話題を独占した買収劇 インターネット検索最大手の米Googleは、通信機器大手のMotorola Mobility Holdings(以下モトローラ)を約125億ドルで買収することを、8月15日(米国時間)に発表した。 買収価格は1株あたり40ドルで、8月12日終値時点のモトローラの株価に約63%のプレミアムを乗せたことになる。また今回は、Googleが従来M&Aでよく使っていた株式交換ではなく、現金で支払われる。モトローラ側の現金を考慮しなければ、今回の買収によって、彼らは手元にある現金及び短期金融資産の1/3強(6月末時点)を使う計算となる。 先週の通信セクターは世界的にほぼこの話題で一色だった。夏の終わりは、バカンスを楽しむ資本家たちに営業をかける時期だけに、景気のいい大型案件は、投資銀行家にとっても格好のセールストークとなったことだろう。 しかしこの買収には、腑に落ちない点がいくつ

米Appleが、「Galaxy Tab 10.1」がiPadのコミュニティーデザイン特許(特許番号:000181607-0001)を侵害しているとしてドイツのデュッセルドルフ地裁に韓国のSamsung Electronicsを提訴していた訴訟で、オランダを除く欧州での同タブレットの販売を差し止める仮命令を獲得した。独通信社DPAが伝えた。AppleとSamsungはAndroid搭載端末をめぐって米国やオーストラリアでも争っており、オーストラリアでは訴訟が決着するまでSamsungの「Galaxy Tab 10.1」を販売しないことで両社が合意している。ドイツでの訴訟では、AppleはGalaxy Tabの販売差し止めのほか、各侵害に対する最高25万ユーロ(約35万ドル)の罰金か、Samsungの幹部の最高2年の懲役を求めているという。

前の記事 日本の不気味な「ヒト」型携帯電話 新iPadがサムスンに与えた衝撃 2011年3月 7日IT コメント: トラックバック (0) フィードIT Charlie Sorrel 「不十分」とされたSamsung社の『Galaxy Tab 10.1』。バルセロナで開催された『Mobile World Congress』で撮影。Photo: Charlie Sorrel韓国Samsung社モバイル部門の副社長(executive vice president)であるLee Don-Joo氏は、新しい『iPad 2』を見て、自社の『Galaxy Tab 10.1』は満足できる水準にないと判断した。「われわれは、不十分な部分を改善する必要がある」と同氏は韓国の聯合ニュースに語っている。 さらにSamsung社は、10インチ型のGalaxy Tab 10.1を、7インチ型より高い価格で販売
クルマや鉄道、バスなどあらゆるモビリティーを連携して移動の利便性を高めるサービス「MaaS(マース)」。自動車メーカーは、MaaSに対する備えを避けて通れない。その普及は、自家用車…続きトヨタ、次世代車みすえ組織改革 2300人から要職登用 自動運転 覇を競う 「水と油」が組む時代 [有料会員限定]
1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く