紫色の花をつけた植物が一面に生え広がったのを見て、「ヒツジの餌に良さそうだな」と思ったという。 しかしこの「見かけの良い植物」、実は同国に自生するマメ科の通称「ダーリングピー(Darling Pea)」で、栄養価の高い飼料になるどころか、ヒツジの神経系に悪影響を与える有毒物質を含んでいる。この草を食べたヒツジ数百頭が、精神や体に異常を来して死んでいっ

(CNN) オーストラリアのメルボルンで、観光客の女性が携帯電話でフェイスブックに没頭するあまり、埠頭(ふとう)から足を踏み外して冷たい海に転落する騒ぎがあった。 警察によると、転落したのは台湾から観光で訪れていた30代半ばの女性。目撃者の通報で警官が現場に駆け付けたところ、動転した様子で水中でもがいていたという。 女性は自分の足元が見えていなかっただけでなく、泳ぐこともできなかったと伝えられている。約20分後に無事救助された。 警察は、「遺失物届けは不要だった。女性はこの間ずっと、携帯電話を片時たりとも放さなかった」と話している。

英オックスフォード(Oxford)にあるオックスフォード大学(Oxford University)のキャンパス(2012年6月20日撮影)。(c)AFP/BEN STANSALL 【3月21日 AFP】英オックスフォード大学(Oxford University)で、学生約30人が図書館で行ったインターネット発祥の集団ダンス「ハーレム・シェイク(Harlem Shake)」を止められなかった責任を問われた司書が解雇され、学生側が抗議する事態となっている。解雇されたのは同大学セント・ヒルダ・カレッジ(St Hilda's College)大学院生のカリプソ・ナッシュ(CalypsoNash)さん。学生たちは「動画撮影時に居合わせただけで、撮影とは無関係」と、解雇が不当であると主張し、ナッシュさんの復職を訴えている。 先月行われたダンスを撮影した映像は動画投稿サイトのユーチューブ(YouTu

昨年12月、英キャサリン妃(31)が入院していた病院に、エリザベス女王(86)らに成り済まして偽電話をかけた豪ラジオ局のDJ、マイケル・クリスチャンさんとメル・グレイグさんがラジオ局から解雇された。28日、英紙デーリー・テレグラフが伝えた。
日本で製造された豆乳を飲んで健康被害が出たとして、豪州で販売業者などを相手取った集団訴訟が起きている。豆乳に含まれていた昆布の高濃度のヨウ素(ヨード)が原因とみられる。日常的に昆布を食べている日本人には問題ない量でも、摂取量が少ない欧米人では急な過剰摂取で健康被害が起きる可能性があるという。昆布や海藻を食べる日本食は海外でも健康的な食事として注目されるが、専門家は「安易な食文化のグローバル化は避けるべきだ」と警鐘を鳴らしている。(平沢裕子) ◆10人の甲状腺障害 豆乳は豪州の健康食品会社「スパイラル・フーズ」(本社・メルボルン)の依頼で、日本の食品会社「マルサンアイ」(愛知県岡崎市)が製造し、「ボンソイ」の製品名で豪州のスーパーなどで販売。しかし、2009年12月、豪ニュージーランド食品基準局に「高濃度のヨウ素が含まれる」と指摘され、リコール(自主回収)。きっかけは子供1人を含む10人の甲
記録的な熱波に見舞われているオーストラリアでは、18日、南東部を中心に気温が上がり、シドニーでは観測史上最高の45度8分を記録するなど猛烈な暑さとなりました。 オーストラリアでは、18日、記録的な熱波の影響で気温が上昇し、シドニーで午後2時55分に45度8分を記録しました。 これは1939年1月の45度3分を更新し、観測史上最高の暑さとなりました。 この暑さの影響で、市内を走る鉄道ではポイント故障や信号のトラブルなどが発生し、電車の運行に遅れが出ています。 また、熱中症などを訴える人の救急搬送の要請や救急への問い合わせがこれまでに150件以上寄せられました。 さらに乾いた空気と強い風の影響で今月初めに発生した森林火災の火の勢いが増し、東部のニューサウスウェールズ州では、これまでに70か所以上で新たな火災が発生して、住宅が焼けるなどの被害も出ていて、一部の住民は避難しています。 19日は、地
トラックの荷台に流し込まれる大豆。ブラジル・マトグロソ(Mato Grosso)州で(2012年3月27日撮影、資料写真)。(c)AFP/Yasuyoshi CHIBA 【1月4日 AFP】オーストラリアで販売された高レベルのヨウ素を含む日本製の豆乳を飲んで健康被害を受けたとして、約600人が豪販売会社を訴えている集団訴訟で、原告側代理人は3日、訴訟対象を日本の製造会社と輸出業者にも広げたことを明らかにした。 問題の製品は、豪食品会社スパイラル・フーズ(Spiral Foods)が「ボンソイ(Bonsoy)」の製品名で販売していた豆乳。成人向け基準値の7倍ものヨウ素を含んでいることが豪当局の調べで分かり、2009年後半にリコール(自主回収)されている。 原告側代理人を務めるモーリス・ブラックバーン法律事務所(MauriceBlackburn Lawyers)によると、リコールまでの約6年

動画共有サイトのユーチューブ(YouTube)にコメディアンのマイク・ネイナ(Mike Nayna)氏が投稿した画像に映った、路線バス内でフランス人女性に暴言を吐く男(2012年11月22日撮影)。(c)AFP/AFP/CHECKPOINT COMEDY/MIKE NAYNA 【11月22日 AFP】豪メルボルン(Melbourne)の路線バスの車内でフランス語の歌を口ずさんだフランス人女性に対し、複数の乗客が人種差別的な暴言を吐き脅迫する映像が動画共有サイトのユーチューブ(YouTube)に投稿され、地元警察当局は22日、捜査を開始したと発表した。 このフランス人女性は友人たちとともにビーチで1日を過ごし、バスに乗って帰る途中、母国語のフランス語で歌い出した。すると、乗り合わせていた乗客のうち数人が、女性らに向かって大声で暴言を吐き始めた。 1人が「英語を話せ、話さないなら死ね」と食って

(CNN) オーストラリアの格安航空会社(LCC)エア・オーストラリアが17日、運営資金繰りに行き詰まって経営破綻(はたん)して運航を即時停止したため乗客約4000人が世界各地で立ち往生する騒ぎとなった。 管財企業の任意管理下に置かれることになったが、同航空の報道担当者は短期、中期的に運航再開の見通しはないとし、乗客に対し別の便を確保することなどを求めた。 管財企業と同航空は共同声明で、手持ちの運営資金が払底したため運航便を即時停止すると述べた。管財企業によると、運航中止で約4000人の乗客が米ハワイ、タイ、インドネシアやオーストラリアで取り残された。 タイのリゾート地プーケット島に新婚旅行に出掛け、荷物が航空機に積まれた後、空港に留め置かれている夫婦もいる。夫でオーストラリアの会計士は、同航空の経営破綻は航空燃料の支払いに窮したのが引き金になったとみている。 今後の運航便については約10
ニューデリーのオーストラリア大使館前で1月27日、オーストラリアでのインド人襲撃に抗議し、警官ともみ合う学生ら=ロイター 【シンガポール=塚本和人、ニューデリー=武石英史郎】オーストラリアでインド系住民が襲撃される事件が相次ぎ、インド側は「人種差別が背景にある」として激しく反発。豪州側は事件と差別との関連を否定して沈静化に躍起だが、両国民の感情対立は深まるばかりだ。 警察当局によると、1月2日夜、メルボルン市内の公園でインド人男性(21)が出勤途中に刺殺された。12日には同市内でインドの主要宗教の一つシーク教の寺院が放火され、21、22の両日にもブリスベンでインド人のタクシー運転手らが襲われる事件が相次いで起きた。 豪州では特に2008年以降、メルボルンやシドニーなど大都市を中心にインド系住民を狙ったとみられる襲撃事件が続発。メルボルンのあるビクトリア州だけで、08年に1400人余り
オーストラリアのビクトリア州の州都、メルボルンにあるヴィクトリア州立図書館がすごい。 まず、外観が素晴らしい。神殿か?ここは。 建物内の雰囲気だけでも十分良いのだけど、設備がヤバい。 入り口を入って、すぐの広間にはかなりの数のPCが。ぱっとみただけでも60台以上の無料で使えるPCが。もちろんネット接続あり。 一応15分まで、ということになっているが、特に制限はなさそう。 WLAN完備で持ち込んだノートPCを使うことができる。 流石に回線は早くはないけど、普通に使うには十分。 さらにすごいのは、ゲームルーム?があること。 みんなでテレビゲームをやったり、 でっかいチェスをやったり、、、 ここはGoogleオフィスか? こんなすごい施設が、住民だけじゃなく旅行者も含めて誰もが 自由に使うことができる。 これはすごい。 日本にもこんな図書館があったら良いのになぁ。

オーストラリア中部の砂漠地帯にあるウルル(エアーズロック、Uluru)と近くの町や空港(2007年2月16日撮影。資料写真)。(c)AFP/TorstenBLACKWOOD 【6月13日 AFP】豪ウエスタンオーストラリア(Western Australia)州で前年1月、酷暑の日に護送車で移送されていた46歳の男性が「熱死」したことをめぐって、遺族らは13日、訴訟を検討していることを明らかにした。 検視官は12日、死亡した男性に対する対応が非人道的で「恥ずべきこと」だったとして非難し、検察に対し刑事責任の追及を求めるべきだと語った。 死亡した男性は、オーストラリア先住民アボリジニのワード(Ward)さん。文化的な理由により名前は明らかにされていない。前日に飲酒運転で逮捕されたワードさんは、炭坑の町ラバートン(Laverton)からカルグーリー(Kalgoorlie)の間360キロの距離

今年の2月7日前後に、オーストラリアのヴィクトリア州で大規模な山火事(ブッシュファイア)が同時発生し、200人近くが死亡、約500人が重軽傷を負い、約2,000世帯が住まいを失うという大惨事がありました。 私が当地香港で所属するラグビー・クラブには多くのオーストラリア人がいるので、あの時期は、「(家族や友人は)大丈夫だったか?」というのが挨拶代わりになっていました 。 幸い私の周りには、身内や知り合いに直接被害を受けた人はいませんでしたが、知り合いのオーストラリア人弁護士が吐きすてるように言った次の言葉が印象に残りました。 「バカなグリーニーたち(Greenies=環境保護主義者)の責任だよ。」 どういうことか聞いてみると、つまり次のようなことだったのです。 主に中国経済に牽引され好景気が続いたオーストラリアでは、ちょっとした不動産ブームがすすみ、ここ数年間に郊外エリアの外環部での宅地造成

■世界遺産に暮らしPR 世界遺産、オーストラリア(豪州)・グレートバリアリーフにあるハミルトン島に半年間暮らしながら、リゾートの魅力をPRしてみませんか。報酬は総額15万豪州ドル(約1000万円)-。クイーンズランド州観光公社が1月に募集した、こんな豪勢な「島の管理人」の最終選考に1人の日本人が残っている。東京都内のIT企業に勤める小林美絵子さん(31)。世界中から3万人超の応募があった超難関で、小林さんは5月に決まる1人の採用枠を目指し、夢を膨らませている。(安田幸弘) ≪金融危機の中で≫ 観光公社が募集したのは「アイランドケアテイカー(島の管理人)」。「ザ・ベスト・ジョブ・イン・ザ・ワールド」と銘打ち、1月からインターネット上で募集を始めたところ、締め切りまでの約1カ月の間に、日本からの約500人を含む世界22カ国から約3万5000人の応募があった。 「金融危機のニュースが世界中に流れ
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