負傷者を搬送する救急車、伊南部ブリンディシにて(2014年12月28日撮影、参考写真)。(c)AFP PHOTO / CARLO HERMANN 【12月22日 AFP】イタリア南部シチリア(Sicily)島の警察当局は21日、末期患者3人を殺害し、マフィアがらみの報酬を受け取った容疑で救急隊員の男(42)を逮捕した。同様の事件で他にも複数の救急隊員が警察の取り調べを受けており、犠牲者は50人近くに上るのではないかとみられている。 男は末期患者らを病院から自宅に搬送する救急車の中で患者の血管に空気を注入した疑いが持たれており、同島カターニア(Catania)で逮捕された。テレビ番組内で事件を明らかにしたマフィアの元メンバーによると、男は1人殺害する度に報酬として300ユーロ(約4万円)を受け取っていたという。 また、同様の事件で別の救急隊員2人も警察の取り調べを受けており、これらの疑惑は

(CNN) イタリアの最高裁判所は10日までに、公の場での性的な自慰行為は未成年者が面前にいない限り、犯罪ではないとの判決を下した。 同国南部シチリア島のカターニア市で69歳男性がこの種の行為で逮捕され、最高裁に控訴したことを受けた判断。未成年者がいない公の場所での自慰行為は、昨年修正された刑事法でもはや刑罰の対象にならないとの規定を踏まえたもの。 未成年者の面前で犯した場合は、最大で禁錮4年6カ月の処罰となっている。 最高裁の法廷文書によると、男性は昨年5月、カターニア大学のキャンパス内で学生を前にしてオナニーを行って逮捕され、禁錮3カ月と罰金3200ユーロの有罪判決を受けていた。 男性の弁護士がその後、最高裁に控訴し、判決は今年6月に出されていたが、その内容は最近になって初めて明らかになっていた。 最高裁による今回の判断を受け、男性の審理はカターニアの地方裁判所に差し戻され、焦点は行政

伊ナポリの警察が押収したマフィア「カモッラ」が所有するリムジン(2011年3月15日撮影、資料写真)。(c)AFP/DIREZIONE INVESTIGATIVA ANTIMAFI 【6月28日 AFP】イタリア南部の街ナポリ(Naples)でパンを売り買いしたければ、行けるところは一つしかない──しかも、何も断らないほうがいい。 ナポリの警察当局は27日、同市のパン業界を長年にわたって仕切ってきたマフィアの一味とみられる24人を逮捕したと発表した。 ナポリ北部一帯ではスーパーマーケットから露店商まで、パンを扱うすべての業者は犯罪組織「カモッラ(Camorra)」が仕切る製造所からパンを購入することを強いられてきた。断れば「それ相応の報い」を受けることになったという。警察によれば、カモッラはパンの値段を一般市場よりも高く設定していた。 ナポリのカモッラは、シチリア(Sicily)のコーザ・

イタリア・ローマのカピトリーノ美術館に展示されているビーナス像(2016年1月26日撮影)。(c)AFP/FILIPPO MONTEFORTE 【1月27日 AFP】イタリアを訪問中のハサン・ロウハニ(Hassan Rouhani)・イラン大統領が、首都ローマ(Rome)の美術館でマッテオ・レンツィ(Matteo Renzi)伊首相と会談した際、イタリア政府がロウハニ大統領に対する配慮として、館内に展示されている裸像作品を覆い隠していたことが26日、明らかになった。 両首脳は25日、イタリア企業がイランと170億ユーロ(約2兆2000億円)の事業協力を行うことで合意し、調印式を終えた後、ローマのカピトリーノ美術館(Capitoline Museum)で演説した。 この際の様子を伝える写真の多くは、ローマ皇帝マルクス・アウレリウス(Marcus Aurelius)が馬にまたがっている巨大彫像

イタリアの首都ローマ(Roma)市庁舎で、国外で結婚した同性カップルの婚姻を受理した後、カップルとその子どもたちと話すイニャツィオ・マリーノ(Ignazio Marino)市長(中央、2014年10月18日撮影)。(c)AFP/FILIPPO MONTEFORTE 【11月3日 AFP】イタリアの首都ローマ(Roma)の市長が、政府の命令に背き、外国で登録された同性婚を認知したことで、同国で論争を巻き起こしている。 左派のイニャツィオ・マリーノ(Ignazio Marino)市長は先月中旬、国外で行われた同性婚の国内での認知を定めた4月の画期的な判決に基づき、ベルギーやスペインで結婚した同性カップル16組の婚姻を登録した。 だが、イタリア国内での同性婚は依然として違法であるため、アンジェロ・アルファーノ(Angelino Alfano)内相はローマ県に対し、ローマ市の婚姻登記簿から同性婚を

戦争が奪った24万2567人の命の証し 沖縄「平和の礎」の全刻銘者を新聞紙面に 一人一人の生と死に向き合い、「574文字の壁」を乗り越えた記者たちの3カ月

【ローマ=末続哲也】イタリアのレッタ新政権が「同国初の黒人閣僚」としてアフリカ系移民の女性眼科医セシル・ケンゲ氏(48)を移民問題担当相に任命したことを巡り、右翼団体などから人種差別的な中傷が相次ぎ、関係当局が捜査に乗り出す事態になっている。歴史的に長らく移民を海外に送り出してきた同国で、外国からの移民の受け入れをめぐる社会の意識が立ち遅れている実情を浮き彫りにした格好だ。 ケンゲ氏はコンゴ民主共和国出身で、19歳でイタリアに移住。イタリア人男性と結婚し、先の総選挙で中道左派の民主党から下院に初当選していた。 一方、同国の右派系ウェブサイトはケンゲ氏を「コンゴの猿」などと中傷。移民に批判的な中道右派第2政党「北部同盟」のマリオ・ボルゲツィオ欧州議会議員も30日、ラジオ番組で同氏を念頭に「(アフリカは)優れた遺伝子を作れない」と述べた。 新政権は1日、「民族憎悪の扇動」を禁じた法律違反の疑
関連トピックス地震 【ラクイラ=石田博士】300人超が死亡した2009年のイタリア中部ラクイラの地震で、「安全宣言」が被害を広げたとして過失致死罪に問われた学者や政府の担当者7人に対し、ラクイラ地裁は22日、いずれも禁錮6年の有罪判決を言い渡した。 求刑の禁錮4年を上回る重い判決となった。執行猶予はついていない。被告側は控訴する方針を示した。AFP通信によると判決は、市民に地震のリスクを伝えられなかったことを重くみた。 被告は、マグニチュード(M)6・3の地震が発生する直前の「高リスク検討会」に出席した7人。イタリアを代表する国立地球物理学火山学研究所のボスキ所長や、記者会見で事実上の安全宣言をした政府防災局のデベルナルディニス副長官(いずれも当時)が含まれる。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試
309人が死亡、6万人以上が被災した2009年4月のイタリア中部地震で、大地震の兆候がないと判断したことが被害拡大につながったとして過失致死傷の罪で起訴された同国防災庁付属の委員会メンバーの学者ら7人に対する公判が25日、最も大きな被害が出たラクイラの地裁で開かれ、検察側は7人に禁錮4年を求刑した。 地震予知の失敗で刑事責任が問われるのは世界的にも異例。検察側は「委員会の判断が人々の死に結び付いたのは明らかだ」と求刑理由を述べた。 大学教授や地震学の専門家らで構成される同委員会は、数カ月にわたり群発地震が続いていた中部の状況について、09年3月31日にラクイラで開いた会議で大地震に結び付く可能性は低いと報告。これが報道され、安心して避難しなかった多くの住民が6日後に起きた中部地震で死傷したとして、7人が起訴された。(共同)
写真は、イタリア・サルデーニャ(Sardinia)島の北方沖30キロメートルほどの水深1000メートルの海底で発見された第二次世界大戦当時のイタリア軍最新鋭艦で、ドイツ軍戦闘機の爆撃を受け沈没した戦艦「ローマ(Roma)」の主砲の残骸(2012年6月28日撮影)。(c)AFP/MARINA MILITARE PRESS OFFICE/GUIDO GAY 【6月29日 AFP】イタリア海軍は28日、サルデーニャ(Sardinia)島沖で第二次世界大戦中にドイツ軍の爆撃を受け沈没したイタリアの戦艦「ローマ(Roma)」の残骸を発見したと発表した。「ローマ」は日本の戦艦大和を上回る射程距離42.8キロの主砲を備え、当時のイタリア軍の最新鋭艦だった。 発見場所はサルデーニャ島の北方沖30キロメートルほどの水深1000メートルの海底。イタリア人技術者の開発した潜水ロボット「Pluto Palla」が

俳優阿部寛(47)主演映画「テルマエ・ロマエ」(武内英樹監督)が28日(日本時間29日)、イタリアで開催された欧州最大規模のアジア映画祭「ウディネ・ファーイースト映画祭」で、マイムービーズ賞を受賞した。古代ローマ人役の阿部の演技が大受け。韓国、中国などアジア圏10の国と地域から出品された62作品から、インターネット投票によって決まる同賞に選ばれた。製作のフジテレビ映画事業局が進めているイタリア全土での公開に向けて、大きな弾みとなった。 21日に北東部のウディネで行われたプレミア上映会は、爆笑の連続になった。温水洗浄便座で肛門にお湯を浴び、味わったことのない感覚に驚いて奇声を発し、便座を見詰めるシーンには拍手も起きた。1200人収容のメーン会場に観客が入りきらず、急きょ再上映が行われるほどの大盛況。観客の1人は「阿部さんはローマ人くらい顔が濃い。とても日本人とは思えない」と驚きの声を上げた。

仏カンヌでのG20サミット後、記者会見するイタリアのベルルスコーニ首相=2011年11月4日、ロイター 膨大な財政赤字を抱え、債務危機の波及が危ぶまれる南欧諸国の一角、イタリア。その影響は中央官庁を直撃する。発注事業に対する支払いの「滞納」があちこちで起き、契約業者からは不満の声がうずまく。 ローマ市に本社を置く社員60人の電気設備会社の経理部長(50)は匿名で明かす。「遅れたことはなかったのに、9月下旬の支払いがまだない」。発注元はインフラ・運輸省だ。 この会社は各省庁の関連施設の管理を任され、毎月平均5万ユーロ(約535万円)の支払いを受けてきた。同省に問い合わせると担当者はいきなり「お金がないから」と応じた。月末には社員給与や物品費で24万ユーロの現金が必要だが、督促できず困っていると、9月分がほぼ1カ月遅れで、10月19日に振り込まれた。 ローマ市南部の冷暖房管理会社(社員13人)
印刷 関連トピックスギリシャ欧州連合(EU) イタリアのベルルスコーニ首相は4日、財政再建や経済構造改革の進み具合について、国際通貨基金(IMF)の監視を受け入れることを決めた。ギリシャから始まった欧州の政府債務(借金)問題は、ユーロ圏第3の経済大国にまで及び、「債務危機」へと発展した。 ギリシャのように資金支援を受けて救済されるわけではないが、IMFの監視下に入らなければ市場から信用してもらえないところまで追い込まれた。IMFを支える主要7カ国(G7)の国が監視下に入るのは異例だ。 イタリアはすでに、労働市場の柔軟化や年金制度の見直し、国有財産の売却などを内容とする改革案をまとめ、EU各国に伝えている。ただ、金融市場から実行能力を疑われていることから、イタリアの国債価格が急落、金利が急上昇していた。IMFの監視によって財政再建への「お墨付き」を得て、市場に安心してもらう狙いとみられ
1 名無しさん@涙目です。(神奈川県)2011/03/18(金) 23:05:47.89 ID:Q3UhAprr0 ?PLT(12150) ポイント特典 http://www.rainews24.it/it/news.php?newsid=151021 Tokio, 16-03-2011 Roma piu radioattiva di Tokyo. E' la sorpresadelle analisi effettuate dalla squadradella Protezione civileitaliana, composta da sei persone, giunta oggi nella capitale nipponica. I rilievi fatti dai tecnici - comunica l'ambasciataitaliana - danno
難民急増で非常事態宣言=チュニジアから大量流入−伊 難民急増で非常事態宣言=チュニジアから大量流入−伊 【ジュネーブ時事】イタリアからの報道によると、ベンアリ政権が崩壊したチュニジアから大量の難民が地中海を挟んだイタリア南部ランペドゥーザ島に流入し、伊政府は12日、非常事態を宣言した。難民を国内の他の施設に移動させるなど、人道支援に必要な資金も拠出する。 同島はチュニジアから近く、AFP通信によれば、漁船などで不法入国した難民が9日以降、3000人近くに達している。収容施設が足りず、多くが野外で夜を過ごしているという。(2011/02/13-07:10)
【ローマ=南島信也】年金や失業手当などの不正受給がイタリアでも相次ぎ、今年1〜7月だけで1億ユーロ(約108億円)にのぼることが全国社会保障保険公社(INPS)の調査で判明した。受給対象者の死亡後に遺族らが不正に年金を受け取っていたケースも多く、同公社は捜査当局と連携して詐欺行為の摘発に本格的に取り組むという。 イタリアのほとんどの労働者が同公社に加入している。同公社によると、対象者死亡後の不正受給と、企業が労働者を雇用しているかのように偽装して補助金をだまし取ったケースが合わせて6400万ユーロ(約69億円)で、被害全体の7割に達した。 伊南部カターニアでは、95歳で昨年死亡した大おばの遺体を冷凍庫に隠し、大おばが受給していた毎月2千ユーロの夫の遺族年金を1年以上にわたって不正に受け取っていたとして、43歳の男が警察に拘束された。 男は疑われないように大おばの家を毎週2回訪ねるなど
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